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花が咲き鳥が囀り戦死せり    富澤赤黄男

春禽 春の鳥  うぐひす 雲雀  つばくらめ  つばめ 燕の子

雀の子  巣立 百千鳥 古巣 鷽 小綬鶏 巣箱 鳥の巣

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
パソコンを開く囀り始めかな 河内桜人 京鹿子 200007  
日本書紀の読みの六合村囀れり 松崎鉄之介 200007  
落城のその日もきつと囀りぬ 笹村政子 六花 200007  
囀や天にちちはは地に流離 安藤和子 海程 200008  
囀りの一樹に予約席の札 津田このみ 船団 200008  
囀りやこの径尽きるところまで 長沼紫紅 200008  
囀りや健康器具を組み立てて 川道蓉子 200009  
囀りや小畑に今日も姥のをり 三井孝子 六花 200009  
囀の大瑠璃と聞き憶えたる 藤浦昭代 ホトトギス 200010  
囀りや外出せぬ靴翔んでゆけ 鬼頭桐葉 春蘭 200010  
キネマ館出て囀の街の雀 東莎逍 船団 200011  
囀の夢の出口にゐたりけり 島田和子 風土 200101  
囀や陵口といふところ 盛良孝 200101  
囀の遠さ聞えて四十雀 阿部ひろし 酸漿 200103  
囀や裸婦像の髪すこやかに 丹羽啓子 馬醉木 200104  
囀やここより吉野中千本 稲畑廣太郎 ホトトギス 200104  
囀を指呼に吉野の景新た 稲畑廣太郎 ホトトギス 200104  
九十九折囀縦横無尽かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 200104  
囀りを冬も絶やさず粉河寺 鷹羽狩行 200104 和歌山
囀りの溢れて山の駅舎かな 井上比呂夫 200104  
夕近き囀なりし男山 山尾玉藻 火星 200104  
女神在す杜か囀りしきりなる 宮川杵名男 春耕 200104  
囀りと聞きとめしとき目覚めけり 林翔 200105  
囀りのこぼれて水輪拡がれり 小島とよ子 遠嶺 200105  
囀りやチーズスフレをふたつ焼く 祐森弥香 遠嶺 200105  
耳成山の耳傾けし囀か 中原道夫 銀化 200105  
きんぴらはおよそ根のもの囀れる 中原道夫 銀化 200105  
囀の詰まつてをりぬ万華鏡 峯尾文世 銀化 200105  
囀のひとかたまりを水の上 鷹羽狩行 十三星 200105  
囀りや古城は屋根の数誇り 鷹羽狩行 200106  
囀りのにぎやか館山航空隊 伊藤トキノ 200106  
密教の山をゆすりて囀れり 小林たけし 200106  
囀や賑やか過ぎる淋しさも 柳未央 いろり 200106  
囀りや目許の細き羅漢像 岩田育左右 遠嶺 200106  
囀りや町を見下ろす不思議な樹 大曽根育代 遠嶺 200106  
囀りや心の弾む旅の本 米須あや子 遠嶺 200106  
囀りと光と丸太椅子ひとつ 阿部昭子 遠嶺 200106  
囀の屋根下り来たり如意輪寺 武井美代子 風土 200106  
囀りの虚子の天地となりにけり 大串章 百鳥 200106  
囀や草鞋減りせし石畳 春田淳子 俳句通信 200106  
囀や一方通行道路なり 大東由美子 火星 200106  
囀に口笛合せ稲荷坂 小浦遊月 酸漿 200106  
魚信なき竿をたためば囀れる 白鳥武子 酸漿 200106  
三十三才囀りゐたり桶のへり 白鳥武子 酸漿 200106  
今朝殊に軒端雀の囀れり 田中峰雪 雨月 200106  
地震ゆるるも囀りの声変らざり 村井久美子 200106  
囀や踏絵のマリア笑まひける 山本雅子 馬酔木 200107  
囀りて鳥は詩人の生れかはり 牛田修嗣 200107  
たつぷりと日も囀も朝の川 甲州千草 200107  
ナイル川いきいきと囀りに明く 瀬川公馨 200107  
梅はいさ囀写すべうもなし 鎌田篤 雨月 200107  
囀やほろほろこぼすいり卵 川井政子 風土 200107  
天国の母へ補聴器囀れり 横田晶子 風土 200107  
囀りや御岳望む終の家 永井正夫 百鳥 200107  
囀の只中にゐて素直なる 山県照江 百鳥 200107  
囀りや坂登りきし葬の列 尾崎和子 百鳥 200107  
囀のなかに記念樹根づくらし 藤原紅 いろり 200107  
囀りや山の大きな湖の上 皆川盤水 春耕 200107  
焼増して囀りどつとあふれさす 井上菜摘子 京鹿子 200107  
囀や遊具わずかに揺れつづく 森理和 あを 200107  
どこまでも囀りの径天城越え 赤羽正行 遠嶺 200107  
囀りの堀に切り込み武者の像 上田希実 遠嶺 200107  
囀りや心に姿引き寄せつ 並木重助 酸漿 200108  
朝霧の霽れし湿原囀れり 藤村美津子 春耕 200108  
囀りや宿の雨戸に明り窓 細野みさを 200109  
囀りが夜明はやめて晴れにけり 丸田安子 酸漿 200109  
囀りに覚めてはかどる庭仕事 丸田安子 酸漿 200109  
囀の埒外にいる無精者 藤田守啓 船団 200109  
囀りや細くて白い喉を持ち 三宅やよい 船団 200109  
囀りに覚む半眼の磨崖仏 今井忍 ぐろっけ 200109  
囀の木に触れていてがらんどう 小枝恵美子 船団 200201  
囀の天の一枚配らるる 稲畑汀子 ホトトギス 200203  
囀に結界はなし隣り合ふ 稲畑汀子 ホトトギス 200203  
囀の木々の高さに包まるる 稲畑汀子 ホトトギス 200204  
囀りの中に人語のごときあり 鷹羽狩行 200204  
囀りのまつただなかに舞へるあり 鷹羽狩行 200204 西宮舞さんの第25回俳人協会新人賞受賞を祝して
囀や幹より長き松の枝 朝妻力 雲の峰 200204  
囀の中に鈴振るやうな声 當麻幸子 雲の峰 200204  
嘴の色は知らねど囀りぬ 朱間繭生 銀化 200204  
得る恋も失ふ恋も囀りぬ 篁李月 銀化 200204  
囀の中ひた走る親子馬 内藤順子 酸漿 200204  
囀の満ちたる墓を妻と二人 森田蝌蚪 200204  
囀りの指定席ありカフェテラス 品川鈴子 ぐろっけ 200204  
囀れる大樹を風の煽りけり 大串章 百鳥 200205  
囀りの高ければ空深きかな 大串章 百鳥 200205  
囀りの去年とまつたく同じ日に 宮森毅 六花 200205  
囀りや音立てきざむ鮓の種 喜多初枝 雨月 200205  
囀や湧水砂を吹きあぐる 近藤きくえ 200205  
三十三才夕べををしみ囀れり 海上俊臣 酸漿 200205  
囀をめぐらす畑に出でにけり 石川元子 酸漿 200205  
囀や雲のひとつの幼くて 辻のぶ子 雲の峰 200205  
囀や一気に登る五十段 田中藤穂 あを 200205  
囀りのこぼれて木々のめまひかな 梶浦玲良子 波小舟 200205  
囀りの位置移りけり靄の中 宮森毅 六花合同句集 200205  
囀や石州瓦葺く長者 水原春郎 馬醉木 200206  
囀やタクトを置ける譜面台 野中亮介 馬醉木 200206  
囀を聞きたまふかに涅槃像 小野喬樹 馬醉木 200206  
囀りやフォーク・ナイフを卓の上 西宮舞 200206  
囀りや私語慎みて自習室 伊藤宇太子 200206  
囀りや森の封印開けるごと 清水明子 遠嶺 200206 囀 3 →

 

2014年3月19日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

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