五月雨 2       110句

落語家のサリンが枕五月雨るる    高島茂

雨の季語  お降り 春の雨  春雨 春霖 春時雨 夏の雨 五月雨 さみだれ 菜種梅雨 

半夏雨  夕立 喜雨 虎が雨 秋の雨 秋雨 秋時雨 冬の雨 初時雨 時雨  青時雨

青葉時雨

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
五月雨や傘持ち歩き仕事場へ 懸崎由美子 ホトトギス 200410  
五月雨や濁流蛇行して海へ 荒舩青嶺 ホトトギス 200410  
五月雨やときには薄き日のさして 荒舩青嶺 ホトトギス 200410  
五月雨に濡れさみだれと気づかざる 持永真理子 ホトトギス 200410  
五月雨や匂ふがごとく句碑のあり 持永真理子 ホトトギス 200410  
考へに五月雨傘の傾ぐまま 持永真理子 ホトトギス 200410  
五月雨も濁りも真野の入江なる 丹後浪月 ホトトギス 200410  
五月雨を鏡に嵌めて理髪店 片岡淑郎 ホトトギス 200410  
鳥の音を遠くに残し五月雨るる 中野匡子 ホトトギス 200410  
一山の五月雨集め濁り川 中野匡子 ホトトギス 200410  
五月雨やパソコンのキー湿りがち 中野匡子 ホトトギス 200410  
日差しより風の恋しく五月雨るる 中村嚢介 ホトトギス 200410  
雨垂れに変へ五月雨を落す樹々 中村嚢介 ホトトギス 200410  
牛小屋のまさを三歳五月雨るる 斎藤和江 帆船 200412  
五月雨傘二人で一つてふ雅 稲畑廣太郎 ホトトギス 200505  
君の為五月雨傘を選びたる 稲畑廣太郎 ホトトギス 200505  
五月雨に聞き流すすべ身につきて 中村みち子 ぐろっけ 200508  
山崎の奥は五月雨弟子の弟子 山田六甲 六花 200508  
五月雨の湖を真中に比良伊吹 上田繁 遠嶺 200509  
狛犬のしかめつ面や五月雨 赤池英津子 遠嶺 200509  
五月雨や腰据ゑて研ぐ篆刻刀 増田大 春燈 200509  
磔刑の消えて絞首に五月雨るる 俵藤正克 春燈 200509  
五月雨やラジオネームを思案中 高木嘉久 200509  
五月雨や肥しが降ると父言ひき 金山千鳥 酸漿 200509  
五月雨や舗道の光る古書の街 浅田光喜 対岸 200510  
五月雨の大屋根ぬらす善光寺 竹内志げ子 酸漿 200510  
朝夕に五月雨萩の風情見せ 松尾緑富 ホトトギス 200511  
車椅子楠公墓所へ五月雨るる 桑田青虎 ホトトギス 200512  
はじまりし五月雨傘の忘れもの 稲畑汀子 ホトトギス 200605  
病院の個室は淋し五月雨るる 水田清子 200605  
五月雨に鳥語応へてをりにけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 200607  
五月雨や父の遺墨を眺めをり 柳生千枝子 火星 200607  
五月雨獅子が守りする募金箱 大西和子 ぐろっけ 200607  
五月雨や玩具箱めくビルの街 五ヶ瀬川流一 六花 200607  
五月雨金魚葉椿まみどりに 佐藤喜孝 あを 200607  
五月雨やいつもの座にて師の句読む 山内重子 四葩 200608  
子規庵の庭棚つたふ五月雨 大東由美子 火星 200608  
五月雨を聞く父の盃夫の盃 山田美恵子 火星 200608  
五月雨るる道行のごと師と吟行 土屋利之 ぐろっけ 200608  
五月雨や流されてゆく我が心 わかやぎすずめ 六花 200608  
五月雨や雲霧木々の合間より 菊谷潔 六花 200608  
五月雨や籠りし一日俳書読む 道給一恵 遠嶺 200609  
五月雨の音が心を占めゆけり わかやぎすずめ 六花 200609  
カーテンを開く朝や五月雨るる わかやぎすずめ 六花 200610  
さりながら五月雨傘はいつも手に 稲畑汀子 ホトトギス 200707  
水音と別に五月雨傘の音 稲畑汀子 ホトトギス 200707  
羅に五月雨の糸重なりぬ ことり 六花 200707  
五月雨や胸に穴ある藁人形 栗栖恵通子 200708  
鮪船戻つてゐたる五月雨 出来由子 200708  
五月雨の鳥居にとまる川鵜かな 山田六甲 六花 200708  
五月雨に「濡れて行こうと」幕下りる 岩崎憲二 京鹿子 200709  
五月雨や芭蕉の道の句碑めぐり 吉澤利治 遠嶺 200709  
湯ざめせしごと五月雨の森よぎる 小島みつ代 200709  
母の忌の経に和すごと五月雨 岡田章子 ぐろっけ 200710  
五月雨竪穴住居内からから 佐藤喜孝 あを 200805  
五月雨の予報外れしこと嬉し 稲畑汀子 ホトトギス 200806  
計画に乗れざることも五月雨るる 稲畑汀子 ホトトギス 200806  
五月雨れてをらざると告げ着席す 稲畑汀子 ホトトギス 200806
五月雨や妻の形見のつげの櫛 竹貫示虹 京鹿子 200806  
五月雨や王朝古典読み続け 浅田光喜 絵巻物 200806  
連休の果てて孤独よ五月雨るる 能勢栄子 200807  
五月雨を囃しくぐもる鳶の笛 稲畑廣太郎 ホトトギス 200807  
北の原五月雨西の原嵐 稲畑廣太郎 ホトトギス 200807  
五月雨るる音無川で別れたり 忍足ミドリ 春燈 200807  
舟唄の英語バージョン五月雨るる 小林成子 200808  
五月雨るる里の懸樋や水ぐるま 高谷栄一 200808  
鈍色に動かぬ巨船五月雨るる 中川すみ子 200808  
淋しさを子には告げずや五月雨るる 能勢栄子 200809  
五月雨の参道に傘華やげる 新実貞子 200809  
舟唄の英語バージヨン五月雨るる 小林成子 200809  
五月雨に打たれ喪服の列にをり 北澤星子 遠嶺 200809  
五月雨や猫に欠伸を移さるる 田中峰雪 雨月 200809  
五月雨や遅参詫びつつ通夜の座に 田中峰雪 雨月 200809  
上賀茂に婚の行列五月雨 中村吟子 ぐろっけ 200809  
五月雨やパズルの枡を埋めつくす 津田礼乃 遠嶺 200810  
五月雨に木々つれだちてしとどかな 菊谷潔 六花 200810  
旅五月雨のち晴又雨のち晴 稲畑汀子 ホトトギス 200905  
五月雨を待つ大川の水位かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 200906  
蕉像を洗ひ上げたる五月雨 稲畑廣太郎 ホトトギス 200906  
五月雨を集めて句碑の文字歪む 稲畑廣太郎 ホトトギス 200906  
五月雨や大川の嵩只ならず 稲畑廣太郎 ホトトギス 200906  
五月雨の雲切れ都心青空に 稲畑汀子 ホトトギス 200906  
五月雨に離郷の思ひ道の駅 宮田香 200907  
歩道橋使はずにゆく五月雨 芝宮須磨子 あを 200907  
五月雨や名医の語尾の国訛 中川すみ子 200908  
売鍋に五月雨を受けござれ市 清水伊代乃 酸漿 200908  
人びとに五月雨濯ぐ御開帳 高嶋文清 春燈 200908  
五月雨やペン立に入りきらぬペン 杉浦典子 火星 200909  
五月雨れて阿修羅の如き流れかな 堤内久美子 六花 200909  
五月雨や出窓の雀天仰ぐ 吉本淳 ぐろっけ 200909  
池の面の水の昏さや五月雨 木村弓子 末黒野 200910  
五月雨に濡れし鴉の羽拾ふ 松村光典 やぶれ傘 200910  
五月雨の連なり滑る甍かな 秋田建三 200910  
父訪はな五月雨胸にしみるとき 小嶋洋子 泡の音色 200912  
石蕗の葉の艶の上塗り五月雨 田中一美 ろんど 201001  
五月雨や百歩の店で買ふ昼餉 中川すみ子 201007  
一山を洗ひ流して五月雨 宮崎左智子 201007  
五月雨の強きが真夜を虐ぐる 大橋敦子 雨月 201007  
五月雨の中普天間を囲む民 木村茂登子 あを 201007  
花柄の雨靴うれし五月雨るる 後條さと子 201008  
繋留のヨット寂れる五月雨 大木清美子 201008  
五月雨の止む畑に靄昇りをり 島崎勇作 酸奬 201008  
五月雨に恋人たちは傘重ね 辻香秀 201009  
観音の膝に右手や五月雨 佐藤凉宇子 ろんど 201009  
五月雨るる千年杉に耳あてて 竹下昭子 ぐろっけ 201010  
五月雨や家の軋める音のして 志方章子 六花 201010  
五月雨の吹き込む昼の魚市場 廣瀬雅男 やぶれ傘 201011  
五月雨や旅の余韻を持ち寄りて 稲畑廣太郎 ホトトギス 201106  
五月雨に二級河川の膨めり 稲畑廣太郎 ホトトギス 201106  
五月雨を憂しとせざりし家居かな 稲畑汀子 ホトトギス 201106  
あらそへぬ年齢の枷五月雨るる 稲畑汀子 ホトトギス 201106 五月雨→ 3

 

2015年5月30日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。