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初花     114句

初花に命七十五年ほど   芭蕉

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
初花のなほ咲きふゆる夕日かな 山田弘子 春節 199503  
初花に注ぐ夜雨となりにけり 山田弘子 春節 199503  
初花の旅に期待のありそめし 稲畑汀子 ホトトギス 199903  
咲き増ゆるための日和を初花に 稲畑汀子 ホトトギス 199903  
初花に出会ふも旅の一ページ 稲畑廣太郎 ホトトギス 199904  
初花や豊かな髪の人に蹤く 小澤克己 遠嶺 199905  
手向けばやこの初花の一灯を 山田弘子 円虹 199905 弔句
初花や風の梢でありにけり 岩瀬操舟 円虹 199906  
見舞客初花見たる噂など 田畑美穂女 ホトトギス 199908  
そののちのこと聞かまほし初花に 田畑美穂女 ホトトギス 199908  
やうやくの決断初花明りかな 北川孝子 京鹿子 199908  
樹に触れてより初花を仰ぎけり 関根洋子 風土 199911  
初花の力風にも負けまじく 稲畑廣太郎 廣太郎句集 199912  
初花や東京に来て十五年 稲畑廣太郎 廣太郎句集 199912  
初花に刻々過ぎてゆく命 稲畑汀子 ホトトギス 200003  
初花と聞きし夕べの雨となる 稲畑汀子 ホトトギス 200003  
初花の刻々空にありにけり 進青亀 円虹 200006  
逢ひに行く襟もと初花明りかな 林多佳子 200006  
初花やかなたに雪の若狭富士 田中佐知子 風土 200007  
初花を人待つごとく思いおり 北原志満子 海程 200007  
蓬髪をもて初花に近づけり 小山森生 200007  
初花を語る夫亡きこと虚し 福山悦子 円虹 200007  
初花の気息窺ふ日差しあり 大槻秋女 円虹 200007  
初花に太陽のときめきてあり 粟津松彩子 ホトトギス 200008  
弔電を打ちて初花仰ぎけり 稲畑汀子 ホトトギス 200104  
初花に逢ふ天平の京あと 窪田佳津子 雨月 200106  
初音問ひ初花を問ひ日々閑居 村越化石 200106  
初花や青空映すにはたづみ 今成公江 200107  
初花や夭折の忌のめぐり来て 阪上多恵子 雨月 200107  
初花に落慶成りし櫻壽院 小田ひろ 円虹 200107  
初花や藍まだ深き伊豆の海 赤羽正行 遠嶺 200107  
初花の白玉椿剪るも幸 能村登四郎 羽化 200110  
初花を見し目に何もつながらず 稲畑汀子 ホトトギス 200203  
咲き進むもう初花といへぬほど 稲畑汀子 ホトトギス 200203  
初花の旅路よ今日は雨降る日 稲畑汀子 ホトトギス 200203  
初花や水路めぐらす佐太の村 中川晴美 雲の峰 200205  
初花の空従へてをりにけり 横尾桂子 銀化 200205  
初花や五升の酒の酔ひごこち 長谷川守可 百鳥 200206 翁句碑
初花の中なる鵯が喉鳴らす 金子つとむ 春耕 200206  
初花の一輪白き忌日かな 阪上多恵子 雨月 200207  
菜園の西瓜初花手に掬ふ 成宮紀代子 200209  
初花のたちまちにして旅帰り 稲畑汀子 ホトトギス 200303  
初花と思ふ間もなく散りそめし 稲畑汀子 ホトトギス 200304  
初花と聞くも旅程の変へられず 稲畑汀子 ホトトギス 200304  
初花へ佛頂面をさし出すも 伊藤白潮 200305  
なによりも初花飾らんわが山河 豊田都峰 京鹿子 200305  
初花や馬勇み立つ馬場の口 木村仁美 馬醉木 200306  
初花を汝がかなしみの色と見ん 山田弘子 円虹 200306 悼 三好ようこさんご夫君
初花にためらふ息の濁りさえ 笠間圭子 京鹿子 200306  
初花に逢ひ師の傘寿祝ぐ日かな 阪上多恵子 雨月 200306  
万華鏡に初花一花入れてゐる 山野洋子 百鳥 200307  
初花や時しも歌舞伎四百年 石川英利 百鳥 200307  
初花の枝に触れたるあぎとかな 岡井省二 岡井省二全句集/有時 200312  
漆黒の門を抜け来て初花に 稲畑廣太郎 ホトトギス 200403  
初花といへど視線のつながらず 稲畑汀子 ホトトギス 200403  
初花となるきつかけの口なるか 稲畑汀子 ホトトギス 200403  
まなざしは初花の一点にあり 稲畑汀子 ホトトギス 200403  
初花や牛若丸と言ふ俥 伊藤葉 雲の峰 200405  
初花や手のきれさうな師の句集 熊倉志津 200405  
喪帰りの雨の初花なりしかな 伊藤白潮 200405  
初花に風吹いてゐる登山口 山田美恵子 火星 200405  
なびくなど知らぬ初花棚の藤 長谷川鉄夫 200406  
みちのくの初花ひとつふたつみつ 小林共代 風土 200406  
初花や二級河川の透明度 伊藤以玖子 対岸 200406  
初花に花の光陰流れそむ 佐藤淑子 雨月 200408  
初花の咲きふえて客ふえて午後 山田弘子 ホトトギス 200408  
初花に見えて卒寿なりし吾 桑田青虎 ホトトギス 200408  
高く低く木槿初花一気咲き 長村雄作 200412  
初花といふ落着きにある芦屋 稲畑廣太郎 ホトトギス 200503  
初花の近しと聞きて諾へる 稲畑汀子 ホトトギス 200503  
初花を誰もが仰ぎゆく高さ 稲畑汀子 ホトトギス 200503  
刻々と咲き初花ともういへず 稲畑汀子 ホトトギス 200503  
逆光の視野に初花紛れけり 稲畑汀子 ホトトギス 200503  
初花の旬日といふまたゝく間 稲畑汀子 ホトトギス 200504  
初花といひ旬日の過ぎてゐし 稲畑汀子 ホトトギス 200504  
初花へひた寄せにけり翁眉 伊藤白潮 200505  
ミーテイングまづ初花の噂から 石川英利 百鳥 200506  
初花やまだ定まらぬ空の青 足立典子 雨月 200506  
初花の平常心に迷なし 瀧青佳 ホトトギス 200508  
初花や清しきひと日始まれり 竹内文子 遠嶺 200508  
初花や空の青きに泪して 立石萌木 雨月 200508  
初花の遅るることも承知して 稲畑汀子 ホトトギス 200603  
降り出して初花ほどく雨となる 稲畑汀子 ホトトギス 200603  
初花はまだかと問うて旅予約 稲畑汀子 ホトトギス 200604  
初花にはぐるるように別れけり 品田弘子 四葩 200605  
初花や遺愛のグラス酒あふれ 市ヶ谷洋子 馬醉木 200606  
講義書を閉ぢ初花の空眺む 小澤克己 遠嶺 200606  
初花に空のひろごる思ひかな 三崎由紀子 遠嶺 200606  
初花を見ることもなく召されけり 高安勝三 遠嶺 200607  
初花はもののふの花青ざめて 松村多美 四葩 200607  
初花を匂はせてゐる月と星 安原葉 ホトトギス 200608  
初花へ般若心経流れ来る 峯高子 万象 200608  
初花の朝こそよけれ盗み酒 市場基巳 200609  
初花の気配に視線集りぬ 稲畑汀子 ホトトギス 200703  
初花のふえつつありぬ旅帰り 稲畑汀子 ホトトギス 200703  
一盞は父に一盞は初花に 岡本敬子 万象合同句集 200703  
予報より早き初花いとほしむ 泉田秋硯 200706  
初花は薄紙仕立予後の身も 山崎靖子 200706  
八幡の初花を来し息であり 大山文子 火星 200706  
初花の雨となりけり播磨坂 八木下巌 200706  
初花を点じさゆらぐ枝の先 安原葉 ホトトギス 200707  
初花や弓立てて来る女子学生 大坪景章 万象 200707  
初花や野辺の送りを済ませ来て 山口千代子 万象 200707  
初花の人目に触るるところより 戸栗末廣 火星 200707  
天界の初花に母在すらん 内山花葉 200707  
一輪の初花を暾に眩しめる 西千代江惠 雨月 200707  
初花や午後しばらくを些事にあり 木内憲子 200707  
初花や用事ついでの夕歩き 真保喜代子 200707  
初花や雲に溶けさう眠りさう 長山あや ホトトギス 200708  
初花と呼ばれて白き夜を迎ふ 岩垣子鹿 ホトトギス 200708  
初花や木地師にひとり女弟子 岩崎真理子 遠嶺 200708  
初花を見て来し午後の事務多忙 染谷晴子 200801  
初花の期待に今日のありにけり 稲畑汀子 ホトトギス 200803  
初花の消息一喜一憂す 稲畑汀子 ホトトギス 200803  

 

2008年4月13日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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