作品 |
作者 |
掲載誌 |
掲載年月 |
秋雨の音で目覚めるゴミ出す日 | 小山よる | やぶれ傘 | 201911 |
秋雨や小売店みな消えし町 | 田中藤穂 | あを | 201912 |
秋雨やことば促す鳩時計 | はしもと風里 | 瓔 | 201912 |
虚子像の厳と置かれて秋雨中 | 大橋晄 | 雨月 | 201912 |
暮の秋雨よ風よといふうちに | 森なほ子 | あを | 202001 |
秋雨に万歳三唱ひびきをり | 出口誠 | 六花 | 202001 |
秋雨や白文字太き兜太句碑 | 森清堯 | 末黒野 | 202001 |
晩節や秋雨に靴濡れはじむ | 伊藤希眸 | 京鹿子 | 202001 |
街頭にけふも秋雨降りしきる | 松村光典 | やぶれ傘 | 202002 |
秋雨の砂に染みゆく早さかな | 高倉和子 | 空 | 202003 |
秋雨に須磨の浦廻のたかぶり来 | 善野行 | 聖五月 | 202010 |
傘開くとき秋雨の音急に | 今井肖子 | ホトトギス | 202011 |
秋雨の夜は山頭火繙いて | 浜田久美子 | 六花 | 202101 |
秋雨と正對面に夜にめざめ | 佐藤喜孝 | あを | 202104 |
秋雨に傘増えてゆくふえてゆく | 稲畑廣太郎 | ホトトギス | 202110 |
秋雨にリズム刻みて刀鍛冶 | 稲畑廣太郎 | ホトトギス | 202110 |
秋雨にふと虚子の声横川の忌 | 稲畑廣太郎 | ホトトギス | 202110 |
秋雨の止むや草引く句読点 | 西村白杼 | 京鹿子 | 202112 |
秋雨の佗し鐘の音寒山寺 | 長谷川はまゆう | 末黒野 | 202201 |
秋雨に溶け虹色の廃油かな | 善野行 | 六花 | 202202 |
秋雨や苔むす庭の色深み | 田中由紀子 | 末黒野 | 202212 |
秋雨や友の便りをそつと開け | 佐藤まさ子 | 春燈 | 202301 |
思ひ立ち秋雨止まぬ旅を行く | 増田裕司 | やぶれ傘 | 202302 |
秋雨 →1 |
2022年10月15日 作成
「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。
「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。
注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。
ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。