作品 |
作者 |
掲載誌 |
掲載年月 |
惜しまれて散る濃紅葉の心かな | 稲畑汀子 | ホトトギス | 199811 |
濃紅葉に思ひを馳せる旅にまた | 稲畑廣太郎 | 円虹 | 200001 |
偲ぶこと多き秋月濃紅葉に | 稲畑廣太郎 | ホトトギス | 200010 |
橋寺の磴天挟む濃紅葉 | 奥村鷹尾 | 京鹿子 | 200202 |
濃紅葉いろはにほへと下り坂 | 鏡山千恵子 | 帆船 | 200212 |
濃紅葉を分けて玉原開け初む | 稲畑廣太郎 | ホトトギス | 200310 |
二階より見れば濃紅葉なりしこと | 稲畑汀子 | ホトトギス | 200311 |
斎場の殊に濃紅葉兄送る | 岡野峯代 | ぐろっけ | 200204 |
目つむれば濃紅葉に焼きつくされむ | 安原葉 | ホトトギス | 200603 |
濃紅葉や仰ぐ名妓の古野門 | 北村香朗 | 京鹿子 | 200603 |
濃紅葉といふ静けさにある忌日 | 稲畑廣太郎 | ホトトギス | 200610 |
濃紅葉に埋るるやうに茶室あり | 熊岡俊子 | 雨月 | 200612 |
薄紅葉よりカーブして濃紅葉へ | 稲畑汀子 | ホトトギス | 200710 |
濃紅葉の一枝挿頭すや磨崖仏 | 寺岡ひろし | 雨月 | 200802 |
甲斐信濃紅葉前戦山下る | 岡田誠吾 | 笹 | 201002 |
濃紅葉や狗犬の座に鹿の坐る | 北村香朗 | 京鹿子 | 201003 |
こゑ深まるほどの沸点濃紅葉 | 北川孝子 | 京鹿子 | 201003 |
一本の濃紅葉ありて薄紅葉 | 稲畑汀子 | ホトトギス | 201011 |
在天の神に捧げて濃紅葉 | 岩岡中正 | ホトトギス | 201105 |
はらはらと濃紅葉の散る窓の灯に | 大橋敦子 | 雨月 | 201203 |
留石の置かれし先に濃紅葉 | 吉川光子 | ぐろっけ | 201403 |
濃紅葉に涙されたる虚子のこと | 千原叡子 | ホトトギス | 201405 |
写し絵も濃紅葉の頃なりしかな | 稲畑汀子 | ホトトギス | 201412 |
廃線の道へ手向けの濃紅葉 | 岡田桃子 | 槐 | 201502 |
濃紅葉に虚子の涙の三粒ほど | 稲畑廣太郎 | ホトトギス | 201510 |
薄紅葉濃紅葉道を迷ひしか | 稲畑汀子 | ホトトギス | 201511 |
三代の霊寺日照雨に濃紅葉 | 石井秀一 | 風土 | 201512 |
薄紅葉濃紅葉道を迷ひしか | 稲畑汀子 | ホトトギス | 201511 |
三代の霊寺日照雨に濃紅葉 | 石井秀一 | 風土 | 201512 |
信州の濃紅葉江戸の薄紅葉 | 稲畑廣太郎 | ホトトギス | 201711 |
六甲の濃紅葉に空蕩けさう | 今井妙子 | 雨月 | 201808 |
薄紅葉より濃紅葉へ七曲り | 稲畑汀子 | ホトトギス | 201810 |
2021年11月9日 作成
「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。
「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。
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