5       93句

  彼岸桜  糸桜   しだれ桜  枝垂桜  山桜  朝桜  花疲れ  花守

花の雲  花影   花の影  余花  残花  花の塵  花過ぎ  花屑・花の屑  花篝

初桜  花筵  花衣

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
虚子近く近くし花の記念館 福井鳳水 円虹 200007  
花の下会ひて別れし年重ぬ 松方光子 円虹 200007  
今は無き辰巳通ひの花の猪牙 安陪青人 雨月 200007  
散る花の風を誘ひて風に乗る 安陪青人 雨月 200007  
花惜しむ命借しむに似たるかな 立石萌木 雨月 200007  
花に句碑先師在さばいかばかり 山田夏子 雨月 200007  
兄偲ばゆ花の盛りの赤門に 有山紫於 雨月 200007  
花も終りぬ流速は元のまま 大畑善昭 200007  
花の夜の精神安定剤一粒 鈴木節子 200007  
舟人の飲食見えて花の昼 武井清子 200007  
散る花を肩に流して墓参かな 笠原フミ 酸漿 200007  
とりいだす軍刀の反り花の昼 柳沢杏 酸漿 200007  
花明り光背として湖畔句碑 豊田都峰 京鹿子 200007  
ごみとして捨つステレオに花散るよ 奥村鷹尾 京鹿子 200007  
花にぶく映して亀の立ち泳ぎ 丸井巴水 京鹿子 200007  
花を見て命を減らす裏話 丸井巴水 京鹿子 200007  
両の手に宣伝テイシユ花と雨 丸井巴水 京鹿子 200007  
花散りしあとの日月天邪鬼 坂田和嘉子 京鹿子 200007  
花咲いて三日続きの戦友会 松崎鉄之介 200007  
風小僧花の咲くのを待ち切れず 横林誠二 200007  
崩るるは花にはあらず艇庫なり 石川さくら 銀化 200007  
先もなき時を惜しめり花の下 久保田一豊 いろり 200007  
風やさし溶けゆくような花の宵 久保田一豊 いろり 200007  
花の頃君と会ふ日を約せしに 久保田一豊 いろり 200007  
ままごとの皿にはり付く花の片 藤田元子 春耕 200007  
かすみ目のひと日となりて花の山 笹村政子 六花 200007  
潮の香や乗ればすぐ着く花の島 木内美保子 六花 200007  
まりのごとき顔の近づく花明かり 鶴目鯛遊子 六花 200007  
花盛遠き山にて大噴火 平松薫 六花 200007  
堂塔を花引き立てて耕三寺 松田裕子 六花 200007  
寺の僧来る人ごとに花談義 松田裕子 六花 200007  
集まりし人みなやさし花の下 松田裕子 六花 200007  
花かげに句友を偲び琴の会 河野友子 六花 200007  
花開くやうな嬰児の欠伸かな 小島とよ子 新樹光 200007  
花下に来て意味なく指を反らしけり 川上弥生 200007  
花の中青年しかと母に添ひ 高木一 200007  
抱擁に散るばかりなる花の幹 土肥屯蕪里 俳句通信 200007  
人待ちて佇む一樹花陽炎 稲辺美津 夏椿 200007  
花びらが仏足石に散りかかる 永野秀峰 ぐろっけ 200007  
花仰ぐ樹の裏側へも廻り込み 三浦如水 ぐろっけ 200007  
咲き切って息詰め立てる花大樹 三浦如水 ぐろっけ 200007  
二の腕見せ女花枝を引き寄する 三浦如水 ぐろっけ 200007  
夜桜の花の隙間に闇詰まる 三浦如水 ぐろっけ 200007  
花懸かる奉仕作業の囚人へ 三橋早苗 ぐろっけ 200007  
花あびて自ずと和む人と我 三輪慶子 ぐろっけ 200007  
相共に一と夜吉野の花を見し 今井千鶴子 ホトトギス 200008  
夜の呪縛解かれし花の軽さかな 稲岡長 ホトトギス 200008  
み吉野の花咲きふゆる雨とこそ 安原葉 ホトトギス 200008  
み吉野の花に埋りて眠る宿 安原葉 ホトトギス 200008  
ディケアサービスカー来る花の昼 加美明美 200008  
切花やすらりと蒼き朝がある 小澤克己 遠嶺 200008  
花の世にうかれ出でたる弱法師 小澤克己 遠嶺 200008  
一ひらの花に追ひつき車椅子 島崎晃 遠嶺 200008  
花風にこころ残すや懐古園 鈴木とし子 遠嶺 200008  
花の下熟睡の嬰の土踏まず 遠藤和彦 遠嶺 200008  
咲き満ちて花は空気と同じ軽さ 安藤和子 海程 200008  
花の名は普賢象なり騎馬巡査 延広禎一 200008  
花の寺天餌に足りしはぐれ鳩 沢坂芳山 京鹿子 200008  
散る花に夫婦雀もたはむれて 沢坂芳山 京鹿子 200008  
紅ダスキ寮母きりりと花に舞ふ 沢坂芳山 京鹿子 200008  
千の御手に花散りやまず震災碑 塩貝朱千 京鹿子 200008  
花八分菩薩のもとにゐて善女 塩貝朱千 京鹿子 200008  
やんぬるかな花に逢ひたし人怖はし 渡辺純 京鹿子 200008  
般若湯売る店二軒花の寺 二村蘭秋 雨月 200008  
イヤリング素直にゆれて花の中 吉野のぶ子 八重櫻 200008  
花の基地爆音も又子守歌 水野範子 ぐろっけ 200008  
花に逝きたるをせめてと出棺す 湯川雅 ホトトギス 200009  
一年が一と日のやうに過ぎて花 岩岡中正 ホトトギス 200009  
散つてなほ虚空に花のあるごとし 岩岡中正 ホトトギス 200009  
全山の花の鼓動を秘む真闇 安原葉 ホトトギス 200009  
み吉野の花の坩堝に目覚めけり 安原葉 ホトトギス 200009  
花どきの一週間は一と昔 今井千鶴子 ホトトギス 200009  
天守へと寄せゐる花の波なりし 塙告冬 ホトトギス 200009  
火繩銃に寄りてさはりし花の客 伊藤多恵子 火星 200009  
赤ん坊放てば翔ぶよ花の宙 林唯夫 海程 200009  
両耳をなぶられておる花の昼 稲見光 船団 200009  
花びらを溜めるほかなき小噴水 折原あきの 船団 200009  
たこ焼きのひとつころがる花のござ 樫井賢一 船団 200009  
ひとひらの花踏む犬の夕べかな 樫井賢一 船団 200009  
枝先の萌葉や花の散りけじめ 二瓶洋子 六花 200009  
名水の湧き出づ辺り花明り 辻享子 ヒッポ千番地 200009  
花朧追想の吾娘身ほとりに 梅田実三郎 ホトトギス 200010  
全山の花にもこもる吉野史話 安原葉 ホトトギス 200010  
雨音を確かめて出る花の下駄 稲畑廣太郎 ホトトギス 200010  
一つ年老いて来年花に又 稲畑廣太郎 ホトトギス 200010  
皆寝しハンドル確と花の帰路 藤浦昭代 ホトトギス 200010  
花消えて花の気息の残る闇 長山あや ホトトギス 200010  
未来あり花にも人の縁にも 長山あや ホトトギス 200010  
花月夜北北西に砂の船 原しょう子 二十五時 200010  
花に風表札洗ふと木目出て 鳥居真里子 船団 200010  
ぐわらりときて花を見る鯰かな 本村弘一 船団 200011  
花の瀬の花の戦と思ひけり 橘場千舟 船団 200011  
花片に触れる時知る風の裏 吉川真実 海程 200101 花 →6

 

2020年3月29日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。