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雛の日       72句

雛の日や翌旅にたつ客もあり    几董

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
雛の日を白菊で埋めつくされし 金子兜太 海程 199806 倉持光憲葬
雛の日を尾張の雛にまみえけり 福盛悦子 雨月 199806  
十軒店といふ名が残り雛の日 能村登四郎 199903  
女孫ばかりが居りて雛の日 能村登四郎 199903  
雛の日寄進仏具に政子の名 渡辺立男 馬醉木 199905  
誕生日今年はも旧雛の日 大橋敦子 雨月 199906  
雛の日を彦根の雛に遊びたり 窪田佳津子 雨月 199906  
雛の日の陽の匂ひたつ雑木山 山田美保 199906  
雛の日の竹林にある雨明り 小島みつ代 199906  
雛の日のひかりをつむぐ雑木山 高橋さえ子 199906  
あつものに鞠麩のうかぶ雛の日 能村登四郎 芒種 199911  
雛の日にささやかながら著作料 品川鈴子 ぐろっけ 200003  
雛の日を揃はずいよよ老姉妹 岡田和子 馬醉木 200005  
雛の日のよろづに草の匂ふなり 篠原俊博 銀化 200005  
雛の日の大観覧車灯りけり 杉浦典子 火星 200006  
切岸の土やはらかき雛の日 夏秋明子 火星 200006  
黒潮の音に寝まりぬ雛の日 高村梢子 火星 200006  
今在りて遠き雛の日母の背 芝宮須磨子 あを 200104  
雛の日の民宿の汁伊勢海老入り 堀すみ恵 200105  
雛の日の日をちりばめて伊豆の海 清水雅子 200106  
雛の日のお点前稽古女の子 中村裕子 200106  
甘味屋に些事打ち合はす雛の日 広渡紀子 200202  
雛の日の近き蔵王の湯にあそぶ 石鍋みさ代 春耕 200204  
雛の日信濃の人の訃音あり 赤座典子 あを 200204  
雛の日の家より洩るる琴の音 井上三千女 200205  
さつま切子きくきく磨く雛の日 渕脇登女 200206  
雛の日のひとつ加へしタイ料理 杉浦典子 火星 200206  
ははそはの母のうたた寝雛の日 小林あつ子 火星 200206  
雛の日松姫最中子に送る 網野茂子 酸漿 200206  
雛の日やはばたくやうに礁波 植松安子 200206  
海すでに暮色ふかき雛の日 中村智恵子 200206  
雛の日の一灯に風邪籠りせる 木内憲子 200206  
謁見の間に御所人形雛の日 小阪律子 ぐろっけ 200206  
雛の日に集ふと決めし同期会 市橋香 ぐろっけ 200206  
百合根ひとひら雛の日の茶碗蒸 伊藤トキノ 200207  
潜り戸をくぐり雛の日なりけり 吉田康子 青山椒 200303  
雛の日の寝のこりてゐるをとこあり 佐藤喜孝 青寫眞 200304  
老いらくの琴歌に和す雛の日 井上三千女 200305  
療養の月日の中の雛の日 高橋照子 雨月 200305  
約束の雛の日娘訪ひくるる 青垣和子 雨月 200305  
雛の日も朝の点呼に始まりし 高橋笛美 円虹 200306  
妻も句をかんがへてゐる雛の日 戸栗末廣 火星 200306  
雛の日のタイの人形足あげて 菅龍一 百鳥 200306  
雛の日の駅にまつかつかの服よ 林翔 200404  
雛の日の鏡の中の鏡見ゆ 能村研三 200404  
雛の日のかたむくころの風のすぢ 八田木枯 晩紅 200404  
雛の日の横道をきて家に入る 八田木枯 晩紅 200404  
雛の日をこともあらむに競馬見に 落合絹代 雨月 200406  
雛の日の日のひろがりし広き坂 中野京子 200406  
巨き船小さき船過ぎ雛の日 工藤義夫 馬醉木 200406  
何んとなくかたちよろしき雛の日よ 八田木枯 夜さり 200409  
おほぞらをめぐらす雛の日なりけり 八田木枯 晩紅 200503  
病室に移動図書館雛の日 吉沢かねよ 帆船 200505  
雛の日の蓮の実納豆お茶請けに 牧悦子 200505  
雛の日の歌舞伎座襲名披露かな 小島輝和 帆船 200506  
やはらかき会話のはづむ雛の日 中谷葉留 風土 200506  
雛の日の五葉の松の青の照り 高橋さえ子 200507  
四人目の男子産まれし雛の日 高倉恵美子 200508  
杉苗に雪ののりゐる雛の日 山尾玉藻 火星 200604  
雛の日の茶屋「酔月」の箱階段 能村研三 200604  
雛の日の山里にある子を想ふ 瀧春一 常念 200606  
雛の日袂の擦れる貝合せ 古川京子 万象 200606  
雛の灯のなき雛の日を見送りぬ 井上信子 200606  
雛の日の母あたらしき割烹着 浜口高子 火星 200606  
濡れ縁に日のあたりゐる雛の日 岡和絵 火星 200606  
女の生き方それぞれ雛の日のつどひ 瀧春一 瓦礫 200606  
ひと畝は紺の芽ならぶ雛の日 山尾玉藻 火星 200704  
雛の日の日ざしに零れ松の塵 山尾玉藻 火星 200704  
親子にて組紐習ふ雛の日 斎藤紀子 200705  
飯粒を杓文字より取り雛の日 杉本薬王子 風土 200705  
魚屋の水のしぶける雛の日 浜口高子 火星 200705  
雛の日を過ぎたる供華を替へにけり 室井千鶴子 200706

 

2008年3月2日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

掲載年月順です。

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