夕 立 6       101句

ぢゝと鳴く蝉草にある夕立かな   高浜虚子

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
海たたくひとかたまりの夕立かな 比嘉半升 万象 201508  
神宮の夕立去りて打撃戦 ねじめ正一 船団 201508  
みづうみのおもてを汚し大夕立 八木健 八木健俳句集 201509  
踊り手の集まつてくる夕立あと 村上倫子 201509  
軒下の人入れ替はる夕立かな 塩野谷慎吾 201509  
アスファルトより夕立のにほひかな きくちきみえ やぶれ傘 201509  
たちばなの青き実つぶら夕立あと 石垣幸子 雨月 201509  
潔きとは夕立の降りっぷり 山田天 雨月 201509  
大路小路洗ひ流して夕立かな 山田天 雨月 201509  
夕立の道に苗插すごとくなり 佐藤喜孝 あを 201509  
石仏の頬ゆるみたる夕立ちかな 竹内弘子 あを 201509  
山の端をあかるく夕立きたりけり 大崎紀夫 虻の昼 201510  
赤錆のにほひかすかに夕立来る 市村明代 馬醉木 201510  
大夕立たたき潰すや連山を 白水良子 201510  
島畑の低き頂夕立雲 青木朋子 201510  
夕立や一坪農園活気づく 野畑さゆり 201510  
一斉にビル立ち上がる夕立あと 柴田久子 風土 201510  
韋駄天に子等駆けぬける大夕立 川田好子 風土 201510  
雨脚の海より上がる大夕立 内藤静 風土 201510  
夕立や満席の駅喫茶店 遠藤逍遙子 風土 201510  
大夕立来て広重の絵の如く 大橋胱 雨月 201510  
大夕立去りて人の灯点る島 熊岡俊子 雨月 201510  
裏山の騒ぎてやがて夕立来る 片山喜久子 雨月 201510  
大空を墨色にして夕立来る 笹倉さえみ 雨月 201510  
襲ひたる疾さに去りぬ大夕立 石井秀一 風土 201511  
だんご屋の漢ばかりや夕立晴 加藤静江 末黒野 201511  
夕立の山を半分隠しけり 高倉和子 201511  
西山に夕立雲湧く昼下り 竹内喜代子 雨月 201511  
夕立去り孔雀は羽根を開きをり 竹内タカミ 201511  
一張羅大夕立と競走す 唐澤春城 ホトトギス 201512  
当にせる夕立に又裏切られ 唐澤春城 ホトトギス 201512  
火山島のここが馬の背大夕立 阿久津勝利 万象 201512  
三毳嶺を丸洗ひする夕立かな 加藤季代 万象 201602  
一と夕立欲し晴れてほし旅心 稲畑汀子 ホトトギス 201607  
湖の沸き立つやうな大夕立 大日向幸江 あを 201607  
一村を震はせしまま夕立過ぐ 三木千代 201608  
夕立風孫へ遣る気の王手飛車 コ田千鶴子 馬醉木 201609  
夕立の叩きたる露地土匂ふ 恒川清爾 万象 201609  
大鳥居くぐれば神の夕立かな 千田百里 201609  
夕立や肩の割り込む立呑屋 塩野谷慎吾 201609  
暗き灯の蔵へ駆け込む夕立かな 田川美根子 201609  
夕立を眺めるビール飲み乍ら 森直子 あを 201609  
大夕立東京駅を洗ひけり 久留米脩二 馬醉木 201610  
熊よけの鈴つけ山へ夕立雲 堺昌子 末黒野 201610  
夕立が洗つて行けり野菜畑 重田修 末黒野 201610  
車座のわつと崩るる大夕立 雨村敏子 201610  
露地裏へ逃げゆく声や大夕立 横田初美 春燈 201610  
大夕立傘を小脇に男消ゆ 小林文良 春燈 201610  
彼方より野の動き出す大夕立 本間羊山 風土 201610  
留守番の母を案ずる大夕立 森屋慶基 風土 201610  
夕立来ジョッキの残り急ぎ飲む 松本文一郎 六花 201610  
匂ひ立つ御苑の草木夕立晴 大島寛治 雨月 201611  
同窓会夕立過ぎて弾む宴 伊吹之博 京鹿子 201611  
海の色一挙にかへて大夕立 菊池洋子 やぶれ傘 201611  
無一物無尽蔵なり夕立あと 瀬川公馨 201612  
雲ゆきを伺うてをり夕立あと 住田千代子 六花 201612  
海の色一挙にかへて大夕立 菊池洋子 やぶれ傘 201612  
夕立のあとに残りし水たまり 武藤節子 やぶれ傘 201612  
和歌の浦夕立過ぐれば潮招き 内海良太 青嶺 201612  
タグボートゆっくり急ぐ夕立して 定梶じょう あを 201610  
夕立に逢う宝くじ買おうかな 長沼佐智 船団 201702  
走っても歩いてみても夕立かな 中川句寿夫 ここのもん 201705  
盛り場へ走りこみたる夕立かな 竹下陶子 ホトトギス 201707  
一と夕立欲しきと空を仰ぎけり 稲畑汀子 ホトトギス 201707  
夕立ち来て夕立ち風来てカサブランカ 甲斐いちびん 船団 201707  
秋夕立跳び込むヒール七センチ 川添光代 船団 201707  
夕立を期待してゐる昼下り 稲畑廣太郎 ホトトギス 201708  
夕立や脳裡の回路小休止 綱徳女 春燈 201708  
こちこちの心を叩く夕立かな はしもと風里 201709  
夕立に老のたましひ濁りけり 山田六甲 六花 201709  
駆け出せば追ひかけて来る夕立かな 渡辺輝子 201709  
緞帳を開くるごと去る夕立雲 高木嘉久 201709  
脳天に第一滴の刺す夕立 奥井あき 201709  
大夕立無音の中に居るここち 篠藤千佳子 201710  
あまつぼを一音の雷一と夕立 米田紀子 201710  
方丈の廂を洗ひ夕立去る 杉本薬王子 風土 201710  
夕立の庇をゆづり合うてより 太田慶子 春燈 201710  
夕立の校庭叩く匂かな 岩永はるみ 春燈 201710  
大夕立あっけらかんと止みにけり 西村しげ子 雨月 201710  
夕立や風の匂ひの水溜り 竹内悦子 201711  
日の匂ひかもす夕立や奈良井宿 森清信子 末黒野 201711  
海底のやうなる街よ大夕立 小田嶋野笛 末黒野 201711  
夕立霧橋の向かうに師の待てる 奥田筆子 京鹿子 201711  
夕立や土の匂ひを巻き上げて 溝渕弘志 六花 201711  
土臭き風の連れ来る夕立かな 及川照子 末黒野 201804  
夕立のあとドーナツの揚がりけり 東英幸 船団 201805  
蝋燭の炎を揺らし夕立来る 小林朱夏 201807  
夕立や呪文唱へる増女 竹中一花 201808  
夕立の行く末見ゆる展望台 高橋将夫 201809  
夕立晴れ歌が私をはずませる 浅井洋子 201809  
地場野菜買ひて夕立の軒借りる 丸尾和子 雨月 201810  
生駒嶺に沿ひゆく速さ夕立雲 西千代恵 雨月 201810  
夕立は樹々の香りを残し去る 福岡かがり 雨月 201810  
馬の背を分けてゆくほどの大夕立 小林共代 風土 201810  
神降ろす笛や太鼓や夕立来る 岡本尚子 風土 201810  
夕立や壁に此の身をあづけをり 久保夢女 201811  
男傘借りて家路や大夕立 今井康子 201812  
夕立や妻と二人で軒を借る 浜崎素粒子 ホトトギス 201901  
夕立晴れ歌が私をはずませる 浅井洋子 201901  
雨音のはじめ静かに大夕立 吉田悦子 201902  
スイッチを入れたるがごと大夕立 大霜朔朗 末黒野 201904 夕立 →1

 

2019年7月21日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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