冬の雨 〈冬雨〉2    17句

さびしさは垂井の宿の冬の雨   舟泉

雨の季語  

お降り 春の雨  春雨 春霖 春時雨 夏の雨 五月雨

さみだれ 菜種梅雨 半夏雨  夕立 喜雨 虎が雨

秋の雨 秋雨 秋時雨 冬の雨 初時雨 時雨  青時雨 青葉時雨

作品
作者
掲載誌
掲載年月
逆縁の通夜となりたり冬の雨 本田豊明 202002
冬の雨ブルーシートに音のして 藤井美晴 やぶれ傘 202002
降ることに餘念のあらぬ冬の雨 佐藤喜孝 あを 202002
気にかかる友の消息冬の雨 稲畑汀子 ホトトギス 202011
考妣の地へ旅立つ兄や冬の雨 佐藤勝代 末黒野 202103
神苑の矮鶏に静かな冬の雨 荒川新星 202103
呼鈴を押せば灯のつく冬の雨 根橋宏次 やぶれ傘 202105
冬の雨二日続きの家籠り 枝みや子 やぶれ傘 202105
冬の雨しとどねぐらへゆく烏 亀岡睦子 やぶれ傘 202105
冬の雨歸宅うながすわらべ唄 佐藤竹僊 あを 202201
さまざまな昔の記憶冬の雨 田中藤穂 202202
老幹にしみゐるばかり冬の雨 小原芙美子 風土 202203
冬の雨湖に舫へるスワン舟 丸山千穂子 末黒野 202204
不揃ひな石畳なり冬の雨 森高武 風土 202204
うどん屋のつり銭温し冬の雨 松本胡桃 風土 202204
野良猫に軒端をどうぞ冬の雨 秋川泉 あを 202302
初冬の雨が郵便夫を濡らす 柴崎和男 やぶれ傘 202304
冬の雨 →1

2023年11月20日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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