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養花天      52句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
養花天見知らぬ犬になつかれる 吉岡久江 火星 199906  
養花天壁の騎馬隊駆ける駆ける 田畑幸子 火星 200005  
養花天体温計をまたさがす 田中呑舟 火星 200008  
閑居とはかかるものかな養花天 水原春郎 馬醉木 200105 藤村旧居
朱を入れし缶温むる養花天 原茂美 俳句通信 200106  
百幹の上にひろがり養花天 田中干鶴子 200107  
手びさしにをさまる十戸養花天 能村研三 200107  
見るほどに岩の大きさ養花天 志水芳秀 雲の峰 200205 甑岩神杜神体
切株のわが影に座す養花天 小野恵美子 馬醉木 200206  
外に出でて気力補ふ養花天 かとうゆき 銀化 200206  
ラーメンをラストオーダー養花天 本山卓日子 京鹿子 200207  
船酔を歩みて癒す養花天 伊藤白潮 200304  
養花天歩くことから始めけり 栗山恭子 帆船 200306  
中天に滑車とどまる養花天 戸田春月 火星 200306  
茹卵ほのぬくきかな養花天 仙石君子 雨月 200307  
煙突に酒の名のあり養花天 大東由美子 火星 200307  
養花天うぐひす餅の粉ぱらと 深澤鱶 火星 200307  
筆に身を立てたる人や養花天 山田六甲 六花 200404  
物干しの竿拭いてゐる養花天 宮森毅 六花 200404  
養花天烏の重さどれくらい 伊藤早苗 200406  
養花天きつねうどんは私だけ 高橋将夫 200406  
金婚の日々のすぎゆく養花天 北崎珍漢 草の花 200406  
蜂蜜に虫泳ぎゐる養花天 山田六甲 六花 200504  
養花天歩く事から始めけり 栗山恭子 帆船 200505  
万蕾の樹々にかむさる養花天 大橋麻沙子 雨月 200506  
指五本パーで隠れる養花天 西塚成代 六花 200507  
養花天一羽の鴛鴦に水一枚 浜口高子 火星 200606  
養花天西行はどのあたりかな 本多俊子 200606  
嬰の香の胸に残れる養花天 根本ひろ子 火星 200607  
中腹の古刹に詣づ養花天 林紀夫 春燈 200703  
白苔の幹差し交し養花天 伊丹さち子 馬醉木 200704  
塀越えて獣のにほひ養花天 丁野弘 200704  
指先の匂ひかすかに養花天 池崎るり子 六花 200704  
海峡の潮の境目養花天 岩下芳子 200706  
養花天神の楽器を打ちにけり 蘭定かず子 火星 200706  
人の家に昼湯たまはる養花天 城孝子 火星 200707  
養花天人は脱皮をしたきもの 近藤公子 200707  
養花天スイッチバックの停車駅 能村研三 200806 姨捨
寿限無めく銀行名や養花天 神山志堂 春燈 200807  
遺句集の花の字拾ふ養花天 石寒太 炎環 200905 白天遺句集
くぐもれる始業のチャイム養花天 小林呼溪 200905  
夫在れば墓ほの温し養花天 千手和子 馬醉木 200906  
養花天盲導犬ふと尾を振れり 丹間美智子 炎環 200906  
口中に裏返る飴養花天 岡田のり子 200907  
遠山は肩隠したり養花天 鈴木圭子 200907  
養花天京の碩学輪番僧 林日圓 京鹿子 201004  
魯山人の皿の重たき養花天 宮内とし子 201007  
養花天厄年とうに吹つ切れて 林玲子 201007  
養花天眼薬をさす朝の影 山下青坡 201105  
養花天師の青春の地の遡行 能村研三 201105 田端文士村
だみごゑで烏の嗤ふ養花天 寺村年明 春燈 201107  
淀川を何度も渡る養花天 西村裕子 火星 201107  

2012年4月16日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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