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 3    96句
作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
梅よりも空の蒼さを讃へをる 落合絹代 雨月 200206  
庭梅にたち代り来る鳥の影 大石英子 春耕 200206  
眦を決して梅を見てをりぬ 冨田正吉 200206  
顔のほか鏡の中は梅の空 冨田正吉 200206  
夕月のしろがねびかり梅盛り 公山礼子 200206  
子と犬と抱き上げ夫婦梅をかぐ 勝野薫 ぐろっけ 200206  
梅の里暮れて火の見の櫓だけ 岸はじめ ぐろっけ 200206  
梅屋敷風抜き穴に犬の鼻 小阪律子 ぐろっけ 200206  
右折して梅左折して鳥羽の海 長田等 200207  
臥龍梅の襖に待ちて寒かりし 大東由美子 火星 200207  
木に登り枝に跨がり梅をもぐ 宮崎紀代子 築港 200208  
伊予簾梅花結びの紐垂るる 山部淑子 200209  
母の日や薬酒に沈む梅一つ 大浦ヤ 帆船 200209  
梅霖や餌台に粟の芽を伸ばす 八木岡博江 酸漿 200209  
折つて来し梅の一枝もてあます 塩川雄三 潮路 200210  
梅に来て両手さびしくなりにけり 加古みちよ 冬菜畑 200301  
比奈夫句碑梅ほころんでゐたりけり 塩川雄三 築港 200302  
梅夕べ紀州の旅の名残とす 稲畑汀子 ホトトギス 200302  
梅散つてなほ凛と立つ古木かな 稲畑汀子 ホトトギス 200302  
梅畑を通つて来たるパイプ椅子 山尾玉藻 火星 200303  
湯島の梅孫にもとめし鷽ふたつ 堀内一郎 あを 200303  
池昏れて鹿の背にある梅明り 吉田康子 青山椒 200303  
さきがけの梅に弥勒の鐘あそぶ 木村仁美 馬醉木 200304  
梅開きマグマの始動疑はず 安達加寿子 200304  
梅の夜の管を通りし母の尿 山尾玉藻 火星 200304  
夜の梅に母に酸素を足しにけり 山尾玉藻 火星 200304  
梅に目を細うし朝の練行衆 朝妻力 雲の峰 200304  
逢ひたしと触れたしと梅真紅なり 朝妻力 雲の峰 200304  
カチューシャの歌流れをり梅二輪 三澤福泉 雲の峰 200304 晋平記念館
新しき野立床几や梅の庭 森脇恵香 雲の峰 200304  
行く程に迷路となりし梅の渓 森脇恵香 雲の峰 200304  
凶と出しみくじを梅にひくく結ふ 堺紀美子 雲の峰 200304  
世も末の梅が枝尖るひゆんと鳴る 中原道夫 銀化 200304  
一木の梅にたれかれ火照りをり 八條凛子 銀化 200304  
山ぐるみ梅の盛りとなつてゐし 塩川雄三 築港 200304  
遠くより梅を見に来て梅に飽く 塩川雄三 築港 200304  
梅苑に立つてはるかな海を見る 青木光子 築港 200304  
病院も梅の大鉢置いてあり 藤居長治 築港 200304  
幼子も梅を見上げて声をあぐ 伊藤三和 築港 200304  
鎮魂の一句を梅ケ枝に結ぶ 山田六甲 六花 200304  
ぱぴぷぺぽ梅にひと世の契り持つ 宇都宮滴水 京鹿子 200304  
悠久のホメロス叙事詩梅明り 泉由秋硯 200305  
棟梁の身軽さ梅を下に見て 泉由秋硯 200305  
ふと梅の気配に見あぐ紀尾井坂 三沢蘭 遠嶺 200305  
心の目開きてよりの梅の風 鈴木輝子 遠嶺 200305  
蔵の屋根に梅より高く人登る 野沢しの武 風土 200305  
雨の日の里すみずみの梅明り 大山妙子 酸漿 200305  
梅散るや水飲む鶫胸をはり 伊藤いな栄 酸漿 200305  
梅一樹でカンバス満たし湖照れり 吉見文子 200305  
根元より二股となる梅古木 加納花子 築港 200305  
梅を見て名札見て又梅を見る 安部桂 築港 200305  
朽ちし幹より新しき梅枝垂る 安部桂 築港 200305  
一向宗高札見上ぐ梅の昼 飯田はるみ 築港 200305  
満開の梅の枝垂を居間で見る 大木よしえ 築港 200305  
梅の枝揺らす啄むものがゐて 飯田政子 築港 200305  
羅漢図に山水なくて梅の寺 中村茂子 築港 200305  
臥竜梅くぐり花びら帽にうく 庄野房女 築港 200305  
風花や梅花の宴の跡あたり 阿部いく子 百鳥 200305  
真贋はどちらでもよし梅を挿す 山本喜朗 雨月 200305  
梅の径消防小屋に分れたり 江頭文子 雨月 200305  
神の梅飛んではるかや六連星 延広禎一 200305  
眼裏に夫の声あり梅に佇つ 小池愼女 火星 200305  
あをあをとうすぐもりゐる梅ひと日 豊田都峰 京鹿子 200305  
刃の音を溜めこんでゐる梅の芯 直江裕子 京鹿子 200305  
紙の器思ひなかばの梅一枝 直江裕子 京鹿子 200305  
石垣は角で支へて梅の城 山田六甲 六花 200305  
蛸壼に梅活け古き大時計 小田元 六花 200305  
梅の木の梢こずえに空がある 鶴目鯛遊子 六花 200305  
追善の鼓の音も梅の家 山田弘子 草の蝉 200305  
梅が枝にみくじ禁止の小短冊 中村碧泉 ぐろっけ 200305  
わが庵の梅にも遅速退院す 中村碧泉 ぐろっけ 200305  
梅くぐり納骨堂へ石畳 津田霧笛 ぐろっけ 200305  
梅一枝活けて仏となられゐる 坊城としあつ ホトトギス 200306  
梅に鳥の構図のチャンス待つカメラ 坂上香菜 200306  
梅の月くらりと色を濃く昇る 大島翠木 200306  
句碑建つを待つくれなゐの梅の樹下 田所節子 200306  
梅けぶる南朝陣の狼煙山 金升富美子 200306  
梅疾風齢の加速きりもなや 北川孝子 京鹿子 200306  
束縛を解かれし如く梅の村 西岡残照 京鹿子 200306  
南朝の悲哀を秘めて梅の村 西岡残照 京鹿子 200306  
梅は蘂吐き児の睫毛長きかな 池田倶子 雨月 200306  
灯台の上から梅を見下ろせり 大串章 百鳥 200306  
一湾の向うは紀の国梅は二分 内藤三男 ぐろっけ 200306  
梅の鉢値切り上手に抱えられ 中崎敞子 ぐろっけ 200306  
梅の木の見得を切ったる反り加減 辻雅子 ぐろっけ 200306  
新横綱迎ふ寺町梅盛り 野口喜久子 ぐろっけ 200306  
ひとひらの梅こぼれたるその朝 今井千鶴子 ホトトギス 200307  
梅乱す鳥よ皇宮警察前 塩貝朱千 京鹿子 200307  
隣人と語るも久し梅のころ 渋谷ひろ子 酸漿 200307  
立つといふ言こそよけれ梅の下 林翔 200307  
丘を越え差ぢらひ色の梅に逅ふ 林翔 200307  
越生毛呂古き駅舎や梅どころ 酒本八重 200307  
梅肉の紅美しき鱧落し 阪口美枝子 雨月 200308  
あるじ去る空家の庭の梅黄ばむ 延川五十昭 六花 200309  
大小を水で整へ梅洗ふ 浅田光蛙 対岸 200309  
漁業組合裏の浜荘梅青む 荒井千佐代 200310 4

2020年2月7日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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