花疲れ 2　　　　20句

花　　彼岸桜　　糸桜 　　しだれ桜　　枝垂桜　　山桜

朝桜　　花疲れ　　花守　初花　　花の闇　　花の雲

花影 　　花の影　　余花　　残花　　花の塵　　花過ぎ

花屑・花の屑　　花篝　花は葉に　　花筵　　養花天

飛花落花　落花　　八重桜 　

作品
作者
掲載誌
掲載年月
御茶請は丹波黒豆花疲れ 布施由岐子 末黒野 201908
ペリカンの大き嘴花疲れ 池田光子 風土 202001
老いてなほ惜む命や花疲れ 土屋啓 馬醉木 202004
先客となりたる茶店花疲れ 太田良一 末黒野 202006
覗き見の猫と目の合ふ花疲 高村令子 風土 202007
花疲の薄桃色の頭痛かな 川崎真樹子 春燈 202007
花疲れぼそぼそ語るジャン・ギャバン 小島昭夫 春燈 202007
口紅の赤を濃く引く花疲れ 天谷翔子 空 202010
帯解けば帯に吸はるる花疲 池乗恵美子 末黒野 202104
片寄せの雨戸一枚花疲 能村研三 沖 202106
眼裏の淡き熱りや花疲 金光浩彰 沖 202106
母の忌の喪服にのこる花疲れ 岩木茂 風土 202106
切株に残る温もり花疲れ 能美昌二郎 沖 202107
助手席にうとうととする花疲れ 江口恵子 やぶれ傘 202108
潮入り川ふくらんで来し花疲れ 深川淑枝 空 202108
泡啜るウィンナコーヒー花疲 谷口律子 末黒野 202204
帽を脱ぐ指の先より花疲れ 森田節子 風土 202207
玄関の靴の乱れや花疲れ 松本胡桃 風土 202207
寝転びて瞼の裏の花疲れに 高橋詩 鴻 202207
湯上りやこむらの重き花疲 神谷さうび 末黒野 202208
花疲れ →1

 

2023年5月2日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら　haisi@haisi.com 迄メール下さい。