9       100句

  彼岸桜  糸桜   しだれ桜  枝垂桜  山桜  朝桜  花疲れ  花守

花の雲  花影   花の影  余花  残花  花の塵  花過ぎ  花屑・花の屑

花篝  初桜  花筵  花衣

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
うつむきて花を見ぬ娘と花の旅 西村みもざ 京鹿子 200206  
花あらし塔の木組のすみずみへ 武藤ともお 京鹿子 200206  
開門の太鼓がどんと花の城 笠間圭子 京鹿子 200206  
神風連走らす花のつむじ風 笠間圭子 京鹿子 200206  
蛇ケ谷の花の奈落に句碑一基 笠間圭子 京鹿子 200206  
武士道は死ぬこと塚に名残り花 笠間圭子 京鹿子 200206  
渋滞と駐車禁止の花めぐり 大塚邑紅 200206  
短冊を吊るされ花の散りあぐむ 大塚邑紅 200206  
学校に花庁舎には桜かな 大塚邑紅 200206  
臆病な花びら幹をつたひ落つ 大塚邑紅 200206  
花喰うて雀は雀色変へず 西宮舞 200206  
五分なりし七分なりとも花の梢 三沢蘭 遠嶺 200206  
人に会ひ人と別れて花いくたび 大串章 百鳥 200206  
花の昼映る構へと撮る構へ 大村孝 百鳥 200206  
撞く鐘に花齢しづもる真昼かな 藤森すみれ 200206  
ピアニカの一音ずれて花の昼 當川明子 200206  
花明り皇居は島のごとく在り 深田雅敏 200206  
満開の花の時間の静止して 塩川雄三 築港 200206  
海を見る花の天保山に来て 塩川雄三 築港 200206  
碧天に双塔そびゆ花の昼 塩川雄三 築港 200206  
花の山飼主探す犬あはれ 小坂明 築港 200206  
遠目にも雪洞明し花の山 吉村りつ子 築港 200206  
病窓に花を見下ろしゐて寂し 水谷富仁子 築港 200206  
膝を折る十二単といふ花に 杉江茂義 雲の峰 200206  
雨兆す花の名残の佐保堤 中川晴美 雲の峰 200206  
天守閣花を裳裾に聳えけり 長山野菊 雲の峰 200206  
じゃんけんのあひこに沸けり花の下 上田尚義 雲の峰 200206  
珈琲を飲みて気合を花の昼 上田尚義 雲の峰 200206  
三人ともピンク纏うて花の下 岡山裕美 雲の峰 200206  
身ほとりも身の内もなほ花明り 武井美代子 風土 200206  
閑かなる日本庭園花明り 及川澄江 風土 200206  
花の夜の月と土星の逢瀬かな 宮津昭彦 200206  
散る花に午前も午後も風気まま 宮津昭彦 200206  
午後変る空や雨飛び花が飛び 宮津昭彦 200206  
この橋に来て花のあかるさたのしめり 岡田鉄 200206  
大の字に寝て花の山ひとり占め 茂里正治 200206  
良寛の国上山にも花みてり 伊藤通友 200206  
目的の進路来りて花下にあり 岡田順子 円虹 200206  
吉野山花の虚ろに暮れゆけり 黒川悦子 円虹 200206  
花散るも吉野は吉野なりしかな 黒川悦子 円虹 200206  
全山に花の面影とどめけり 黒川悦子 円虹 200206  
花散りて心そがれてをらざるや 黒川悦子 円虹 200206  
花あまり早き憾みのありにけり 三村純也 円虹 200206  
水玉となり散華せむ雨後の花 岩田沙悟浄 円虹 200206  
花咲くや散るや一ト日でありながら 黒川悦子 円虹 200206  
石笛の空となりける花の山 本多俊子 200206  
花に鳰どこから貌を出すも冷ゆ 黒田咲子 200206  
巾着におじやみおはじき花の山 近藤きくえ 200206  
青海波身頃の丈に花の山 雨村敏子 200206  
花どきの梯子かかりし玄武洞 山尾玉藻 火星 200206  
花の山にアルプホルンの響かな 中里信司 酸漿 200206  
みづうみの浚渫船も花の中 西山美枝子 酸漿 200206  
満月の花の中より出でにけり 岸野美知子 酸漿 200206  
兄の忌や花の浄土に立ちつくす 増田八重 酸漿 200206  
咲き盛る花より漏れて空の青 朝倉富次 酸漿 200206  
犬四手の桜と並び花競ふ 朝倉富次 酸漿 200206  
湖青しそこはかとなき花の舞 朝倉富次 酸漿 200206  
花の下西行法師にあやからむ 八木葉子 酸漿 200206  
花と鯉神田川べり人流れ 小黒加支 酸漿 200206  
母の乗る車椅子にも花の散る 河野政恵 酸漿 200206  
花の城句会の窓に迫り来る 大石よし子 雨月 200206  
お稽古に行く妓帰る妓花おぼろ 綿谷美那 雨月 200206  
花好きの高じての種物屋とぞ 岸本林立 雨月 200206  
夕されて花と別るる下向道 熊岡俊子 雨月 200206  
京極家の墓石十八花おぼろ 菅谷弘子 雨月 200206  
母の忌に今年の花の早かりき 出口貴美子 雨月 200206  
靴底にひとひらの花つけ戻る 辻由紀 雨月 200206  
花の夜の何やら迫りくるものが 辻由紀 雨月 200206  
目の前を野ねずみ走る花の山 升本行洋 春耕 200206  
癌予後の生き過ぎ注意花に雨 谷村比呂未 銀化 200206  
花散って石の戒壇広きかな 渡邉友七 あを 200206  
めくら滅法歩きも花の頃なりけり 野路斉子 200206  
ランドセル跳ね帰りくる花の道 藏本博美 ぐろっけ 200206  
花明かりよい面だけを見ていたし 後藤とみ子 ぐろっけ 200206  
花の辻関西弁は大威張り 永塚尚代 ぐろっけ 200206  
どの花も母に縁のありしこと 永塚尚代 ぐろっけ 200206  
煉香の固まりてゐし花の昼 伊藤トキノ 200207  
浴びるとは桜三里の花行脚 永井雪狼 200207  
花咲いて天守と城下つながりぬ 永井雪狼 200207  
金毘羅の歌舞伎幟や花明り 永井雪狼 200207  
花のトンネルメロディ橋に到りけり 瀬尾幸代 200207  
レトロ調フリルファッション花の風 鈴木照子 200207  
十勝バターの売声高く花散らす 永井一枝 200207  
空白の日記に一字花と記す 楯野正雄 200207  
花の下輪乗りの騎手の勝負服 苑田ひろまさ 200207  
早い開花に酔へず地球の温暖化 北村香朗 京鹿子 200207  
あしたには昨日は遠し花の夢 岩崎憲二 京鹿子 200207  
朱の宮の朱も沈みたり花あかり 岩崎憲二 京鹿子 200207  
手の内はおくびに秘めて夜の花 岩崎憲二 京鹿子 200207  
吾も花も色即是空散りやすし 岩崎憲二 京鹿子 200207  
花散るや仏心に少し欲 岩崎憲二 京鹿子 200207  
来し方の世の荒波や花嵐 岩崎憲二 京鹿子 200207  
身の程と言ふ背は低し花高し 岩崎憲二 京鹿子 200207  
花咲いた散つたと悲喜の幾年月 岩崎憲二 京鹿子 200207  
振り向けば来し方遠し花の夢 岩崎憲二 京鹿子 200207  
満月の花の出口を失ひぬ 柴田朱美 京鹿子 200207  
くるぶしの力抜かねば花の坂 柴田朱美 京鹿子 200207  
風に罪被せてうはさは花がすみ 森茉明 京鹿子 200207  
老いきれぬ男を招く花の山 沼田巴字 京鹿子 200207  
花の山聖天はまた抱く神 沼田巴字 京鹿子 200207 花 10→

 

 

2020年4月2日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。