花の影     29句

去年見し石もそのまゝ花の影    夏目成美

  彼岸桜  糸桜   しだれ桜  枝垂桜  山桜  朝桜  花疲れ  花守 初花  花の闇

花の雲  花影   花の影  余花  残花  花の塵  花過ぎ  花屑・花の屑  花篝 花は葉に

花筵  養花天  飛花落花 落花

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
真新の句帳に花の影たたむ 金國久子 青葉潮 199907  
光り降る雨には花の影を置く 稲畑汀子 ホトトギス 200004  
たかが俳句されど鳥影花の影 藤田守啓 船団 200011  
山茶花の影は肖像写真かな 村山和子 海程 200105  
花の影沈めし水の撓みけり 藤木竹志 馬酔木 200107  
観音の御手にゆるる花の影 阿部文子 酸漿 200206  
言ひよどむことあり水に花の影 阿部いく子 百鳥 200507  
乳母車ゆする母の手花の影 柿澤喜三郎 百鳥 200507  
医王寺の句碑にまつはる花の影 芝宮須磨子 あを 200605  
木洩れ日よ花の影よと墓地迷ひ 千葉栄子 200607  
しなやかに白壁ゆれて花の影 小島とよ子 遠嶺 200608  
かんばせに垂れきて花の影ゆらぐ 岸風三樓 200704  
雷神へこきざみに揺れ花の影 田中久仁子 万象 200708  
一輪の花の影おく月の窓 佐藤康子 遠嶺 200712  
花の影連れ立ちて誰も優しかり 染谷晴子 200801  
舫ひ綱ゆるびてゐたる花の影 奥田順子 火星 200807  
混浴の風呂に人気なく花の影 杉本薬王子 風土 200906  
寝そべれば微熱まとへり花の影 佐用圭子 200907  
かんばせをすつとすぎたる花の影 吉弘恭子 あを 200906  
大寺の庫裏をおほふや花の影 秋田建三 201005  
うまゐ児の花の影おく明るさに 佐藤美紀 ろんど 201008  
花の影ゐるべき人のゑみを置く 佐藤喜孝 あを 201204 鎌倉喜久恵さん
八重桜その名に適ふ花の影 水田壽子 雨月 201407  
花の影のせてふらここ揺れてをり 近藤紀子 201607  
馬労ふまなざしやさし花の影 工藤はる子 201612  
水仙の葉に水仙の花の影 岡淑子 雨月 201703  
花の影逢うて昔の戻りけり 高橋和女 風紋 201709  
花の影ピンクに見えてきたりけり 山本素竹 ホトトギス 201811  

 

2019年4月24日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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