立 雛     32句

雛の日  雛祭  白酒  紙雛  雛壇  立雛

雛あられ 雛人形 雛納 桃の節句 雛遊び  流し雛

作品
作者
掲載誌
掲載年月
立雛や夢のかたちに肩抱かれ 廣嶋美惠子 船団 200010
立雛眠れるままに立たせけり 荻野美佐子 船団 200102
母に買ふ手に収まりし立雛 小林共代 風土 200106
立雛に大和三山霞みをり 伊丹さち子 馬醉木 200203
絵師不在絵筆乱立雛工房 浜田南風 200205
立雛の立ちたるままに流れけり 久崎富美子 200206
金ンを著て一刀彫の立雛 坂本祥子 円虹 200207
手に乗せてみて立雛でありしかな 稲畑汀子 ホトトギス 200303
立雛歌の洩れくるやうな口 磨家泉 築港 200505
立雛視野に牛舎の動き入れ 磨家泉 築港 200505
ちりめんの引眼鉤鼻立雛 田中英子 200605
百年セをより添ひて立雛かな 稲次登美子 雨月 200606
立雛に古色床しき燭点し 高橋照子 雨月 200705
立雛のうしろ見たくてまはしけり 杉浦典子 火星 200706
牛車をいま降りしばかりの立雛 北川英子 200805
立雛の書架に古ぶは遠流めく 柴崎甲武信 月日 200811
立雛と交はす暗黙ひとり刻 中川すみ子 200905
立雛に雪洞の翳淡くあり 飯田角子 酸漿 200906
一対の立雛に足る山盧かな 武井良平 ホトトギス 200908
青丹よし寧楽の丹の顕つ立雛 塩見英子 雨月 201101
かんばせの母似と思ふ立雛 水原春郎 馬醉木 201104
ひと刷きの眉きはやかに立雛 笹村政子 初鼓 201105
毛氈の端に仮置く立雛 笹村政子 初鼓 201105
無一物に笑みて在せり立雛 矢野百合子 201107
立雛菊の御紋を眩しめり 諸戸せつ子 春燈 201205
立雛を看板にして下駄屋かな 箕輪カオル 201205
立雛の額に玄関華やげり 伊庭玲子 201205
立雛の金の袴や一刀彫 笠井清佑 201304
立雛の眸と眸合はせて仕舞はるる 神戸京子 ろんど 201306
刃物屋の暗がりにあり立雛 神山節子 201406
立雛の顔横を向く扇かな 杉本薬王子 風土 201505
立雛の寄添ふ月日ありにけり 都丸美陽子 春燈 201505
濤音のひときは高し立雛 大沢美智子 201505
立雛を寝かせて箱に納めけり 鈴木鳳来 春燈 201606
此所に居る朱色際立つ立雛 今井充子 201807
天平の一つ灯映す立雛 鈴鹿仁 京鹿子 201904
立雛のより添ふ影の淡きかな 佐藤信子 春燈 201905
百歳を囃される立雛の膝 近藤綾 201906
雛あられ食べつつ仕舞ふ立雛 奥田温子 やぶれ傘 202105

 

2022年3月3日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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