空梅雨   83句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
空梅雨と大蛸杉の這ひ出でぬ 平子公一 馬醉木 199908  
空梅雨や日本列島縮むかに 林直入 ホトトギス 200010  
空梅雨の乾き宇宙に及びをり 青野沙人 ホトトギス 200010  
空梅雨の何処か健康的ならず 木村淳一郎 ホトトギス 200010  
空梅雨のつづき噴煙つづく島 青野沙人 ホトトギス 200010  
空梅雨といふも宇宙の一部分 青野沙人 ホトトギス 200010  
ふてぶてしさうな空梅雨なりしこと 木村淳一郎 ホトトギス 200010  
空梅雨や空の沈黙なほ続く 真鍋孝子 ホトトギス 200010  
空梅雨や無表情なる空広げ 真鍋孝子 ホトトギス 200010  
空梅雨のなか水だけが濡れてゐし 木村淳一郎 ホトトギス 200010  
空梅雨を悲しむ大人喜ぶ子 藤井啓子 ホトトギス 200010  
空梅雨や今日も晴れ時々曇り 真鍋孝子 ホトトギス 200010  
空梅雨の明けの雷遠くあり 永岡セツ 酸漿 200110  
油照つづき空梅雨なりけるや 二村蘭秋 雨月 200110  
空梅雨に溝萩消えてしまひけり 鈴木ゆき子 風土 200111  
水呑んで鶏空梅雨の川へ向く 新関一杜 京鹿子 200204  
空梅雨や昼から回るネオン球 土肥屯蕪里 雲の峯 200207  
空梅雨や少し軽げな那智の滝 須賀敏子 あを 200207  
空梅雨や白蛇信仰銭洗ふ 松本文一郎 六花 200208  
空梅雨や鏡の中の眉間皺 岡敏恵 ぐろっけ 200209  
空梅雨や水論いまだ聞かざるも 神田一瓢 雨月 200209  
空梅雨や沖へ延びたる橋灯り 鳴海清美 六花 200211  
船音の空梅雨めいてをりにけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 200306  
空梅雨や居丈高を子にいさめらる あさなが捷 200306  
空梅雨や虚空者から下されもの 吉弘恭子 あを 200407  
空梅雨や大地に木の声草の声 川崎光一郎 京鹿子 200409  
空梅雨に中洲日に日に広くなる 辻川錫子 築港 200409  
空梅雨の鉢に水やる日課かな 沼口蓬風 河鹿 200410  
空梅雨や逆さに干して潜水衣 永井雪狼 200509  
空梅雨やビルはたに間を深かめゐる 豊田都峰 京鹿子 200509  
空梅雨の夕焼に戻る看取り終へ 高橋照子 雨月 200509  
空梅雨の天に筒抜けチェーンソー 山田敏子 築港 200509  
空梅雨や私の涙あげようか わかやぎすずめ 六花 200510  
生ぬるき風や空梅雨思はする 久保晴子 雨月 200510  
空梅雨の親海公園家族釣り 神蔵器 風土 200608  
千年杉空梅雨の天きらめける 有働亨 馬醉木 200609 実相寺
空梅雨の空に鳶(とんび)のさしむかひ 蓮尾あきら 風土 200609  
空梅雨や夫ゐて犬もゐて遠き 安永圭子 風土 200709  
空梅雨の一転豪雨となりにけり 鴨下昭 200709  
空梅雨や夢二の猫の通りけり 須賀敏子 あを 200709  
空梅雨や朝な夕なの塩加減 金澤明子 200710  
空梅雨の夜間訓練飛行音 宮津昭彦 200808  
空梅雨の流れゆつたり最上川 渡部磐空 200809  
遷宮の今年空梅雨かも知れぬ 大山文子 火星 200809  
空梅雨の陸に舟ある最上川 渡部磐空 200810  
空梅雨の何故にや空々漠々と 大橋敦子 雨月 200907  
空梅雨や空気もろとも釘を打つ 吉弘恭子 あを 200909  
空梅雨やエプロンはたく占ひ屋 坂口夫佐子 火星 200909  
空梅雨や白波遠く佐渡ヶ島 吉弘恭子 あを 200911  
空梅雨の朝の日けふも昇りけり 安原葉 ホトトギス 200911  
空梅雨の裾野傾く心太 鴨下昭 201108  
空梅雨や雀の威嚇負けてゐず 工藤ミネ子 風土 201210  
空梅雨やのぼせ腰痛女坂 平井奇散人 船団 201306  
空梅雨の川辺見おろす水害碑 鎌田慶子 ろんど 201309  
空梅雨や野の草花の彩冴えず 鍋島武彦 末黒野 201310  
空梅雨の底の底なる小さき村 藤井啓子 ホトトギス 201310  
空梅雨の町工場からがちやこんと 小山陽子 やぶれ傘 201310  
空梅雨に喜雨となりたる今日の雨 船山東子 ろんど 201310  
空梅雨と言はれる程の雨少な 北村香朗 京鹿子 201310  
何となく空梅雨らしき空模様 北村香朗 京鹿子 201310  
空梅雨に象の背中も乾きけり 涌羅由美 ホトトギス 201310  
空梅雨の大地吹かるるばかりなり 湖東紀子 ホトトギス 201311  
空梅雨も傘手放せぬ雨男 稲畑廣太郎 ホトトギス 201406  
空梅雨の十三へ降り立つ佳人 稲畑廣太郎 ホトトギス 201406  
空梅雨の空に突き刺さりしタワー 稲畑廣太郎 ホトトギス 201406  
空梅雨に鳥語燥いでをりにけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 201406  
空梅雨に山門の朱の黒ずめり 稲畑廣太郎 ホトトギス 201406  
空梅雨や梵字に朱き仮名ふられ 山田美恵子 火星 201408  
空梅雨や句碑の台座を藻が洗ひ 山田六甲 六花 201408  
空梅雨の雲に尖塔突き刺さり 稲畑廣太郎 ホトトギス 201408  
空梅雨や薬の匂ふマグカップ 小林正史 201410  
空梅雨や町から本屋また消えて 頓所友枝 201608  
空梅雨の飛行機雲の切れつ端 青谷小枝 やぶれ傘 201609  
空梅雨や鍵ばかり売る古物商 秋月祐一 船団 201702  
空梅雨に川よこたはるダム湖底 七郎衛門吉保 あを 201708  
空梅雨はあけてますます夏の空 菊谷潔 六花 201710  
空梅雨の帳尻合はす豪雨かな 宮崎他異雅 末黒野 201710  
空梅雨や毬の形の整はず 沼田巴字 京鹿子 201806  
空梅雨や毬の形の整はず 沼田巴字 京鹿子 201806  
空梅雨に雨乞ふ心ありにけり 稲畑汀子 ホトトギス 201806  
東は空梅雨西は男梅雨 稲畑廣太郎 ホトトギス 201807  
空梅雨が雨風となり閉ぢこもる 東秋茄子 京鹿子 201810  
空梅雨と思へば今日の湿りかな 小池みな 末黒野 201810  

 

2019年6月12日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

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