夏の雨     103句  参照 夏雨

廊下とぶおはぐろとんぼ夏の雨    富安風生

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青葉時雨

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
夏の雨降らせし雲の切れはじむ 稲畑汀子 ホトトギス 199805  
病む人のことづてを聞く夏の雨 稲畑汀子 ホトトギス 199805  
無秩序のリズムにおどる夏の雨 松山律史 船団 199811  
いさぎよく降りて上りて初夏の雨 稲畑汀子 ホトトギス 199905  
二人して立夏の雨に飛び出すよ 朝倉晴美 船団 199909  
オムレツの形ぎくしゃく夏の雨 小枝恵美子 ポケット 199911  
朱雀路の傘はパレット夏の雨 塩見恵介 虹の種 200005  
帯塚へ再会果し夏の雨 稲畑廣太郎 ホトトギス 200007  
夏の雨木賊あたりにあがりけり 石脇みはる 200009  
札幌の宵を閉ざして夏の雨 稲畑汀子 ホトトギス 200107  
降り立てば北空港に夏の雨 遠藤和彦 遠嶺 200107  
夏の雨御坊の雨となりにけり 岡井省二 200108  
夏の雨けぶる明るさ尽くしけり 岡本眸 200109  
ゆく夏の雨脚の土匂ひけり 吉田島江 火星 200112  
首塚の魂しづめほど夏の雨 柴崎英子 200112  
だんごやの瓜実顔や夏の雨 山越勝美 遠嶺 200208  
悲恋ともならで別れし夏の雨 藤井基史 帆船 200208  
扇子屋に立夏の雨は静かなり 柴原保佳 ホトトギス 200209  
大使館のステンドグラス夏の雨 佐藤佐代子 200210  
国境を越えれば初夏の雨模様 川島澄子 酸漿 200212  
七匹の仔豚ももいろ夏の雨 大貫鬼灯 帆船 200309  
まつすぐに夏の雨降る高野山 池田光子 風土 200311  
夏の雨アロエは蛸のごとく伸び 赤星惠子 あを 200311  
駅前の発掘調査夏の雨 須佐薫子 帆船 200404  
自動ドア開けば夏の雨の街 玉川梨恵 200408  
夏の雨急降下するすずめどち 日比野和子 栴檀 200408  
一時間に一本のバス夏の雨 恒川絢子 対岸 200409  
藤棚の密を通して夏の雨 恒川絢子 対岸 200409  
聞き役は交互に夏の雨の音 玉川梨恵 200409  
家うちの階段ぬれず夏の雨 八田木枯 夜さり 200409  
夏の雨ルネ・マグリットの森の中 木村みかん 200410  
上海や黒一色に夏の雨 小林登喜枝 万象 200410  
梛の木の肌をつたひし夏の雨 石脇みはる 200508  
運び込む大き塑像や夏の雨 徳丸峻二 風土 200508  
夏の雨止みて朝の光かな 森野俊子 遠嶺 200509  
節節に余す滴や夏の雨 吉弘恭子 あを 200509  
夏の雨止み佃煮の貝のひも 杉浦典子 火星 200510  
青竹の青の濃淡夏の雨 太田佳代子 春燈 200510  
ざざと降りぴたと上りて夏の雨 斉藤陽子 雨月 200510  
思ひ出を匂ひに変へる夏の雨 安居正浩 200510  
育つもの立夏の雨の上りけり 稲畑汀子 ホトトギス 200605  
迷路めく奈良の古町夏の雨 稲畑汀子 ホトトギス 200607  
鍵善に父と来てゐる夏の雨 山尾玉藻 火星 200608  
夏の雨がじゆまる気根よりあふれ 山内なつみ 万象 200609  
声紋の師に似たるひと夏の雨 木下もと子 200609  
阿弥陀橋半夏の雨に石しぶく 中尾杏子 200609  
日暮より浮巣を叩く夏の雨 藤井昌治 200609  
青銅の日時計古りし夏の雨 亀卦川茂男 200609  
旅疲れ立夏の雨にくつろげる 稲畑汀子 ホトトギス 200705  
夏の雨まな蓋閉ぢてゐたりけり 小菅礼子 春燈 200708  
御柱見上げ立夏の雨社 小澤克己 遠嶺 200708 諏訪上社・本宮・前宮
残すこと忘れたきこと夏の雨 安居正浩 200709  
帰路の道追ひついて来る夏の雨 瀬下るか 200710  
葉雫の隣る青葉へ夏の雨 吉弘恭子 あを 200712  
降りつのる寸夏の雨のいさぎよし 稲畑汀子 ホトトギス 200805  
陶蛙立夏の雨に天仰ぐ 川島澄子 酸漿 200807  
托鉢の衣濡せり夏の雨 小峯雅子 酸漿 200810  
水玉のスカート夏の雨あがる 倉持梨恵 200810  
痩身の台湾雀夏の雨 塩路隆子 200907  
回送のスクールバスや夏の雨 篠原まどか 炎環 200907  
児に手品せがまれてをり夏の雨 小澤菜美 200909  
深川の大戸過ぎつつ夏の雨 井上信子 200909  
広重のはすかひに切る夏の雨 清水美子 春燈 200910  
救はれぬ刹那の石に夏の雨 石黒一憲 200910  
天橋立横一文字に夏の雨 水原春郎 馬醉木 201007  
白光の仏炎苞に夏の雨 高橋将夫 201010  
夏の雨酒場の隅の荻須の絵 生方義紹 春燈 201011  
戦跡に晩夏の雨が狂ひけり 柴田朱美 京鹿子 201011  
土の中命はぐくむ夏の雨 山崎真義 201107  
居眠りを叩く真昼の夏の雨 中島玉五郎 201107  
梅干を茶漬にのせて夏の雨 中田みなみ 201109  
夏の雨上がりて土の深呼吸 大木清美子 201110  
花札のみな裏側に夏の雨 佐藤喜孝 あを 201110  
金柑の花をこぼして夏の雨 椋本一子 雨月 201110  
まだ消さぬあなたの住所夏の雨 井上信子 201208  
塩釜の社灯され夏の雨 北崎展江 くりから 201209  
夏の雨尚仁沢の湧水に 須賀敏子 あを 201210  
飛び石の間流れる初夏の雨 筒井八重子 六花 201212  
きっかけの青いカクテル夏の雨 篠田純子 あを 201308  
日暈してまたまた暴れ夏の雨 長崎桂子 あを 201308  
修業僧の褪せし衣に夏の雨 福本すみ子 201310  
経本の手擦れのしるし夏の雨 井上淳子 火星 201310  
夏の雨ラジオ体操休息日 市橋香 ぐろっけ 201310  
古民家のにぶき光や夏の雨 遠山のり子 201310  
樟脳の香と乗り合はす夏の雨 藤本千鶴子 火星 201311  
柱より梁黒し夏の雨 戸栗末廣 201410  
夏の雨どしや降りと聞く電話口 稲畑汀子 ホトトギス 201505  
まつすぐに降つてゐるなり夏の雨 中杉隆世 ホトトギス 201507  
竹林の揺れに安らぐ夏の雨 高橋泰子 201509  
夏の雨小さき実宿すものの上に 三屋英俊 万象 201510  
予報よりいごつそうなる夏の雨 大久保白村 ホトトギス 201512  
写真の父いつも野良着や夏の雨 戸栗末廣 201604  
旅といふ開放感の夏の雨 稲畑汀子 ホトトギス 201605  
離陸して雲抜け出せぬ夏の雨 稲畑汀子 ホトトギス 201605  
鯉はねてまた鯉はねて初夏の雨 森高さよこ 風土 201608  
スイーツと一族句会夏の雨 長沼佐智 船団 201806  
ボクシングジムは盛況夏の雨 小山唄枝 やぶれ傘 201807  
夏の雨傘をさす子とささぬ子と 高橋まき子 風土 201808  
盲導犬の淡々とゆく夏の雨 本池美佐子 201809  
呉服屋の狭き間口や夏の雨 あさなが捷 201809  
ほおづえの島耕作よ初夏の雨 鈴木みのり 201809  
燐寸消え甘き香のこる夏の雨 深川淑枝 201811  
地下鉄にマハラジャの娘夏の雨 わたなべじゅんこ 船団 201812  

 

2019年5月26日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。