雛の家     34句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
男の子かたまつて来る雛の家 樋口英子 朝桜 199904  
裏口に海が来ている雛の家 坪内稔典 船団 200007  
鬼の子が背伸びで覗く雛の家 今城知子 船団 200102  
皿洗ひ白さふやして雛の家 岡本眸 200103  
雛の家の明るき心漲りぬ 稲畑汀子 ホトトギス 200201 小竹由岐子句集序句
松の木の柱艶やか雛の家 石原勢津子 雨月 200204  
棚田への登り口なる雛の家 青山丈 200206  
雛の家男の子の覗きゆきにけり 小田島成子 百鳥 200206  
まつ暗な竹藪があり雛の家 中村雅樹 百鳥 200206  
伊吹嶺に雪の残りし雛の家 影山わこ 百鳥 200305  
三和土より案内請うて雛の家 村上沙央 200306  
鶺鴒の屋根に来てをり雛の家 土川照恵 栴檀 200405  
落書の残る土塀も雛の家 工藤義夫 馬醉木 200406  
雛の家の軒に吊りたる小鳥籠 景山まり子 百鳥 200505  
雛の家あきんど文化脈々と 中原吟子 雨月 200605  
甘草家敷いま雛の家百灯す 西山美枝子 酸漿 200605  
雛の家の曲り廊下の黒びかり 垣岡暎子 火星 200606  
例幣使街道そひの雛の家 谷田部栄 万象 200705  
雛の家単線鉄路裏を過ぐ 定梶じょう あを 200806  
藍の香に機音高し雛の家 田下宮子 200904  
雛の家軒に魔除けの唐辛子 綱川恵子 万象 201005  
徳利抱き誘はれゆくや雛の家 大草由美子 春燈 201006  
さきがけて夕づく波や雛の家 小形さとる 201006  
潮音の高鳴りに沿ひ雛の家 能村研三 201204  
接待のきうい山積み雛の家 福島せいぎ 万象 201206  
青藍の夕空かかげ雛の家 小谷延子 万象 201206  
雛の家背に雨宿りしてをりぬ 笹村政子 六花 201206  
軒裏の竹組み美しき雛の家 細川洋子 201505  
片言の子に湧き立てる雛の家 和田和子 馬醉木 201605  
裏口に舟の着きたる雛の家 荒井千佐代 201605  
売られゆく二ひきの子やぎ雛の家 宮崎洋 春燈 201612  
一族が耳を見せ合う雛の家 鶴濱節子 船団 201701  
故郷の変はらぬ山河雛の家 高橋正江 末黒野 201706  
雨あとの雄松の匂ひ雛の家 田中佐知子 風土 201805  

 

2020年3月4日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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