雲雀2     100句

夕雲雀芥火ちらと穴の上    本橋仁

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
揚雲雀一筆啓上仕る 武田菜美 銀化 200107  
揚雲雀そしていよいよ青い空 稲用飛燕 船団 200110  
空はいま優柔不断揚雲雀 小枝恵美子 船団 200111  
青空に声置き去りに落ちひばり 富沢秀雄 船団 200111  
雲雀野へ九官鳥を連れて行く 篠田悦子 海程 200112  
天平の相伝のこゑ揚雲雀 安養寺美人 200112  
湖は朝のさざなみ雲雀笛 島谷征良 風土 200203  
空港へ一番乗りの揚雲雀 有吉桜雲 200204  
出遅れは声あらだてて揚雲雀 有吉桜雲 200204  
天帝を斜めより攻め揚雲雀 有吉桜雲 200204  
ぬきんでて仲間はづれの揚雲雀 有吉桜雲 200204  
落伍者になりたくなくて揚雲雀 有吉桜雲 200204  
揚ひばり地球が青く見えますか 有吉桜雲 200204  
山より発破音野より揚ひばり 有吉桜雲 200204  
離陸うながす空港の揚雲雀 有吉桜雲 200204  
池の辺に一里の歩道揚雲雀 朝妻力 雲の峰 200204  
揚雲雀行く手に淡き昼の月 松塚香寿子 雲の峰 200204  
初声を仰向きて聴く揚げ雲雀 鎌倉喜久恵 あを 200204  
ひと漕ぎにすべるカヌーや雲雀東風 中村房子 馬醉木 200205  
揚ひばり拾うてみたき影のあり 宇都宮滴水 京鹿子 200205  
玄室に声聞えくる揚雲雀 志水芳秀 雲の峰 200205  
雲雀野に声弾ませて子ら走る 志水芳秀 雲の峰 200205  
川波のきらめく淀や雲雀東風 中川晴美 雲の峰 200205  
雲白き高円の里揚雲雀 竪ヤエ子 雲の峰 200205  
外野手の孤独ひばりの揚がりをる 亀田憲壱 銀化 200205  
揚雲雀天界の鍵落としけり 柴田奈美 銀化 200205  
借りて観る双眼鏡に初雲雀 植木緑愁 春耕 200205  
雲雀東風江戸川渡る手漕舟 岡村美恵子 春耕 200205  
謂れなき涙を拭ふ揚雲雀 金子孝子 200205  
揚雲雀地球が好きで戻りけり 磯崎清 200206  
揚雲雀空の一点突き上り 野中亮介 馬醉木 200206  
誰知らぬ風との会話初雲雀 祐森彌香 遠嶺 200206  
託したき手紙のありぬ揚雲雀 山田禮子 遠嶺 200206  
揚雲雀マラソンの列見えてきし 大串章 百鳥 200206  
制服を誂へにゆく初雲雀 田中清之 百鳥 200206  
病床の四角き空を夕雲雀 高野清風 雲の峰 200206  
手庇の視野に落ちくる雲雀かな 末廣紀惠子 円虹 200206  
旅果ての遠嶺まぶしむ揚雲雀 升本行洋 春耕 200206  
天平の眩しき鴟尾や初雲雀 海老澤映草 春耕 200206  
渡良瀬の風に流さる揚雲雀 神山テル 春耕 200206  
揚雲雀塔の突き刺すもの何ぞ 中原道夫 銀化 200206  
骨病みてをり雲雀野にとほくをり 戸田喜久子 200206  
さよならは空のあるうち揚雲雀 宇都宮滴水 京鹿子 200207  
川耀き彎るや雲雀鳴く方へ 千代田葛彦 馬醉木 200207  
中空の雲雀そびらに遺跡掘る 神谷文子 馬醉木 200207  
真青なる一枚の湖揚雲雀 関口幹雄 遠嶺 200207  
夕日背にすとんと雲雀落ちにけり 松崎鉄之介 200207  
関ヶ原の烽火山跡揚雲雀 名和節子 200207  
石狩の海風荒ぶ初ひばり 生出紅南 百鳥 200207  
揚雲雀浮玉波に逆らはず 尾崎和子 百鳥 200207  
初雲雀おのが高さで鳴きをりぬ 戸栗末廣 火星 200207  
ひばり野を戻る雅楽部腰鼓さげ 木田千女 200208  
天に雲雀地にクローバーわれに時 櫛原希伊子 百鳥 200208  
トラクターの馳するを囃す揚雲雀 丸本博子 200208  
太陽の中より突如落雲雀 米沢貞子 200208  
千枚田こぼれるやうに雲雀鳴く 酒井ひろ子 200208  
切に鳴き切に羽搏き揚雲雀 小野育子 雨月 200208  
千年のはるかを呼べり揚雲雀 門伝史会 風土 200211  
身の内へ内へと雲雀落つるなり 田村はじめ 銀化 200301  
揚雲雀ボタン一つで屋根ひらく 梅村達子 帆船 200301  
揚雲雀父母眠る土の下 森田蝌蚪 200302  
雲雀野にボタン落として戯れし 竹内弘子 あを 200303  
夕雲に声を残して雲雀落つ 長谷川閑乙 馬醉木 200305  
揚雲雀転生の妻かも知れず 伊藤白潮 200305  
揚雲雀恩寵忘れをりしとき 風間史子 200305  
少年の眼となりて雲雀追ふ 岩崎真理子 遠嶺 200305  
浮雲の白に濃淡揚雲雀 土田祈久男 200305  
雲雀野をぬけて入鹿の首塚へ 三代川次郎 雲の峰 200305  
揚雲雀水切りの石五段まで 伊藤とら 雲の峰 200305  
香具山の空の青さよ揚雲雀 池尻足穂 雲の峰 200305  
点滴の力たしかや初雲雀 樋口多嬉子 雲の峰 200305  
トランペット吹く青年に雲雀東風 萩谷幸子 雨月 200305  
雲を恋ふ野雲雀架橋の音曳きて 渡邉友七 あを 200305  
揚雲雀UFOの来る蒼さかな 中田禎子 200305  
草々のぱつと輝く雲雀かな 近藤喜子 200305  
携へて五十五年や揚雲雀 水原春郎 馬醉木 200306 エメラルド婚
文楽三昧べんべんべんと雲雀東風 有働亨 馬醉木 200306  
いまはわが仕切直しや揚雲雀 小黒加支 酸漿 200306  
揚雲雀今日の外出の賜ひもの 村越化石 200306  
校章は雲雀ときまり新設校 名取富子 帆船 200306  
一瞬の孤独旧址の落雲雀 森脇恵香 雲の峯 200306  
かつて銭鋳たる小丘や揚雲雀 渡辺政子 雲の峯 200306  
揚雲雀三川さんせんひかり分かち合ふ 仲尾弥栄子 雲の峯 200306  
落ひばり滅びの声の躓づけり 宇都宮滴水 京鹿子 200306  
雲雀野や歩くともなく遠歩き 隅田恵子 雨月 200306  
宮址の天地ひばり占有す 萩谷幸子 雨月 200306  
揚雲雀落雲雀見て小半時 高垣和恵 雨月 200306  
揚雲雀ホームの誰も見てをらず 高柳かつを 百鳥 200306  
眩しくて雲雀の位置は定まらず 森理和 あを 200306  
すぐそこに動かず啼かず雲雀ゐし 森理和 あを 200306  
泣き止まぬ一人に雲雀あがりけり 梶浦玲良子 六花 200307  
己が影つひに振りきり揚雲雀 八染藍子 200307  
雲雀鳴くたちばなてふ地伝へよと 久保晴子 雨月 200307  
揚雲雀自分に声を出しにけり 荒井和昭 200307  
揚雲雀宮址基点として飛べり 塩川雄三 築港 200307  
雲雀野を駈くる自転車磨きをり 武田和代 百鳥 200307  
急降下して今やもう地の雲雀 鈴木一明 築港 200308  
揚雲雀只今テント設営中 谷上佳那 百鳥 200308  
雲雀野ややがて四人となる家族 平田倫子 百鳥 200308  
ジェット機に力つきたる揚雲雀 鈴木浩子 ぐろっけ 200308

08/04/18 作成

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