初紅葉 3          26句

初紅葉いつか身に添ふ子の僧衣   橘沙希   花浄土

紅葉 もみぢ 薄紅葉 濃紅葉 初紅葉 紅葉狩 紅葉且つ散

蔦紅葉 散紅葉  紅葉山 紅葉川 照紅葉 櫨紅葉

蔦紅葉 草紅葉 照葉 柿紅葉 冬紅葉 冬もみぢ

作品
作者
掲載誌
掲載年月
海峡の見ゆる山門初紅葉 藤生不二男 六花 202002
磴ゆけば十六羅漢初紅葉 湯本実 やぶれ傘 202002
切株に育つ楉の初紅葉 森美佐子 やぶれ傘 202002
初紅葉森の向うはビルの街 本郷美代子 やぶれ傘 202002
高空に鳶のこゑ聞く初紅葉 廣瀬雅男 やぶれ傘 202002
太き字の兜太の句碑や初紅葉 高木邦雄 末黒野 202002
図書館の馴染みの席や初紅葉 戸栗末廣 202003
雨の景より現はれし初紅葉 今橋眞理子 ホトトギス 202003
初紅葉見過ごしてゐし我が家かな 稲畑汀子 ホトトギス 202010
初紅葉より旅立ちの朝となる 稲畑廣太郎 ホトトギス 202010
虚子塔の天蓋として初紅葉 稲畑廣太郎 ホトトギス 202010
初紅葉吉備の古刹を彩れり 稲畑廣太郎 ホトトギス 202010
初紅葉備前に出会ひ重ねたる 稲畑廣太郎 ホトトギス 202010
退院の眼に輝やけり初紅葉 黒滝志麻子 末黒野 202012
立田姫の御手の触れしか初紅葉 田尻勝子 六花 202012
初紅葉歳月音もなく迫り 北川孝子 京鹿子 202101
歌碑の文字指もてなぞり初紅葉 平居澪子 六花 202101
いとけなき緑の中の初紅葉 押田裕見子 202105
山稜のくつきり映えて初紅葉 森清信子 末黒野 202112
源流の小さき産声初紅葉 長尾タイ 末黒野 202112
初紅葉しかと地球は軌道上 中村重幸 202112
窯元は李朝の流れ初紅葉 関妙子 202112
境内にハイカー集合初紅葉 高橋まき子 風土 202201
初紅葉庭園の黙解きゆく 稲畑廣太郎 ホトトギス 202210
渓流に覚めゆく五感初紅葉 甲州千草 202211
捨窯に盛り塩あらた初紅葉 笹村政子 六花 202301
初紅葉→ 1

2023年11月14日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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