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作品
作者
掲載誌
掲載年月
目黒川花を映せる鏡かな 安藤虎酔 かさね 201206
野や山も花の溢るる時となり 柳田皓一 かさね 201206
薬売長居して行く花の昼 井村和子 風花 201206
離宮出て引潮に乗る花一片 大沢美智子 201206
両岸の枝重なりて花の傘 川井素山 かさね 201206
老人にすこし餘りし花の午後 佐藤喜孝 あを 201206
梵鐘の余韻ふくらみ花三分 河合とき 末黒野 201206
瘤多き木に白無垢のごと花咲きて 丸山酔宵子 かさね 201206
靄る花刷毛とし泪紛らはす 品川鈴子 ぐろっけ 201206
花の山となりし眉山を仰ぎをり 栗山恵子 雨月 201207
花の山若き力士の髷二つ 相良牧人 201207
花の山天上界を照らすなり 岩月優美子 201207
花の塵かた寄せけふの小商ひ 辻佳子 馬醉木 201207
花は葉へ三つ違ひのままで来し 丸井巴水 京鹿子 201207
花過ぎのサッチャー女史の映画観る 藤井久仁子 ぐろっけ 201207
花過ぎの風を囃して羅漢さま 鴨下昭 201207
花過ぎの並木を風の過ぎりけり 白石正躬 やぶれ傘 201207
花弁を螺鈿のさまに濁り池 倉橋千代子 末黒野 201207
いづくより花散りかかる溝浚ヘ 浜口高子 火星 201207
そらみみの花の便りや江戸切子 熊谷ふみを ろんど 201207
花 →40

 

2023年4月18日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。

 
2023年4月18日