花 篝      69句

花篝戦争の闇よみがえり   鈴木六林男   雨の時代

  彼岸桜  糸桜   しだれ桜  枝垂桜  山桜  朝桜

花の雲  花影   花の影  余花  残花  花の塵  花篝

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
花篝すぐそばにある危な道 小澤克己 遠嶺 199905  
花篝消えて虚子の忌終りけり 河合城太 銀化 199906  
薪足して傾き直る花篝 飯塚ゑ子 火星 199907  
花篝鉄きしませて薪を組む 丸山海道 天弦 199910  
人は夜に生まれ夜に死し花篝 塩見恵介 虹の種 200005  
花篝熊野の心中かき乱し 三村禮子 酸漿 200006  
花篝火に刻々のありにけり 粟津松彩子 ホトトギス 200008  
花篝弾けし中をシテ出づる 稲畑廣太郎 ホトトギス 200104  
星の座の遠く退りて花篝 磯田富久子 200104  
まんさくのまつしぐらなる花篝 神蔵器 風土 200104  
声かけしひとも旅びと花篝 益本三知子 馬酔木 200107  
花篝折目正しきズボン着き 嵯峨根鈴子 火星 200107  
切能の闇ふかめたり花篝 檜山孝子 百鳥 200107  
身の内の鬼と共存花篝 津田このみ 船団 200201  
花篝姉を泣かせる野外劇 宇都宮滴水 京鹿子 200202  
昼月を西へ傾け花篝 有山八洲彦 200205  
絶え間なく夜の散りくる花篝 川名将義 銀化 200206  
千金の刻をとどめて花篝 公山礼子 200207  
炎にも情のあるなり花篝 粟津松彩子 ホトトギス 200208  
焼べ足して舞ふ灰神楽花篝 稲畑汀子 ホトトギス 200304  
薪の香を立たせて崩れ花篝 稲畑汀子 ホトトギス 200304  
花篝床踏み鳴らす能の仕手 永井雪狼 200307  
花篝風に揺らぎしとき暗し 田中子 円虹 200307
西行も定家も来る花篝 若生まりあ 遠嶺 200307  
花篝り微醺を帯びて逍遥す 原田竜子 河鹿 200406  
臈たけし人のまじれる花篝 若山実 雲の峰 200406  
花篝火竜生れては闇に消ゆ 禰寝瓶史 京鹿子 200407  
信長は振り向かざりし花篝 湯浅夏以 遠嶺 200407  
花篝橋の形に点りけり 清水ミツコ 200407  
花篝雨の名残はありながら 三村純也 ホトトギス 200408  
花篝まで二三歩の袴かな 飯塚ゑ子 火星 200408  
はじまりは煙くさくて花篝 鷹羽狩行 200504  
花篝花から遠くありにけり 高橋将夫 200505  
いとはんもこいさんもゐる花篝 岡部名保子 馬醉木 200506  
塩瀬の帯へ姉デザインの花篝 安井和子 200506  
花篝あかあかと浴び誕生日 淵脇護 河鹿 200507  
花篝水面に火の粉こぼしけり 寺沢千都子 万象 200507  
ゆらゆらと幻を見し花篝 荻野千枝 京鹿子 200507  
大檜馬の武士のまなじり花篝 安原ときこ 遠嶺 200508  
花篝もんどり打つて榾落つる 鍬形ゆきこ 百鳥 200508  
水面まだ明るきうちに花篝 鷹羽狩行 200605  
花篝両性具有の面テかな 延広禎一 200606  
遠まきに鬼が見てゐる花篝 清水晃子 遠嶺 200607  
花篝八坂の塔の影浮かし 柴村郁子 遠嶺 200607  
オカリナの乙女の小指花篝 相田和泉 春燈 200806  
花篝夫似の人とすれ違ひ 秋葉貞子 やぶれ傘 200806  
海風に爆ぜて匂へる花篝 飯田角子 酸漿 200808  
火の揺れをみづから正し花篝 鷹羽狩行 200903 荻原正三句集『花篝』
しばらくは色なきほのほ花篝 鷹羽狩行 200904  
花篝めつきり月の出の遅し 山仲英子 200904  
心地良き風享ける頬花篝 岡佳代子 200906  
よろこびの火の粉をあげて花篝 鷹羽狩行 200906 鈴木悦子句集『篝火草』序句
おもしろき浮世今宵の花篝 環順子 遠嶺 200907  
花篝水面の闇を押し遣りぬ 山本右近 万象 200907  
花篝に花のみ応へ真暗がり 内田俊弘 201007  
昭和去り模糊となりゆく花篝 安達実生子 201007  
川筋の視野のさゆらぎ花篝 本多正子 雨月 201007  
宮址野に誰が横笛や花篝 小林成子 201206  
能面に愁ひを刻む花篝 小池清司 かさね 201206  
花篝爆ぜて刹那の影法師 宮田香 故郷 201207  
花篝靴の先まで正装し 福島松子 ぐろっけ 201207  
花篝くろがねの闇焦がしをり 山崎青史 ろんど 201207  
滅びたる者のさざめき花篝 森岡正作 201306  
花篝吉弥むすびの伊達姿 中島陽華 201408  
花篝あの世この世を分かちたる 菊川俊朗 201506  
ジルコンの輝きの増す花篝 中田禎子 201507  
花篝爆ぜて土竜の寝てをれぬ ふけとしこ 船団 201512  
芳一の耳のゆくへや花篝 角野良生 201608  
花篝ひとにはぐれて人混みに 竹内弘子 あを 201608  

 

 

2017年4月4日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

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