紅葉 16     100句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
百里きて乗鞍紅葉五分三分 小野寺節子 風土 201201  
浮叢の古戦場めく菱紅葉 有本南陵 ろんど 201201  
さざ波の消えて逆さの紅葉かな 松嶋一洋 201201  
魁けてはや紅葉の帚草 築城百々平 馬醉木 201201 日比谷公園
立枯れの里なり紅葉降りられず 佐藤玲子 春燈 201201 三陸
霖々の流せる色素紅葉渓 笹井康夫 201201  
気をそそる紅葉名所のアラカルト 小林久子 201201  
神田川桜紅葉に夕日照り 芝宮須磨子 あを 201201  
逆立ち羅漢ムンクの羅漢紅葉降り 田中芳夫 201201  
近江路の紅葉黄葉の文化園 坂上香菜 201201 滋賀県立近代美術館
蒼天の変る紅葉や天城越え 川井素山 かさね 201201  
滝紅葉して一山の鎮もれる 山田天 雨月 201201  
紅葉づるや春日山城史跡径 田中臥石 末黒野 201201  
紅葉の樹樹従へて華厳の滝 米田文彦 かさね 201201  
紅葉見ぬ熱帯の森やロープウェー 呂秀文 春燈 201201  
紅葉見ゆる窓側いつも妻の席 内藤三男 ぐろっけ 201201  
紅葉闌け平衡感覚狂ひだす 柴田朱美 京鹿子 201202  
つくばねの山々紅葉かがやけり 佐藤健伍 201202  
しみじみと法話の果の夕紅葉 乗光雅子 雨月 201202  
はらはらと紅葉や人の背に肩に 伴秋草 末黒野 201202  
堰落つる水の勢ひや渓紅葉 外山生子 末黒野 201202  
越畑の一村囲む紅葉かな 坂根宏子 201202  
ひとひらの紅葉水辺を離れけり 有賀昌子 やぶれ傘 201202  
棟持猿さぞや紅葉の美しかろ 原口頌子 ろんど 201202  
遠目にも紅葉もみぢの箕面山 大橋晄 雨月 201202  
菱紅葉浮べ鎮もる法の池 村上絢子 馬醉木 201202  
七曲り登る行く手の山紅葉 内藤庫江 末黒野 201202  
湿原の百草百の紅葉かな 岡井マスミ 末黒野 201202  
満天星の丸く刈られて紅葉せり 饗庭悳子 末黒野 201202  
両側に苔の石垣紅葉坂 長濱順子 201202  
管長の遷化紅葉のほむら立ち 本多正子 雨月 201202  
顔に映ゆ紅葉並木のプラタナス 長尾良子 末黒野 201202  
水郷を抜けて生家へ紅葉浴び 柴田朱美 京鹿子 201202  
青炎の不動紅葉を呑みこめり 柴田朱美 京鹿子 201202  
千本の紅葉に染まる巨刹かな 藤本秀機 201202  
言葉にも色付けてほし紅葉下 松本恒子 ぐろっけ 201202  
古稀過ぎのいのち刻々紅葉の賀 石倉千賀子 ろんど 201202  
湖北なる桜紅葉の崎歩く 大橋伊佐子 末黒野 201202  
好日の紅葉の先に伸びる雲 丸山酔宵子 かさね 201202  
天領の秘境全山紅葉して 尾崎みつ子 雨月 201202  
紅葉を天に献ずる山ばかり 片田きく 201202  
紅葉一群酒呑童子の浮沈み 大島翠木 201202  
紅葉渓より天を衝く杉杉杉 大橋晄 雨月 201202  
紅葉紅葉微熱のやうな夕茜 柴田朱美 京鹿子 201202  
紅葉照り省略かぎりなき城址 安武晨子 201202  
紅葉濃き胸突き八丁奥の院 粟倉昌子 201202  
紅葉抱く富士の絶景湖に映え 紀川和子 うらら 201202  
寺紅葉千体地蔵の赤風車 松澤美惠子 201203  
地に還るものの声して山紅葉 佐々木紗知 京鹿子 201203  
草叢の床しき黎紅葉かな 本島むつみ ろんど 201203  
坂下る桜紅葉の先は海 中村紘 ぐろっけ 201203  
廃屋に形良き大樹紅葉す 中尾廣美 ぐろっけ 201203  
山紅葉湖面は青く船白し 神田惣介 京鹿子 201203  
したたれる紅葉將軍塚にこゑ 伊藤希眸 京鹿子 201203  
城門の跡の桜の紅葉かな 郡山真帆 かさね 201203  
見返るは待つ思ひなり紅葉寺 中野京子 201203 永観堂詠
見霽かす海の蒼さや紅葉晴 嵐弥生 末黒野 201203  
五十年一瞬に過ぎ紅葉晴れ 神田惣介 京鹿子 201203 大学同期会
甲斐紅葉武将写しの山と川 岡山敦子 京鹿子 201203  
御簾とほす紅葉明かりに青不動 児玉有希 京鹿子 201204  
盆栽の雑木紅葉に迷い込む 松本アイ ぐろっけ 201204  
牢記せる桜紅葉の虫食まる 熊谷ふみを ろんど 201204  
曲る毎に姫大山の紅葉濃し 村田とくみ ぐろっけ 201204  
祖国とす櫻紅葉の香の下を 熊谷ふみを ろんど 201204  
紅葉さざなみ三四郎池は加賀名残り 岡山敦子 京鹿子 201204  
お薬師の霊水さくら紅葉かな 井村和子 風花 201206  
談山の紅葉襲の木霊かな 頓所友枝 冬の金魚 201209  
一雨に桜紅葉のはじまりぬ 稲畑汀子 ホトトギス 201210  
叡山は虚子のまほろば紅葉濃し 稲畑汀子 ホトトギス 201210  
通ひ路の桜紅葉と気づくまで 稲畑汀子 ホトトギス 201210  
紅葉の祖母傾山を縦走す 小林朱夏 201210  
桜紅葉勿来関址へ一丁場 酒井秀郎 返り花 201211  
映りゐる紅葉神さぶ御射鹿池 酒井秀郎 返り花 201211  
桜紅葉せり大崎観音寺 酒井秀郎 返り花 201211  
夕闇や板戸にうかぶ紅葉の絵 吉田啓悟 かさね 201211  
空蒼く紅葉にはやきみ寺かな 熊岡俊子 雨月 201211  
遠足や滝と紅葉と猿に会ひ 山口天木 雨月 201212  
名苑の冬の紅葉に染まらばや 稲畑汀子 ホトトギス 201212  
首洗ひ井戸を覗けば紅葉照り 品川鈴子 ぐろっけ 201212  
十一はつはものの数滝紅葉 野中亮介 馬醉木 201212  
栗鼠の尾の渡り終へたる紅葉かな 田尻勝子 六花 201212  
大屋根に日の移りゆく紅葉かな 野上杳(はるか) 201212  
町外れ雑木紅葉の屋敷あり 長崎桂子 あを 201212  
紅葉酔ひせし夜の糊の利きし夜具 松井志津子 201212  
紅葉舞ふとてひと滝の早鼓 野中亮介 馬醉木 201212  
紅葉谿まほらとしたる鯉の貌 野中亮介 馬醉木 201212  
紅葉谿出でて親しき阿弥陀堂 野中亮介 馬醉木 201212  
年年歳歳古き佛に紅葉す 木村茂登子 あを 201301  
紅葉渓するする籠に串団子 森理和 あを 201301  
鯉跳ねて紅葉崩すや庭の池 溝渕弘志 六花 201301  
灯を消して昼の紅葉の燃ゆるかな 雨村敏子 201301  
雪渓を遠見紅葉の枝越しに 松本三千夫 末黒野 201301  
憂きことをしばし忘るる紅葉かな 早崎泰江 あを 201301  
風鐸の寂れて桜紅葉かな 宮地静雄 末黒野 201301  
雲早し色を重ぬる山紅葉 田中清秀 かさね 201301  
一地層なすべく紅葉もみぢ積む 田中貞雄 田中貞雄自註句集 201301  
洩るる陽の桜紅葉の下に濃し 小川滋 やぶれ傘 201301  
雨上る虹の根元の紅葉かな 山本達人 かさね 201301  
山峡に船すべりゆく紅葉晴 古川千鶴 かさね 201301  
山上湖山々ごとの紅葉かな 柳田晧一 かさね 201301 紅葉→ 17

2014年10月29日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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