花 39 100句 |
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作品 |
作者 |
掲載誌 |
掲載年月 |
目黒川花を映せる鏡かな | 安藤虎酔 | かさね | 201206 |
野や山も花の溢るる時となり | 柳田皓一 | かさね | 201206 |
薬売長居して行く花の昼 | 井村和子 | 風花 | 201206 |
離宮出て引潮に乗る花一片 | 大沢美智子 | 沖 | 201206 |
両岸の枝重なりて花の傘 | 川井素山 | かさね | 201206 |
老人にすこし餘りし花の午後 | 佐藤喜孝 | あを | 201206 |
梵鐘の余韻ふくらみ花三分 | 河合とき | 末黒野 | 201206 |
瘤多き木に白無垢のごと花咲きて | 丸山酔宵子 | かさね | 201206 |
靄る花刷毛とし泪紛らはす | 品川鈴子 | ぐろっけ | 201206 |
花の山となりし眉山を仰ぎをり | 栗山恵子 | 雨月 | 201207 |
花の山若き力士の髷二つ | 相良牧人 | 鴫 | 201207 |
花の山天上界を照らすなり | 岩月優美子 | 槐 | 201207 |
花の塵かた寄せけふの小商ひ | 辻佳子 | 馬醉木 | 201207 |
花は葉へ三つ違ひのままで来し | 丸井巴水 | 京鹿子 | 201207 |
花過ぎのサッチャー女史の映画観る | 藤井久仁子 | ぐろっけ | 201207 |
花過ぎの風を囃して羅漢さま | 鴨下昭 | 峰 | 201207 |
花過ぎの並木を風の過ぎりけり | 白石正躬 | やぶれ傘 | 201207 |
花弁を螺鈿のさまに濁り池 | 倉橋千代子 | 末黒野 | 201207 |
いづくより花散りかかる溝浚ヘ | 浜口高子 | 火星 | 201207 |
そらみみの花の便りや江戸切子 | 熊谷ふみを | ろんど | 201207 |
花 →40 |
2023年4月18日 作成
「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。
「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。
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