作品
作者
掲載誌
掲載年月
丘の欅扇開きに紅葉せり 松崎鉄之介 200802
散り敷けるいろは紅葉の名のよけれ 村越化石 200802
光秀の墓の白膠木の紅葉せり 安井和子 200802
紅葉日々衰ふ紅を惜しみをり 柳生千枝子 火星 200802
渓紅葉ひと刻誉めて誦経せる 寺岡ひろし 雨月 200802
紅葉祭巫女がもみぢ持ちて舞ふ 齋部千里 ぐろっけ 200802
三つ編みの紅葉湖へ墜ちにけり 梶浦玲良子 六花 200802
流れゆく紅葉落葉の褪せてゐず 笹村政子 六花 200802
紅葉も人も月光の中焦がる 武田美雪 六花 200802
高原の残るレタスに紅葉舞ふ 小松鈴子 酸漿 200802
紅葉せり女人高野の雨の磴 飯田角子 酸漿 200802
時雨来て名残の紅葉落しけり 天田美保子 酸漿 200802
離れ見て我家紅葉のただなかに 坂本知子 酸漿 200802
紅葉なす木々の織りなす浄土かな 遠藤実 あを 200802
紅葉冷芭蕉義仲眠る寺 長谷川史郊 馬醉木 200803
舟唄や岩百丈を渓紅葉 鈴木漱玉 馬醉木 200803
紅葉坂妻と散歩の足のばす 遠藤若狭男 200803
候不順紅葉いまだし北陸路 山田をがたま 京鹿子 200803
風紋の際立つ紅葉月夜かな 北川孝子 京鹿子 200803
夕紅葉池に映りてことさらに 舩越美喜 京鹿子 200803
風神は琳派か紅葉吹き上げる 伊藤希眸 京鹿子 200803
まんさくの紅葉してをる風の道 松本桂子 200803
杉苔にふはりと散り来紅葉かな 加地芳女 雨月 200803
山紅葉櫓音遠のく大堰川 川合まさお ぐろっけ 200803
紅葉茶屋女主の声通る 川合まさお ぐろっけ 200803
音立てて紅葉降るなり富本銭 磯田せい子 ぐろっけ 200803
家一つ紅葉まとひて安らげり 倭文ヒサ子 酸漿 200803
掃きをへてさらに散り来る良き紅葉 大内恵 酸漿 200803
地粉碾く石臼据ゑて紅葉茶屋 内山花葉 200803
紅葉透く伽耶院の山夕映えて 福島ゆき子 ぐろっけ 200804
紅葉見て来る火照りのやうなもの 岩岡中正 ホトトギス 200805
瀧紅葉四十年経て立つ二人 湯浅夏以 樹も鳥も 200806
病窓に遠き紅葉を妻と見し 長城 藤田宏 200808
集ひ得したとへ紅葉に早くとも 稲畑汀子 ホトトギス 200810
これよりの紅葉といふも嵐山 稲畑汀子 ホトトギス 200810
紅葉前リフト一禽のこゑもなし 阿部ひろし 酸漿 200810
道迷ふことも紅葉の九十九折 稲畑汀子 ホトトギス 200811
湖見えて紅葉の色の加はりぬ 稲畑汀子 ホトトギス 200811
峰寺のなほ深きへと紅葉濃し 稲畑汀子 ホトトギス 200811
紅葉散る日表散らめ日裏かな 稲畑汀子 ホトトギス 200811
見てならぬ紅葉黄葉に運転す 稲畑汀子 ホトトギス 200811
峡紅葉語ることばのなかりけり 稲畑汀子 ホトトギス 200811
旅し来し紅葉のつづきある家居 稲畑汀子 ホトトギス 200811
日に透けて紅葉に空の色加ふ 稲畑汀子 ホトトギス 200811
見頃とは色を尽くさぬ紅葉にも 稲畑汀子 ホトトギス 200811
桜紅葉ちらほら仰ぐ登山口 上原重一 200811

 歌舞伎座

姫舞の嶺を巴の紅葉映ゆ

小澤克己 遠嶺 200811

 歌舞伎座

紅葉色増す叢雨の眺めかな

小澤克己 遠嶺 200811

 歌舞伎座

眺むれば紅葉の山の女肩

小澤克己 遠嶺 200811

 歌舞伎座

鬼揃ひして戸隠の紅葉舞ふ

小澤克己 遠嶺 200811
呑気とは惚けかも知れぬ合歓紅葉 和田満水 200811
屋根上の種々紅葉してをりぬ 山田六甲 六花 200811
衣嚢に書旅の三日の紅葉晴 水原春郎 馬醉木 200812
紅葉散る館の歴史を語りつつ 稲畑廣太郎 ホトトギス 200812
散紅葉より風離れゆきにけり 稲畑汀子 ホトトギス 200812
紅葉には色の遅速のある如く 稲畑汀子 ホトトギス 200812
九体寺に紅葉明りの鯉沈む 小林成子 200812
書院にてたまへる薄茶紅葉風 坂上香菜 200812
紅葉浮く朝の露天湯雨の打つ 坂上香菜 200812
渋滞の知らぬナンバー谷紅葉 小梅順 炎環 200812
誘ひ受け眼裏熱く描く紅葉 須藤トモ子 200812
一葉の紅葉す梢気高ける 鈴木勢津子 200812
小気味よく紅葉揺らしつ急行車 林翔 200812
明日は散る庭紅葉かと眺むのみ 林翔 200812
青池の壺形かこみ山毛欅紅葉 吉田政江 200812
野は紅葉ひろげつ富士は雲の中 阿部ひろし 酸漿 200812
日照雨来し裾野紅葉の中行けり 阿部ひろし 酸漿 200812
婿殿と湖国散策紅葉晴 前川ユキ子 200901
千本のさくら紅葉を見て飽かず 小林成子 200901
久に訪ふ西行庵の櫨紅葉 小林成子 200901
京料理虫喰ひ紅葉添へにけり 坂上香菜 200901
水路閣紅葉浮いたり沈んだり 坂上香菜 200901
SLの紅葉めぐりにお茶土瓶 北尾章郎 200901
源氏絵の襲の色香夕紅葉 宮崎左智子 200901
ひと日旅をネットで探す紅葉季 伊東和子 200901
一夜あけ満天星更に紅葉す 杉本綾 200901
大観峰嶺越しの雪が紅葉染め 澤田緑生 馬醉木 200901
夕紅葉遺影と語ることふえて 宮野照子 馬醉木 200901
日も風も透けて櫻の紅葉かな 浜田はるみ 遠嶺 200901
鳥影の湖へ彩溶き山紅葉 石山雅之 遠嶺 200901
父あらば顔剃り呉るる里紅葉 梅原幸子 遠嶺 200901
宿坊に朝餉の匂ふ渓紅葉 渡邊由江 200901
フルートの指へさくらの紅葉濃し 石寒太 炎環 200901
曇り日の森の心音里紅葉 野崎タミ子 炎環 200901
桜紅葉ふみて三津子の登校す 緒方輝 炎環 200901
紅葉よりはじまる有馬街道かな 萩尾亜矢子 炎環 200901
受診あと桜紅葉に染まりけり 上原重一 200901
うす紅葉勿来に多き恋の歌碑 岡野ひろ子 200901
大揺れの紅葉吊橋風渡る 岡野ひろ子 200901
行くほどに紅葉濃かりし道険し 羽賀恭子 200901
連山の紅葉浄土と思ひけり 羽賀恭子 200901
ただ一葉残る紅葉よ真青ぞら 林翔 200901
橋脚が島を真二つ紅葉晴 七種年男 200901
九つの門の位階や御所紅葉 下山田美江 風土 200901
奥丹のここも紅葉の深庇 熊岡俊子 雨月 200901
古都はいま紅葉に愁眉ひらきけり 熊岡俊子 雨月 200901
裸婦像の高き乳房に紅葉舞ふ 内田和子 酸漿 200901
枝拡げ紅葉尽せる楓かな 渋谷ひろ子 酸漿 200901
霧ふかく影する桜紅葉かな 石原光徳 酸漿 200901
紅葉せし苑にたんぽぽ見つけたり 上藤八重子 酸漿 200901
紅葉 →12      

 

2021年11月20日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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