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  彼岸桜  糸桜   しだれ桜  枝垂桜  山桜  朝桜  花疲れ  花守

花の雲  花影   花の影  余花  残花  花の塵  花過ぎ  花屑・花の屑  花篝

初桜  花筵  花衣

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
車椅子ことしの花に逢ひにゆく 小菅暢子 200101  
借景も花や藩主の花の邸 密門令子 雨月 200101  
見え得し花の湖北の観世音 江木紀子 雨月 200101  
花の間を逡巡として夕日かな 上崎暮潮 ホトトギス 200102  
明明と十一月の花に雨 曷川克 遠嶺 200102  
花の下マリオネットの糸立ちて 飯塚ゑ子 火星 200102  
聞え来る花の便りに遅速あり 稲畑汀子 ホトトギス 200103  
花残る樹間のありや心待ち 能村登四郎 200103  
切株と知らで漂ふ花のころ 仁藤さくら 船団 200103  
剃刀を試す二の腕花明り 泉田秋硯 月に逢ふ 200103  
装ひて花に魁けゐし心 稲畑汀子 ホトトギス 200104  
みよし野の花へ心をあづけたる 稲畑汀子 ホトトギス 200104  
花心のせしハンドルさばきかな 稲畑汀子 ホトトギス 200104  
花心吉野の旅も近づきぬ 稲畑汀子 ホトトギス 200104  
咲き進む刻々の花心かな 稲畑汀子 ホトトギス 200104  
み吉野の花の奈落の宿に入る 稲畑汀子 ホトトギス 200104  
み吉野の花恋ふ心集ひけり 稲畑汀子 ホトトギス 200104  
雨も又花へ心を通はする 稲畑汀子 ホトトギス 200104  
咲き進む花の心を消さぬ雨 稲畑汀子 ホトトギス 200104  
しづみゆく闇に浮かびて花心 稲畑汀子 ホトトギス 200104  
桜色着て花心満開に 稲畑汀子 ホトトギス 200104  
花に精宿る故人を偲びつゝ 稲畑汀子 ホトトギス 200104  
遅れ着き花の乾杯つかまつる 稲畑汀子 ホトトギス 200104  
雨いかに花はいかにと夜の帳 稲畑汀子 ホトトギス 200104  
ひそやかに花を濡らして夜の雨 稲畑汀子 ホトトギス 200104  
灯に浮かぶ花に見え来し雨の糸 稲畑汀子 ホトトギス 200104  
みよし野の花の別れはいつも晴 稲畑汀子 ホトトギス 200104  
移りゆく花の心に添ふ別れ 稲畑汀子 ホトトギス 200104  
風に耐へ雨に凌ぎし花惜む 稲畑汀子 ホトトギス 200104 悼 山本いさ翁様
携へて来られし遺墨花の旅 稲畑汀子 ホトトギス 200104  
偲ぶ人多くなりけり花に佇つ 稲畑廣太郎 ホトトギス 200104  
公園の大木として花孤高 稲畑廣太郎 ホトトギス 200104  
対岸の花を朧にせし隅田 稲畑廣太郎 ホトトギス 200104  
志ここにありけり花に佇つ 稲畑廣太郎 ホトトギス 200104  
花便連れて文学館便 稲畑廣太郎 ホトトギス 200104  
一句より始まる縁又花に 稲畑廣太郎 ホトトギス 200104  
花も人も日輪恋ふは同じこと 稲畑廣太郎 ホトトギス 200104  
花便待たるる頃の雨風よ 松尾緑富 ホトトギス 200104  
花の昼優先座席空いてゐる 小林あつ子 火星 200104  
仕事ある顔にて歩く花の昼 朝妻力 俳句通信 200104  
花綻ぶ避難テントの黝みて 品川鈴子 船出 200104  
深吉野の花はこの一樹で足れり 品川鈴子 船出 200104  
千度目の花の盛りの幹を撫づ 品川鈴子 船出 200104  
三檀の花の蕾に返事待つ 加藤真起子 火星 200105  
階段を下りくる畳花の昼 夏秋明子 火星 200105  
花いつも時誤たず厳とし 能村登四郎 200105  
散る花に全き花のまじり入る 能村登四郎 200105  
手作りの女名刺や花うらら 達山丁字 200105  
語りたき羅漢とをりぬ花の中 小島とよ子 遠嶺 200105  
静かな鶫花幻に抱かれいることも 金子皆子 海程 200105  
憧れ来翁結びの地の花下に 谷口ふみ子 雨月 200105  
添へもののをとこの嚔花の所爲 中原道夫 銀化 200105  
花散りて総入れ替への空の色 中原道夫 銀化 200105  
花びらとコップ酒干す美男かな 篠田純子 あを 200105  
ひと駅を歩いて行けり花の中 鈴木多枝子 あを 200105  
ラーメンの出前が着きし花の寺 森理和 あを 200105  
ひらひらと目白と夫と花の中 森理和 あを 200105  
公園の天幕テントくらしに花明り 品川鈴子 ぐろっけ 200105  
紅枝垂もだえ縺れて花嵐 品川鈴子 ぐろっけ 200105  
散る花に翳りて源平合戦図 小野喬樹 馬酔木 200106  
のべし手に散る花片も降る雪も 斉木永久 馬酔木 200106  
花しぐれ残る廓に開かずの間 斉木永久 馬酔木 200106  
物乞ひが門に来てゐし花の昼 伊藤トキノ 200106  
下り来て女人高野の花に会ふ 小林たけし 200106  
六人に鍵一つづつ花の家 石橋翠 いろり 200106  
父のさくら母のさくらの花つぶて 石橋翠 いろり 200106  
花誘う横道それを止めるよに 桑原敏枝 いろり 200106  
遠まはりして送らるる花の夜 藤原紅 いろり 200106  
花散るや樹樹の廻りの宴めく 侭田伊都希 いろり 200106  
花散るに当りどこなき淋しさよ 大平保子 いろり 200106  
茣蓙が降り弁当が降り花の駅 岩垣子鹿 円虹 200106  
花を追ひ花追ひすぎし峡の湯に 柴原保佳 円虹 200106  
花朧人の匂ひの残りたる 加藤みき 200106  
ぢぢばばの花や夕べはしばたたく 黒田咲子 200106  
脈々と咲き刻々と花散れり 上野澄江 百鳥 200106  
花蕾む祉殿塗る朱の匂ひくる 原茂美 俳句通信 200106  
花はこれから雪の黒姫山くろひめほんのり藍 金子兜太 海程 200106  
ああとふむ花びらの無垢月まゐり 丸山佳子 京鹿子 200106  
散りこんで手水しばしの花占 豊田都峰 京鹿子 200106  
花痩せの髪を無策に夜の鏡 宇都宮滴水 京鹿子 200106  
踏み石のよき踏みごこち花の坊 藤岡紫水 京鹿子 200106  
散る花を哀しくしたる風また風 大橋敦子 雨月 200106  
喝采を風に聴きをり花ふぶく 久保田雪枝 雨月 200106  
宮内庁の鴨場に近き花堤 萩谷幸子 雨月 200106  
散る花の逸れて飛びくる二三片 宮津昭彦 200106  
酢海鼠を食べたるのちの花占ひ 鳥居真里子 船団 200106  
追隨にたぶれのありぬ花を掃く 駒寄あつし 銀化 200106  
花散りて重たき鯉の浮びくる 後藤志づ あを 200106  
羊羹の切りくち乾く花の昼 後藤志づ あを 200106  
深酔ひの花の幹からかんからかん 吉弘恭子 あを 200106  
夜の明けて花の上越す瀬音なり 渡辺友七 あを 200106  
健脚の妻に捨てられ花の山 栗田武三 ぐろっけ 200106  
神々のあくびが花を散らすとか 尾崎省三 ぐろっけ 200106  
花の宵智恵子のごとく狂ひたし 尾崎省三 ぐろっけ 200106  
花おぼろ湯治の下駄の緒のゆるき 安達実生子 馬酔木 200107  
花散るや角の減りたる石の階 江頭信子 馬酔木 200107 花 →7

 

2014年5月1日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。