梅雨晴1  297句

つゆはれのわたくし雨や雲ちぎれ   芭蕉

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
峠越え梅雨晴に引き込まれゆく 稲畑汀子 ホトトギス 199806  
雲重くとも梅雨晴でありしかな 稲畑汀子 ホトトギス 199806  
梅雨晴や念入りに拭く集魚灯 長谷川閑乙 馬醉木 199810  
梅雨晴の強き日射のうとまれて 松尾緑富 ホトトギス 199908  
梅雨晴の満月光に溺るべし 林翔 199908  
梅雨晴の日の浅草の古着市 皆川盤水 春耕 199908  
梅雨晴や孔雀大きく羽ひろぐ 山田京子 俳句通信 199908  
梅雨晴の風をまとひてフラミンゴ 村田明子 円虹 199909  
梅雨晴や一人は女屋根を葺く 両角平 199909  
梅雨晴や草の湿りの底知れず 盛良孝 199909  
梅雨晴の窓ひしめきて町となる 岡本眸 199910  
梅雨晴れや猫と寝ている午前五時 わたなべじゅんこ 鳥になる 200003  
梅雨晴のつづき竣工近き館 稲畑汀子 ホトトギス 200007  
梅雨晴の一日満月もて了る 林翔 200008  
金策に明け暮れる日の梅雨晴れ間 福田みさを いろり 200008  
梅雨晴れ間百体地蔵も囁きて 河村泰子 ぐろっけ 200009  
梅雨晴れや鳴いた烏が笑ふよに 桑垣信子 いろり 200011  
梅雨晴や小さきままの子規の家 笠学 船団 200101  
梅雨晴となりゆく富士をまのあたり 吉村ひさ志 ホトトギス 200102  
紀伊大門おおとまで梅雨晴れの誓子墓 品川鈴子 船出 200104  
梅雨晴の術後の旅と聞きしより 稲畑汀子 ホトトギス 200107  
曳き売の声よく透る梅雨晴れ間 侭田伊都希 いろり 200107  
梅雨晴の南アルプスとは知らず ロツキイ 六花 200107  
梅雨晴や笑顔の遺影に別れつげ 福田みさを いろり 200108  
梅雨晴れや一人住ひの大洗濯 芝宮須磨子 あを 200108  
梅雨晴や出向く銀座の芝居小屋 金子八重子 酸漿 200109  
梅雨晴や軍鶏の傾げし首光る 前田倫子 百鳥 200109  
人の子に災難つづく梅雨晴れに 長谷川登美 ぐろっけ 200109  
梅雨晴やビルの狭間にマストの帆 間島あきら 風土 200110  
梅雨晴問朝もやの谷水しぶき 堤陽子 遠嶺 200110  
梅雨晴の眩しさ連れて子の家族 田所節子 200110  
梅雨晴となりて薄暮となりゆける 稲畑汀子 ホトトギス 200206  
梅雨晴や柵の孔雀も人恋ふらし 竹内弘子 あを 200207  
梅雨晴や艀ゆつたり曳かれゆく 谷野由紀子 雲の峰 200208  
梅雨晴の虫籠窓より岩木山 田中重子 雲の峰 200208  
梅雨晴の予感雨戸の隙間より 桜井ともや 六花 200208  
天井に風畳にも風梅雨晴れむ 林翔 200209  
梅雨晴の峰をまぶしみ命名日 吉田政江 200209  
入院の夫にひと言梅雨晴るる 相沢有理子 風土 200209  
梅雨晴に茅葺きなほす生家かな 長沼紫紅 200209  
梅雨晴や仲見世歩く傘たたみ 奥村啓子 200210  
星ふたつ三つ梅雨晴の夜の道 津田吾燈人 200210  
梅雨晴の影落としゆく鳶一羽 渡辺政子 雲の峰 200211  
梅雨晴や波穏やかな心電図 高橋としを 酸漿 200306  
梅雨晴や塩煎餅に塩の味 岡部名保子 馬醉木 200308  
「よかつたナ」師の声聞くに梅雨晴るる 千葉冴子 200308  
梅雨晴れの骨董市の仏かな 村田文一 遠嶺 200309  
梅雨晴の宮に干さるる宮の傘 渡辺政子 雲の峰 200309  
梅雨晴に照る弁慶の力釘 渡辺政子 雲の峰 200309  
梅雨晴や守一の猫ひた眠る 金子つとむ 雲の峰 200309 熊谷守一美術館
梅雨晴や鶏の心臓一握り 吉弘恭子 あを 200309  
梅雨晴れてペットの移動美容室 岡谷栄子 200310  
梅雨晴の坐して大倉源次郎 中岡毅雄 円虹 200310  
梅雨晴るゝ虚子のこゝろにつらなりて 中岡毅雄 円虹 200310  
挙り祝ぐ大梅雨晴でありにけり 堀恭子 円虹 200310  
何よりも梅雨晴れしこと続くこと 三村純也 円虹 200310  
梅雨晴や白き浮雲悠々と 安原葉 円虹 200310  
降雨率零梅雨晴をもて今日を祝ぐ 吉年虹二 円虹 200310  
近江富士遂に見え来て梅雨晴るる 村田差久子 円虹 200310  
梅雨晴れて輪ごむで括る完歩賞 富沢敏子 200310  
梅雨晴れの開け放たれし仏具店 中川美代子 ぐろっけ 200310  
梅雨晴を信じ旅発ち来りけり 稲畑汀子 ホトトギス 200406  
祝ぎ心とは故郷に梅雨晴に 稲畑廣太郎 ホトトギス 200406 「円虹」百号記念祝賀会
みちのくの旅梅雨晴を信じけり 稲畑汀子 ホトトギス 200407  
梅雨晴や日暮里駄菓子問屋街 梅村達子 帆船 200408  
梅雨晴や猫の寝てゐる竹牀几 辰巳陽子 雲の峰 200408  
梅雨晴やいつしか過ぎし分水嶺 古林美幸 雲の峰 200408  
竹林は日矢もみどりよ梅雨晴るる 高橋あさの 200408  
梅雨晴の虹大利根を跨ぎけり 大西八洲雄 万象 200409  
梅雨晴を授かる姉の七回忌 加藤抱石 帆船 200409  
梅雨晴や窓といふ窓全開す 永田あき 酸漿 200409  
梅雨晴れの猫はゆつたり毛繕ひ 横山迪子 六花 200409  
梅雨晴や声音たかぶる朔の朝 長崎桂子 あを 200409  
梅雨晴の生駒六甲玻璃戸越し 史あかり ぐろっけ 200409  
梅雨晴のほくほく線へ乗り継げる 木暮陶句郎 ホトトギス 200410  
梅雨晴れに心ゆるさず傘を杖 岩崎憲二 京鹿子 200410  
梅雨晴や近きが遠き帆を隠す 鷹羽狩行 200503  
梅雨晴のやうな修学旅行生 稲畑廣太郎 ホトトギス 200506  
快晴といふ梅雨晴を携へて 稲畑汀子 ホトトギス 200506  
梅雨晴のつづく旅路に従へり 稲畑汀子 ホトトギス 200506  
梅雨晴の路地の濁点にはたずみ 伊藤希眸 京鹿子 200508  
梅雨晴や海女沈めける藻の林 服部鹿頭矢 馬醉木 200509  
梅雨晴のデパート地下を巡りけり 保田英太郎 風土 200509  
梅雨晴れや明日のための髪を切る 倉持梨恵 200509  
梅雨晴れの宴生駒・茅渟(ちぬ)・六甲(むこ)望み 品川鈴子 ぐろっけ 200509 ぐろっけ十周年大会
梅雨晴や高く飛びたる竹とんぼ 鍋島広子 万象 200510  
梅雨晴の巨木に遊ぶ雀かな 山下美絵子 遠嶺 200510  
梅雨晴や濯ぎて硬き柔道着 向井由利子 200512  
梅雨晴や酒錢の殘り子に與ふ 瀧春一 常念 200606  
芦屋いま梅雨晴と告げ受話器置く 稲畑汀子 ホトトギス 200606  
梅雨晴を信じて予定組み上る 稲畑汀子 ホトトギス 200606  
をちかたの木の間あかるし梅雨晴れむ 林翔 200607  
梅雨晴や卵の黄味のこんもりと 芝尚子 あを 200608  
梅雨晴や土竜脅しのからからと 中山勢都子 200609  
梅雨晴の高原の水透きとほる 生方義紹 春燈 200609  
梅雨晴や何処ともなく蝶の湧き 福地淳祐 春燈 200609  
亀係の亀洗ひゐる梅雨晴問 中嶋陽子 風土 200609  
梅雨晴や飼育の朱鷺の婚姻色 大塚美孝 200609  
梅雨晴や人を悼みて逢ひ別れ 落合絹代 雨月 200609  
讃美歌や梅雨晴れの雲殺到す 久保東海司 200610  
猫探すビラ梅雨晴れの映画村 森津三郎 京鹿子 200610  
梅雨晴の息吹満ちたる線路かな 佐原正子 六花 200610  
梅雨晴の一と日無料のバスを待つ 奥村鷹尾 京鹿子 200611  
梅雨晴れの鴉は杜に鳴き交す 森津三郎 京鹿子 200612  
梅雨晴の風に重さのまだ残り 保田晃 ホトトギス 200702  
梅雨晴の旅路の展け日本海 稲畑汀子 ホトトギス 200706  
梅雨晴れや蔵の造りの写真館 田村すゝむ 風土 200707  
梅雨晴れや路傍に有三文学碑 田村すゝむ 風土 200707 山本有三記念館
梅雨晴れて姪の結婚晴れやかに 佐藤健伍 200709  
梅雨晴れや快復せしと予後の妻 佐藤健伍 200710  
梅雨晴の朝一番の客なりし 高田令子 200710  
梅雨晴や船迫るとき橋割れる 高久清美 200710  
梅雨晴れの水のかたちに棚田かな あさなが捷 200710  
梅雨晴やいつもの山の美しき 波田美智子 火星 200710  
梅雨晴の風抜けてゆく庭つづき 安原葉 ホトトギス 200712  
鹿の道の右は山荘梅雨晴るる 吉弘恭子 あを 200712  
梅雨晴や岸辺にとどくボートの輪 吉弘恭子 あを 200712  
梅雨晴れの穴子丼までおいで 坪内稔典 坪内稔典句集U 200804  
梅雨晴の風心地よし開け放つ 稲畑汀子 ホトトギス 200806  
風音の中に梅雨晴あることを 稲畑汀子 ホトトギス 200806  
梅雨晴の一日祝ぎの心もて 稲畑汀子 ホトトギス 200807  
梅雨晴の今日も祝ぎの日よりつづく 稲畑汀子 ホトトギス 200807  
梅雨晴や療養仲間庭に出て 村越化石 200808  
梅雨晴れの一番星をみつけたり 大崎紀夫 やぶれ傘 200808  
男梅雨晴雨兼用傘の売れ 浜田南風 200809  
梅雨晴の蝶来て土に接吻す 上原重一 200809  
本殿の千木高々と梅雨晴るる 大橋晄 雨月 200809  
梅雨晴や静かに動く雲一つ 綿谷美那 雨月 200809  
梅雨晴や眠り足らざる顔を上げ 佐藤博美 200810  
梅雨晴の帯となりたる水平線 稲畑廣太郎 ホトトギス 200906  
星見えることも梅雨晴なりしかな 稲畑汀子 ホトトギス 200906  
梅雨晴や今夜の星を期待して 稲畑廣太郎 ホトトギス 200907  
洛中をぶらり梅雨晴使ひ切る 伊東和子 200908  
馬柵ごとにゐる梅雨晴の鳥碧し 小澤克己 遠嶺 200909  
梅雨晴の真昼の静寂奥の院 天野明 200909  
梅雨晴や朝から鉢巻気分なる 辻直美 200909  
梅雨晴や水平線のくつきりと 高橋ちよ 200909  
梅雨晴の校庭まるく使はるる 杉浦典子 火星 200909  
梅雨晴の農小屋にある草箒 根本ひろ子 火星 200909  
函嶺越ゆ送電塔や梅雨晴るる 山口まつを 雨月 200909  
梅雨晴や深呼吸して検診台 吉弘恭子 あを 200909  
梅雨晴れの光を湛ふダムの青 池田達二 風土 200909  
梅雨晴や間伐の跡地霜立つ 田中貞雄 ろんど 200909  
梅雨晴の峰へのリフト捉へけり 新堀満寿美 末黒野 200910  
梅雨晴るる天に召されし時やいま 泉田秋硯 200910 今中氏葬
梅雨晴や老いを向うに押しやりて 毎熊美智子 200911  
梅雨晴の出船入船に子ら走り 島純子 ぐろっけ 200911  
会一つ終へ梅雨晴の古都へ旅 稲畑汀子 ホトトギス 201007  
梅雨晴やサッカーボール風を切り 石川かおり 201009  
梅雨晴や堂内暗き鬼子母神 小渕二美江 春燈 201009  
梅雨晴れて鯉湧き泳ぐ蔵屋敷 木下もと子 201009  
梅雨晴に昭和新山蒸気あぐ 島純子 ぐろっけ 201010  
納骨の間の梅雨晴でありしかな 水田むつみ ホトトギス 201011  
電線に梅雨晴れの風鳴りにけり 藤井美晴 やぶれ傘 201012  
東京の梅雨晴を持ち帰りたる 稲畑汀子 ホトトギス 201106  
昨日より今日の梅雨晴信じられ 稲畑汀子 ホトトギス 201106  
昨日降り今日梅雨晴となる家居 稲畑汀子 ホトトギス 201107  
梅雨晴れま混み合ふ医院の世話ばなし 古林田鶴子 ぐろっけ 201108  
梅雨晴にクレーンいよいよ高くなり 須賀敏子 あを 201108  
梅雨晴や白き帆船壜の中 小泉貴弘 春燈 201109  
梅雨晴や軍手に蝶の羽根ひらく 生田恵美子 風土 201109  
奥の手は神の手なりし梅雨晴れる 近藤公子 201109  
梅雨晴や畳屋の主針を研ぎ 鎌田篤 雨月 201109  
梅雨晴や法鼓とどろく大伽藍 菅野日出子 末黒野 201110  
梅雨晴れて湖は静かに銀の器に 藤原はる美 201110  
梅雨晴れて藤樹書院へ鯖寿しへ 坪内稔典 船団 201110  
与右衛門が藤樹先生梅雨晴れる 坪内稔典 船団 201110  
梅雨晴や遊びに覗く遠眼鏡 宮井知英 201110  
梅雨晴れ間干し場取り合ふ大家族 東秋茄子 京鹿子 201110  
梅雨晴れ間大きく放つ東窓 中村江利子 京鹿子 201111  
梅雨晴や木陰に咲きし銀竜草 萩原渓人 やぶれ傘 201112  
梅雨晴れの朝礼大声コンテスト 塩見恵介 船団 201201  
梅雨晴や鳥語愛しむ佛たち 松橋利雄 光陰 201203  
梅雨晴ともう言へさうな旅路かな 稻畑汀子 ホトトギス 201206  
梅雨晴れや一枚岩の半乾き 山田六甲 六花 201207  
梅雨晴の猫と見合ひをしてをりぬ 山田六甲 六花 201207  
梅雨晴の傘さしながら歩きけり 山田六甲 六花 201207  
梅雨晴や手吹きガラスの売残り 山田六甲 六花 201207  
梅雨晴や雲の境の定まらず 山田六甲 六花 201207  
梅雨晴れて夾竹桃の乱れ咲く 池内とほる かさね 201208  
梅雨晴れの青空澄みて∞ 長島清山 かさね 201208  
梅雨晴やけものの背はらむず痒い 吉弘恭子 あを 201208  
梅雨晴や畳表の香に噎せる 吉弘恭子 あを 201208  
梅雨晴や蟻を踏まずにあるかうよ 吉弘恭子 あを 201208  
葉の揺れはニンフの仕業梅雨晴問 宮田香 201209  
梅雨晴や横たふ裸婦と睨めっ子 笠井清佑 201209 モディリアーニ裸婦画
梅雨晴や少年走る河川敷 川井素山 かさね 201209  
梅雨晴に一家総出の梅落し 小池清司 かさね 201209  
梅雨晴れや子等の歓声高らかに 吉田博行 かさね 201209  
梅雨晴の飛行機雲の長き橋 四條進 201209  
梅雨晴や口紅薄うして見舞ひ 藤原繁子 春燈 201209  
梅雨晴や盲導犬は人に添ひ 田中文治 火星 201209  
鬼杉の瘤に仏相梅雨晴るる 藤井君江 馬醉木 201210  
猫の額の庭に猫来る梅雨晴れ間 伊藤希眸 京鹿子 201210  
梅雨晴れや近々と顕つ利島かな 布川孝子 京鹿子 201210  
梅雨晴やグランドに置く大薬缶 大川暉美 末黒野 201210  
梅雨晴れや煉瓦を崩すドリル音 小山陽子 やぶれ傘 201210  
操業の音梅雨晴れの鉄工所 大島英昭 やぶれ傘 201210  
梅雨晴れや鳥語にはかに古刹占む 小山ほ子 末黒野 201211  
梅雨晴れ間プチリフォームに上気嫌 松本アイ ぐろっけ 201211  
波に乗る影の三つ四つ梅雨晴れ間 武石京子 やぶれ傘 201301  
梅雨晴にいよいよ白き天守閣 稲畑廣太郎 ホトトギス 201305  
梅雨晴れに気負ひし右翼街宣車 布川直幸 201306  
梅雨晴の街をトロフィー横抱きに 江見悦子 朴の青空 201307  
せはしなく蝶とびかひし梅雨晴間 早崎泰江 あを 201308  
梅雨晴れ間道路工事の迂回指示 森理和 あを 201308  
梅雨晴れや伸びきつてゐる象の鼻 きくちきみえ やぶれ傘 201309  
梅雨晴れの木橋に松の枝の影 大島英昭 やぶれ傘 201309  
海峡は三角波の梅雨晴るる 有本惠美子 ろんど 201310  
梅雨晴間九官鳥に逃げられぬ 村田岳洋 ろんど 201310  
梅雨晴れや梨の実小さく空を向き 庵原敏典 末黒野 201310  
出無精の妻の外出梅雨晴間 鍋島武彦 末黒野 201310  
梅雨晴れや天を見据うる鬼瓦 山崎稔子 末黒野 201310  
梅雨晴の大山望む相模川 宮澤勇夫 末黒野 201310  
梅雨晴間棚田に映える白き雲 神田惣介 京鹿子 201310  
朧梅の実の太りたる梅雨晴間 内海保子 万象 201310  
店頭に野菜盛り上ぐ梅雨晴間 村田とくみ ぐろっけ 201310  
梅雨晴れや昼はきまりの蕎麦を食ひ 白石正躬 やぶれ傘 201310  
鞄屋の皮革のにほふ梅雨晴間 渡邉孝彦 やぶれ傘 201310  
旧式のベンツの洗車梅雨晴間 小山陽子 やぶれ傘 201310  
洗濯機廻しつづける梅雨晴間 秋元久子 やぶれ傘 201310  
梅雨晴間トランペッター沼へ吹く 荒木甫 201311  
パレットに黄を絞り出す梅雨晴れる 中林明美 船団 201401  
梅雨晴や児らに誘はれ魚採り 難波篤直 201404  
子と遊ぶセルフゴルフや梅雨晴間 難波篤直 201404  
梅雨晴や苔青々と潮仏 石川かおり 福袋 201404  
梅雨晴間遣り果せねばならぬこと 稲畑汀子 ホトトギス 201406  
旅といふ緊張に梅雨晴れしこと 稲畑汀子 ホトトギス 201406  
梅雨晴れのあとを力まず降り続け 布川直幸 201406  
梅雨晴れや物干し竿の菜つ葉服 鈴木鳳来 故山 201505  
着陸を告ぐ梅雨晴でありしかな 稲畑汀子 ホトトギス 201506  
梅雨晴れは空のだまし絵かもしれず 布川直幸 201506  
梅雨晴にもう迷ふことなき歩み 稲畑廣太郎 ホトトギス 201507  
梅雨晴や退院決まるお隣さん 斉藤裕子 あを 201507  
梅雨晴や隣も前も空きベッド 斉藤裕子 あを 201507  
梅雨晴や点滴の吾に通ひ夫 斉藤裕子 あを 201507  
梅雨晴れの雀入り行く水溜まり きくちきみえ やぶれ傘 201509  
梅雨晴や旅の目当の磯料理 原内田梢 末黒野 201509  
梅雨晴や歌謡舞踊の朴と品 長崎桂子 あを 201509  
梅雨晴といふ星空のありにけり 宮本加津代 万象 201510  
梅雨晴や蕎麦屋の流すカレーの香 中根美保 風土 201510  
梅雨晴れや本陣今に木曽檜 布川孝子 京鹿子 201510  
梅雨晴や風神像の脹脛 田村園子 201510  
梅雨晴るる池に鮮やか鳳凰堂 馬場節子 春燈 201510 平等院
梅雨晴れやイルカの描く放物線 神田美千留 京鹿子 201511  
梅雨晴れや珊瑚の海に青戻る 濱谷和代 万象 201511  
梅雨晴れや巨大鳥居が天を突く 浦川哲子 201602  
梅雨晴るる遊具の下の木のチップ 都築繁子 201602  
梅雨晴のつづく予報を信じけり 稲畑汀子 ホトトギス 201606 梅雨晴 →2

 

2017年6月19日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。