紅葉 13      100句

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前書その他
邂逅の握手紅葉の展望台 野沢しの武 風土 200907  
鵯や紅葉をぬけて湖の上に 八田木枯 晩紅 200908  
又少し進む紅葉も遅るるも 稲畑汀子 ホトトギス 200910  
横川路の紅葉絵巻のはじまりぬ 稲畑汀子 ホトトギス 200910  
いつの間に桜紅葉の落葉して 稲畑汀子 ホトトギス 200910  
峰寺の桜紅葉を思ふさへ 稲畑汀子 ホトトギス 200910  
まづ桜より紅葉して来たりけり 稲畑汀子 ホトトギス 200910  
一山に紛れて桜紅葉かな 稲畑汀子 ホトトギス 200910  
一枝より桜紅葉の始まりぬ 稲畑汀子 ホトトギス 200910  
峰寺の紅葉を染めてゆく忌日 稲畑汀子 ホトトギス 200910  
散る前の色をきはめし紅葉かな 梶井和呼 酸漿 200910  
魅せらるる紅葉に座せり詩仙の間 三川美代子 200911  
紅葉して京はんなりとしてきはる 稲畑廣太郎 ホトトギス 200911  
見返りの紅葉明りの弥陀とこそ 稲畑汀子 ホトトギス 200911  
紅葉してをりしと告ぐる紅葉かな 稲畑汀子 ホトトギス 200911  
刻々と深む紅葉に京人出 稲畑汀子 ホトトギス 200911  
桜紅葉駐車メーター点滅し 水谷洋子 十進法 200911  
掬ひたる甲斐の紅葉の染みし水 水谷洋子 十進法 200911  
夕紅葉陽に当りゐて色深む 佐藤喜仙 壁炉 200911  
紅葉の中にて色を変へぬ松 佐藤喜仙 壁炉 200911  
紅葉酒福耳遺伝いとこ会 藤野寿子 あを 200911  
紅葉散るゆつたりいろは書くごとく 斎藤道子 馬醉木 200912  
中庭の満天星紅葉裾模様 石川かおり 200912  
雲降りて冨士覆ひけり紅葉宿 冨田ヒナ江 200912  
散黄葉散らざる紅葉一景に 稲畑汀子 ホトトギス 200912  
紅葉燃ゆ裏磐梯の山の精 渡辺安酔 200912  
悲愴曲終り色づく紅葉かな 竹中一花 200912  
紅葉の火照り鎮めの雨となり 安居正浩 200912  
父の忌の桜紅葉の美しき 大橋敦子 雨月 200912  
さくら紅葉風の供ふる俊成の墓 豊田都峰 京鹿子 200912  
さくら紅葉いろは紅葉と霧襖 神蔵器 風土 200912  
焼跡に散りては積もる紅葉かな ことり 六花 200912  
紅葉坂お達者クラブ口達者 藤野寿子 あを 200912  
渋滞は紅葉の中いろは坂 鎌倉喜久恵 あを 200912  
紅葉湯のほてりなほあり目張り鮨 鈴木照子 201001  
急ぐなよ紅葉の彩を尽すまで 和田郁子 201001  
朝日いま燃えつつ昇る紅葉渓 大松一枝 201001  
山頂は五葉つつじの紅葉かな 坂根宏子 201001  
紅葉映ゆ煉瓦古びし水路閣 坂根宏子 201001  
紅葉道色を連らねて朱の鳥居 松田和子 201001  
早紅葉アルプスの秀にひれ伏して 泉田秋硯 201001  
矢狭間の切り取る視野の山紅葉 小川玉泉 末黒野 201001  
這松とあやなす紅葉高嶺晴 土田亮 末黒野 201001  
石階に向き合ふ楷の紅葉かな 竹内悦子 201001  
紅葉かつ散り梵鐘の龍がしら 遠藤和彦 遠嶺 201001  
スカイライン紅葉織りなす七曲り 渡辺安酔 201001  
峠越え紅葉に染まるバスツアー 渡辺安酔 201001  
絶景の紅葉を割つて水流る 岡野ひろ子 201001  
借景は吾妻小富士の紅葉かな 佐藤健伍 201001  
分水嶺紅葉の彩を違へけり 大室恵美子 春燈 201001  
紅葉のお寺でジャズを聴きにけり 見田英子 春燈 201001  
宗祇句碑桜紅葉のなかにあり 石原節子 春燈 201001  
一日で緋を見る桜紅葉かな 高木智 京鹿子 201001  
その時は都紅葉として炎えむ 菊池和子 京鹿子 201001  
橅紅葉降らせとどろき神の滝 中山純子 万象 201001  
電話器にカナリヤの声紅葉晴 大西八洲雄 万象 201001  
頭の大き鹿が佇む夕紅葉 城孝子 火星 201001  
山に川に神坐す里の紅葉かな 川端俊雄 火星 201001  
山上に大き魚棲む紅葉冷 岡村尚子 火星 201001  
橋脚に吹き付けられし紅葉黄葉 田中貞雄 ろんど 201001  
山紅葉雲の下ゆく雲はやし 宮川みね子 風土 201001  
湯浴女に紅葉の風の配らるる 石崎浄 風土 201001  
清貧の国は遥かに紅葉散る 佐山五稜 風土 201001  
桜紅葉のくれなゐ濃きに父想ふ 大橋敦子 雨月 201001  
九十九折してドライヴの紅葉渓 若江千萱 雨月 201001  
丸き月残りし山の朝紅葉 谷合青洋 酸漿 201001  
白雲に紅葉触れをり葡萄畑 谷合青洋 酸漿 201001  
ベンチにて何読む人か散る紅葉 渋谷ひろ子 酸漿 201001  
観音の桜紅葉の中に立つ 長谷川幸恵 酸漿 201001  
湯の宿の紅葉せまれる大破璃戸 中島静子 酸漿 201001  
並ぶ木々中一本の紅葉かな 有村キミ子 酸漿 201001  
全山の火の山となる紅葉晴 古田かつみ 201001  
山紅葉峡の十戸へなだれたる 山田和夫 201001  
杣の人紅葉のなかへ消えゆきぬ 山田和夫 201001  
吹き晴るる空の碧さよ渓紅葉 村上洋子 201001  
玉堂の紅葉の軸に掛け替へて 塚本京子 201001  
税を負ふほど無き林紅葉して 山岸治子 馬醉木 201001  
山紅葉裾野ひたすら一輌車 長濱順子 201002  
一枚の錦絵となる山紅葉 塩見育代 201002  
紅葉散る甘南備ふもと一休寺 井口淳子 201002  
トンネルの出口明るし紅葉映え 坂根宏子 201002  
茶畑へ散り込む桜紅葉かな 小川玉泉 末黒野 201002  
くろがねの天水桶や紅葉映ゆ 小川玉泉 末黒野 201002  
霧込めの紅葉風林火山の地 藤原照子 201002  
連獅子を舞納めたる夕紅葉 池内結 ろんど 201002  
紅葉講飛行機雲のよく起つ日 田中貞雄 ろんど 201002  
信楽の紅葉に染まり若返る 泉田秋硯 201002  
誘はれて夫とドライブ渓紅葉 柴野静 201002  
喘ぎ喘ぎの頂上なりし山紅葉 金井香ル 201002  
紅葉を纏ふモダンな美術館 奈佐幸子 201002 ミホミュージアム
日本の紅葉愛ずるエトランゼ 奈佐幸子 201002 ミホミュージアム
句碑護りて枝垂るる櫻紅葉かな 小山徳夫 遠嶺 201002  
開帳の阿弥陀堂まで紅葉散る 鈴木石花 風土 201002  
茜さす残る紅葉と解け合へる 竹久みなみ 風土 201002  
講堂に花頭窓あり楷紅葉 竹内悦子 201002  
紅葉散るうしろすがたを恋ひをれば 豊田都峰 京鹿子 201002  
墓ひとつ紅葉黄葉に装はれ 豊田都峰 京鹿子 201002  
紅葉洩る日のつくろへる破築地 豊田都峰 京鹿子 201002  
勧酒碑の紅葉ばしりの在所かな 和田照海 京鹿子 201002  
今日の日を満天星躑躅紅葉せり 澤田健一 201002  
舟底をこする早瀬や紅葉渓 加藤兵四郎 201002  
旅の文綴る美濃路の紅葉濃し 恒川とも子 201002  
峙てる山は紅葉に最上川 鳥取博子 201002  
燃ゆるかに目薬の木の紅葉かな 仙石君子 雨月 201002  
蒼天へ山路縫ひゆく谿紅葉 柴田良二 雨月 201002  
紅葉映ゆ談山神社の拝殿に 坂口三保子 ぐろっけ 201002  
句碑除幕したり紅葉づる峰寺に 塩出眞一 ぐろっけ 201002  
なまこ壁閑谷の里つた紅葉 島純子 ぐろっけ 201002  
櫓門紅葉も入れて写真撮る 島内美佳 ぐろっけ 201002  
登りゆく艶紅葉まだ整わず 瀬口ゆみ子 ぐろっけ 201002  
言祝の眼裏に今紅葉照る 瀬口ゆみ子 ぐろっけ 201002  
紅葉せる木を守るごと杉木立 平居澪子 六花 201002  
氏神の紅葉を入れて子に手紙 林敬子 酸漿 201002  
紅葉して空も碧さを極めをり 阿部悦子 酸漿 201002  
鷲の名を冠せし石や崖紅葉 飯田角子 酸漿 201002  
見下ろしつ見上げつ行けり紅葉谷 飯田角子 酸漿 201002  
ななかまど紅葉思はず声をあぐ 池田いつ子 酸漿 201002  
朝紅葉仰ぎつ登る登り廊 池部久子 酸漿 201002  
急流に棹さす舟や谷紅葉 家塚洋子 酸漿 201002  
いつせいに公園の桜紅葉かな 石川元子 酸漿 201002  
吊橋の揺らぎに谷の紅葉見る 大澤洋子 酸漿 201002  
谷川の流にうつる紅葉かな 西川慶子 酸漿 201002  
紅葉を上に見下にいろは坂 木村茂登子 あを柳 201002  
朱の鳥居朱のはぜ紅葉八幡宮 小林百寿 201003  
状態を桜紅葉としてをりぬ 蔦三郎 ホトトギス 201003  
業平の時空を超えし紅葉寺 北村香朗 京鹿子 201003  
鯉沢の池は名水紅葉濃し 北村香朗 京鹿子 201003  
桜木の紅葉し初めてうひうひし 丹生をだまき 京鹿子 201003  
パレツトに山しぼり出す紅葉晴 竹内久子 京鹿子 201003  
シニアは妻の先達紅葉道 神田惣介 京鹿子 201003  
晴るる日の紅葉の橋のつくも髪 中島陽華 201003  
市松の苔庭へ舞ふ紅葉かな 小河平男 201003 京都東福寺
磴険し紅葉時雨に息を呑み 小川玉泉 末黒野 201003  
沈みゆく日に溶け合へる山紅葉 小倉正穂 末黒野 201003  
堰堤の紅葉筵や遠汽笛 川上成弥 遠嶺 201003  
西行似雲向ひ合せの塚紅葉 田村すゝむ 風土 201003  
抜く棹のひかる萍紅葉かな 根橋宏次 やぶれ傘 201003  
作務衣にてお抹茶運ぶ紅葉寺 島内美佳 ぐろっけ 201003  
山紅葉堂守に似し菩薩像 陶山泰子 ぐろっけ 201003  
朝日射す桜紅葉の裏表 五ケ瀬川流一 六花 201003  
禅林の木々紅葉してはなやげる 内藤順子 酸漿 201003  
永観堂残る紅葉を振返る 東芳子 酸漿 201003  
川岸の桜紅葉も終りけり 家塚洋子 酸漿 201003  
紅葉晴てふより言葉なき日和 今村征一 ホトトギス 201004  
映りたる紅葉の彩となりし鯉 竹下陶子 ホトトギス 201004  
神踏まぬ紅葉の綺羅を踏みにけり 竹下陶子 ホトトギス 201004  
燈四百極め紅葉の百の色 山田弘子 ホトトギス 201004  
玻璃越しの楓紅葉やピザの皿 丑久保勲 やぶれ傘 201004  
赤の色黄色の色と紅葉落つ 高橋均 やぶれ傘 201004  
富士白くなり紅葉濃し黄葉濃し 嶋田一歩 ホトトギス 201005  
早梅や読み解く句碑は紅葉にて 田宮勝代 酸漿 201005  
法螺貝のとよもす谷の紅葉かな 田中道江 万象 201008  
潮風に桜うすうす紅葉かな 稲畑汀子 ホトトギス 201009  
弁天のほとり紅葉のはじまれり 阿部ひろし 酸漿 201010  
被爆地の紅葉燃えてゐし旅路 稲畑汀子 ホトトギス 201011  
紅葉冷突飛な人に悩まさる 能村研三 201011  
踊るかに滝を落ちゆく紅葉かな 山田六甲 六花 201011  
鳥遊ぶ楓紅葉の木洩日に 山田六甲 六花 201011  
つるつると百度石へと紅葉落つ 山田六甲 六花 201011  
飾りとす楓紅葉のてんぷらを 山田六甲 六花 201011  
手弁当提げて紅葉の甲山 山田六甲 六花 201011 紅葉 →14

 

2014年11月29日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。