作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
この辺にお捨てなさるな紅葉客 丸山佳子 京鹿子 200201  
紅葉して空晴れて鯉落ちつかず 今瀬剛一 200201  
微熱あるやうに萍紅葉かな 吉田島江 火星 200201  
多田院一丁目帚木の紅葉づれる 奥田節子 火星 200201  
岳紅葉龍頭鷁首(げきしゅ)の舟浮べ 澤田緑生 馬醉木 200201  
温泉の宿の紅葉の渓を庭にしつ 黒坂紫陽子 馬醉木 200201  
山紅葉鉄管長き発電所 伊佐春子 春耕 200201  
銀山峡紅葉赫く燃ゆるごと 石丸弥平 春耕 200201  
開け放つ紅葉の中の一草庵 高市幸子 春耕 200201  
湖に一山映る紅葉晴 伯井茂 春耕 200201  
紅葉してはや散り急ぐ木ありけり 小峯雅子 酸漿 200201  
白樺湖水の中まで紅葉せり 小黒加支 酸漿 200201  
夏椿紅葉の早し急ぐなよ 八木葉子 酸漿 200201  
有終を飾る欅の紅葉かな 八木葉子 酸漿 200201  
紅葉台樹海を抽きて粧へり 永田二三子 酸漿 200201  
庭下駄を干し並べあり紅葉宿 田所洋子 雨月 200201  
放哉の旬碑探しゆく紅葉寺 高野清風 雲の峰 200201  
露天湯へ紅葉の宿の闇に出づ 谷野由紀子 雲の峰 200201  
祇王寺へ散りし紅葉を踏み登る 藤本艶野 雲の峰 200201  
紅葉寄せず轟岩として立ちて 宮津昭彦 200201  
母の忌を修すに満天星紅葉せり 杉本寛 200201  
湯を浴びに行くや紅葉の下くぐり 大串章 百鳥 200201  
舟唄や旅情深まる谿紅葉 佐藤康子 遠嶺 200201  
星あまた嶺の紅葉をみがきけり 佐藤康子 遠嶺 200201  
一枚の湖を傾げて嶺紅葉 小宮山勇 遠嶺 200201  
身を締めて吊橋渡る紅葉谷 伊藤トキノ 200201  
沸点のまろき満天星紅葉かな 柴田久子 風土 200201  
踏みまよふ桜の紅葉並べみる 河合笑子 あを 200201  
石磨く石のつめたき紅葉晴 神山ゆき子 200202  
宿入りを少し早めて紅葉冷 中島たけ子 200202  
百号大ホテルの玻璃戸夕紅葉 中島たけ子 200202  
溺れゆくごとくに紅葉渓へバス 中島たけ子 200202  
寺紅葉五重塔も色を添へ 黒坂紫陽子 馬醉木 200202  
紅葉見る二本増えたる顔の皺 吉田多美 京鹿子 200202  
楷紅葉孔子論語を生みさうな 禰寝瓶史 京鹿子 200202  
南面に紅葉残れり余生ふと 舩越美喜 京鹿子 200202  
紅葉滝夕暮どきを攻め続く 松本鷹根 京鹿子 200202  
掃くべくもなき紅葉の嵩に靴くぼめ 鈴鹿野風呂 京鹿子 200202  
大黒天の舞台に立てば紅葉冷 鈴鹿野風呂 京鹿子 200202  
空林といへど紅葉の二三ひら 鈴鹿野風呂 京鹿子 200202  
紅葉晴木の改札口を触れて出る 寺田千代子 京鹿子 200202  
紅葉のまつただ中にある堕落 鈴鹿百合子 京鹿子 200202  
結論は急がず紅葉の裏参道 鈴鹿百合子 京鹿子 200202  
日を広げ芝にも紅葉するこころ 山田弘子 円虹 200202  
天守閣仰ぎまつたき紅葉晴 小西石蕗 円虹 200202  
吉田山越えて紅葉の永観堂 高野清風 雲の峰 200202  
逆光のいろは紅葉や足助村 外川玲子 風土 200202  
憩ひをり紅葉の下の老詩人 渋谷ひろ子 酸漿 200202  
フィレンツェの丘の一望夕紅葉 渡辺玄子 酸漿 200202  
人生に繕ひ多き夕紅葉 加藤はま子 200202  
吊り橋の揺れに踏ん張り紅葉撮る 渕田則子 200202  
冬の虹島の紅葉を跨ぎたり 松田欽吾 雨月 200202  
まづ声の駆け出してゐる紅葉かな 武政礼子 雨月 200202  
山王鳥居仰げば余すなく紅葉 大山志津 雨月 200202  
古稀過ぎを忘れ輪唱紅葉宿 二瓶洋子 六花 200202  
紅葉せし宮にこきりこたてまつる 春田淳子 春耕 200202  
紅葉せり峡千枚のぶだう棚 山田春生 春耕 200202  
農小屋に紅葉付きたる竹箒 升本行洋 春耕 200202  
古びたる水神塔や沢紅葉 菅原庄山子 春耕 200202  
こんな処のこんな木までも紅葉す 桑原敏枝 いろり 200202  
水底の紅葉水面の冬もみぢ 岡本眸 200202  
早紅葉や水の流れる音のして 水田清子 200202  
木が匂ふ紅葉づるまへの憂ひもて 松井淑子 200202  
はらりはら紅葉風凪ぐ雨こまか 丸山冬鳳 京鹿子 200202  
木木鎖やがて哲学紅葉坂 丸山冬鳳 京鹿子 200202  
紅葉づれば雑木林と言はで欲し 木戸渥子 京鹿子 200202  
果てのいろと知りて見にゆく黄葉紅葉 直江裕子 京鹿子 200202  
天の原よりも明るき紅葉谷 鷹羽狩行 200202

宮谷昌代

『母』序句

看取女にかなしきまでの紅葉晴 白石峰子 円虹 200202  
モネの絵を見て山荘の紅葉見て 赤井よしを 円虹 200202  
歩き見る紅葉止まり見る紅葉 橋本佐智 円虹 200202  
拝観を許す紅葉の厭離庵 福井鳳水 円虹 200202  
青空に彩絞り切る紅葉かな 吉村玲子 円虹 200202  
秘仏あり紅葉明りの及ばざる 海輪久子 円虹 200202  
雲切れて紅葉一斉燃え出づる 岸はじめ ぐろっけ 200202  
バスはすぐ曲りたがりて山紅葉 嶋田一歩 ホトトギス 200203  
紅葉晴タカラジェンヌの墓ありぬ 杉浦典子 火星 200203  
紅葉せる佐渡にいくつの能舞台 佐藤淑子 雨月 200203  
ゴルフ場二段重ねの紅葉かな 松本文一郎 六花 200203  
黒薙は峡の入口紅葉して 長沼紫紅 200203  
どうだんの金輪際の紅葉かな 西山紀代子 200203  
紅葉晴真白きところ富士ありし 嶋田一歩 ホトトギス 200204  
紅葉照る草屋根低き九年庵 角直指 京鹿子 200204  
草庵のうしろ仁比山紅葉照る 角直指 京鹿子 200204  
曲り家を文化財とし紅葉す 角直指 京鹿子 200204  
紅葉敷き木立の影の明らけし 大山妙子 酸漿 200204  
靄奥に鏡岩あり谷紅葉 長田秋男 酸漿 200204  
一葉づつ白膠木は紅葉ひたぶるに 西山美枝子 酸漿 200204  
漉く紙に散らして紅葉真赤なる 長沼三津夫 200204  
陸橋や紅葉の雲に乗れるかに 岡田芳子 ぐろっけ 200204  
紅葉船声湧くあたり造幣局 岡野峯代 ぐろっけ 200204  
戻り舟屋形につもる谿紅葉 勝野薫 ぐろっけ 200204  
不動明王紅葉大樹を天蓋に 小西瑞穂 ぐろっけ 200204  
山からす飛び去る冬の紅葉谷 小島とよ子 遠嶺 200205  
紅葉して右岸左岸と照らし合ふ 宮原みさを 花月亭 200208  
広々と丘陵ありて木々紅葉 東芳子 酸漿 200209  
叡山に虚子を偲べば夕紅葉 稲畑廣太郎 ホトトギス 200210  
紅葉待つ高尾のみどりいよよなり 阿部ひろし 酸漿 200210  
御一行の杖束ねゐる紅葉谷 嵯峨根鈴子 火星 200211  
星の塵かかりて柞紅葉かな 中島陽華 200211 紅葉 4

 

2019年11月12日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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