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冬もみぢ    37句

冬もみぢ晩年すでに始るか    安住敦 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
段畑の真ん中乾く冬もみぢ 小澤克己 遠嶺 199902  
冬もみぢうらを覗けば突き当る 宇都宮滴水 京鹿子 200001  
碑は苑をさびしくしたり冬もみぢ 本橋怜加 冬牡丹 200003  
竹林の幽明冬のもみぢかな 関根洋子 風土 200102  
中吉のおみくじ冬のもみぢかな 曷川克 遠嶺 200103  
坂あれば駈けあがる癖冬もみぢ 本河康子 200104  
閼伽桶の棚に屋根あり冬もみぢ 小澤克己 遠嶺 200105  
冬もみぢ雨降山に雨けぶる 渋谷ひろ子 酸漿 200202  
冬もみぢ鳥羽絵のはじめもの食める 杉浦典子 火星 200202  
焼きあがるパン野辺山の冬もみぢ 関口幹雄 遠嶺 200202  
水底の紅葉水面の冬もみぢ 岡本眸 200202  
遠い音すぐそばの音冬もみぢ 藤岡紫水 京鹿子 200202  
冬もみぢ一葦の水のさやかなり 小林あつ子 火星 200203  
冬もみぢして眉山紅城山黄 上崎暮潮 ホトトギス 200209  
冬もみぢしまひ忘れし別れの掌 木山杏理 京鹿子 200303  
朝の日にはらはら散るよ冬もみぢ 渋谷ひろ子 酸漿 200401  
杉山に象嵌めける冬もみぢ 芝尚子 あを 200401  
陸奥の兄の便りや冬もみぢ 山田怜子 遠嶺 200402  
桜もみぢ一葉残して冬芽かな 金川眞里子 百鳥 200402  
透きとほる雨の一日冬もみぢ 東亜未 あを 200402  
啼き渡る鴉や寺の冬もみぢ 小澤克己 遠嶺 200403  
歳月を語る玻璃戸や冬もみぢ 野口光江 遠嶺 200403  
我が里に続く道あり冬もみぢ 北原瑞枝 遠嶺 200403  
冬もみぢからくれなゐの沼鏡 鈴木伸一 200404  
冬もみぢ兵糧倉の跡あたり 森屋慶基 風土 200411  
冬もみぢ東山負ふ永観堂 東亜未 あを 200502  
冬もみぢ号外ぬれ葉となりにけり 梶浦玲良子 六花 200503  
一幹の黙にこゑあり冬もみぢ 小澤克己 遠嶺 200503  
ひよ鳥のどよもす梢冬もみぢ 高畠陽子 河鹿 200503  
猿楽や曲舞の技も冬もみぢ 林日圓 京鹿子 200603  
冬もみぢ森の奥なる版画館 門伝史会 風土 200703  
晩年の各駅停車冬もみぢ 渕上千津 200801  
旅人に寄り来る猫や冬もみぢ 高村洋子 遠嶺 200802  
撞く鐘の一打一願冬もみぢ 南敦子 200802  
神農の虎に道訪ふ冬もみぢ 城孝子 火星 200802  
風生のさくらがおとす冬もみぢ 西山美枝子 酸漿 200802  
冬もみぢ業平橋を探し当つ 内藤紀子 遠嶺 200803  

2008年12月4日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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