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飛花落花    64句
作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
密教の奥津城暗し飛花落花 堀田清江 雨月 199901  
スカアトの皺の迷宮飛花落花 中原道夫 銀化 199905  
飛花落花マウンテンバイクで駆け抜けろ 朝倉晴美 船団 199908  
学舎の声の彈けし飛花落花 山田禮子 遠嶺 200007  
飛花落花わらべの髪の剛かりし 石田阿畏子 馬酔木 200106  
飛花落花死後の誉れのあらなくに 武田菜美 銀化 200107  
飛花落花棚田渓底まで見えて 安藤孝助 200107  
飛花落花今日は鯨の泣くといふ 稲見光 船団 200110  
リンカーンの脚組みたるや飛花落花 墨谷ひろし 船団 200111  
金丸座出で望の夜の飛花落花 平山八十子 雨月 200201  
吾も風の精となりたし飛花落花 刈米育子 200207  
飛花落花声なき声の降り注ぐ 手島靖一 馬醉木 200207  
眠る子をくすぐつてゐる飛花落花 小林とみゑ 百鳥 200207  
飛花落花浴びて集団登校す 宮原みさを 花月亭 200208  
飛花落花牧見おろしてバーべキュー 山下佳子 200209  
飛花落花テントの無料診療所 小川初恵 帆船 200305  
飛花落花水音たかき日なりけり 加藤みき 200305  
傾きし関趾の碑に飛花落花 八牧美喜子 200307  
思ひ出の樹下しきつめて飛花落花 石山惠子 遠嶺 200307  
飛花落花背高の峠先生に 萩谷幸子 雨月 200307  
ゴシックの校舎残して飛花落花 小橋末吉 対岸 200406  
桜田門さして一気に飛花落花 密門令子 雨月 200406  
残照を曳きつつ谿の飛花落花 熊岡俊子 雨月 200406  
触れられぬ大き無字の碑飛花落花 小川初恵 帆船 200407  
飛花落花ガラシャゆかりの隠棲址 山本康夫 200407  
飛花落花死者の足音聞きにけり 高橋瑛子 河鹿 200407  
飛花落花洗濯日和続きけり 東條未英 200407  
飛花落花大僧正の緋の衣 原田しずえ 万象 200407  
飛花落花武士振りの大樹かな 花島陽子 遠嶺 200407  
飛花落花夕暮どきの繋ぎ舟 津田礼乃 遠嶺 200407  
飛鳥路の近道をゆき飛花落花 堀田恵美子 雨月 200407  
襖絵の天女の裾へ飛花落花 山本ひろみ 200408  
飛花落花風に乗り来る二部合唱 浜田はるみ 遠嶺 200408  
節目と云う曲り角あり飛花落花 田中時子 八千草 200410  
横文字の小さき寝墓や飛花落花 吉野トシ子 馬醉木 200504  
飛花落花ここが踏ん張りどころかな 迫口君代 河鹿 200506  
飛花落花明治名残の母にかな 大橋麻沙子 雨月 200506  
飛花落花丸テーブルを椅子囲み 守屋井蛙 酸漿 200507  
飛花落花光曼荼羅めきにけり 櫻井康敵 200507  
飛花落花黒鳥のとび立ちし水 加藤みき 200507  
飛花落花風にさざなみ生まれけり 中尾公彦 200507  
旅人の舟すべらせて飛花落花 渡辺民親 遠嶺 200507  
隠棲の賦とは無言の飛花落花 小澤克己 遠嶺 200606  
三才児の箒担ぐに飛花落花 横川あい 200606  
鉄塔の四脚ゆるびぬ飛花落花 安藤しおん 200606  
飛花落花唇に來し眉に来し 内海良太 万象 200606  
飛花落花いつしか水面染めゐたり 設楽唱子 酸漿 200607  
飛花落花上五が読めぬはせを句碑 守屋井蛙 酸漿 200607  
百磴を薄紅に飛花落花 木野裕美 ぐろっけ 200607  
飛花落花水に翻弄されゐたる 本城布沙女 雨月 200608  
母恋ひの句碑にあつまる飛花落花 林いづみ 風土 200611  
飛花落花紛れや子規の小さき句碑 小山梧雨 200703  
癌ひとつ無罪放免飛花落花 堀内一郎 あを 200704  
自動車の尾灯のなかへ飛花落花 小城綾子 200706  
風神の子も遊びたる飛花落花 黒澤登美枝 200706  
飛花落花雨の流るるアスファルト 瀬下るか 200706  
飛花落花西行堂にほむら立つ 代田青鳥 風土 200706  
飛花落花残照あはきガラシャの碑 山本康夫 200707  
飛花落花風吹くたびに子等の追ふ 永田勇 六花 200707  
花下に居て華やぐものに飛花落花 池田倶子 雨月 200707  
柴門のけふの華やぎ飛花落花 味村志津子 雨月 200707  
松籟の弓張る時の飛花落花 工藤ミネ子 風土 200711  
主を囲む殉死の墓に飛花落花 高木典子 雨月 200801  
飛花落花白髪にとどめ少女めく 品川鈴子 ぐろっけ 200804  

 

落花飛花    4句
作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
詰め込みし旅嚢の窶れ落花飛花 中原道夫 銀化 199906  
錆はてしサルベージ船落花飛花 篠田純子 あを 200205  
落花飛花掌に受け絹の肌ざはり 栗原公子 200507  
落花飛花淡墨桜ただ仰ぎ 大橋淳一 雨月 200507  

 

2008年4月17日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

掲載年月順です。

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