時 雨 7   100句

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半夏雨  夕立 喜雨 虎が雨 秋の雨 秋雨 秋時雨 冬の雨 初時雨 時雨  青時雨

青葉時雨

作品
作者
掲載誌
掲載年月
売られゆく仔牛の夜鳴き時雨けり 塩路隆子 201301
佃島輿眠らせて時雨れけり コ田千鶴子 馬醉木 201301
時雨るるや隅田に架かる橋いくつ 水原春郎 馬醉木 201301
ベランダを半分濡らし時雨過ぐ 長久保郁子 かさね 201301
遠時雨献体といふこころざし 能村研三 201301
時雨るるや息掛け漆の乾き見る 我門行男 201301
衣擦れの時雨茶会の釜滾る 我門行男 201301
杉空を時雨走りし氷室越 河崎尚子 火星 201301
時雨ては乳房の病ひ治りつつ 森田子月 ぐろっけ 201301
〆過ぎつインスタント俳句てふ時雨 森田子月 ぐろっけ 201301
東京時雨のこる欅をしたたらす 堀内一郎 あを 201301
金剛輪寺千の地蔵に夕しぐれ 西郷慶子 201301
人麻呂の妻恋ふ碑文夕しぐれ 鈴木照子 201301
閉院の近き門燈夕しぐれ 四條進 201301
丈草を思はばしぐれ俄かなる 酒本八重 201301
鯉の視野に吃音でくる夕しぐれ 鈴鹿けい子 京鹿子 201301
しぐれ凾烏賊の白眼の道にあり 佐藤喜孝 あを 201301
時雨るるや背に笠負うて陶狸 塩路五郎 201302
時雨るるやミシガン遅々と北を指し 中川すみ子 201302
時雨きてすだ椎の幹傘にせむ 伊藤和子 201302
路面電車曲がれば早稲田時雨れけり 根岸善行 風土 201302
下駄の音華やぐ京の時雨かな 根岸善行 風土 201302
時雨るるや三千院経て寂光院 根岸善行 風土 201302
時雨聴く餃子の襞をたたみつつ 山田美恵子 火星 201302
大江山探してをれば時雨けり 山田美恵子 火星 201302
舟宿にもづくすすれる時雨かな 山本耀子 火星 201302
湯けむりの向かう墓山片時雨 西村節子 火星 201302
湖西線時雨の奥へ消えにけり 大橋伊佐子 末黒野 201302
京にゐてあめつち匂ふ時雨かな 西村純太 201302
高架橋渡る時雨に囲まれて 高田令子 201302
箕面山に近づくにつれ時雨れたり 大橋晄 雨月 201302
渡し場や時雨の虹をくぐり来て 本城布沙女 雨月 201302
茅渟海の大いさ知りて時雨虹 本城布沙女 雨月 201302
いのち透くがに茅渟海時雨虹 本城布沙女 雨月 201302
時雨来て聞香の座の引き締まり 本城布沙女 雨月 201302
時雨るるや宸翰とくと理を説かれ 密門令子 雨月 201302
時雨ぐせいつしか一日暮れゆけり 尾崎みつ子 雨月 201302
小夜しぐれ増えし薬に身をあづけ 平野伸子 馬醉木 201302
人気なき湖北しぐれの鯖街道 辻知代子 201302
倫敦のしぐれ短し漱石忌 秋葉雅治 201302
医者舟に灘の真中のしぐれ虹 和田照海 京鹿子 201302
秘仏見に大和しぐれの二度三度 山田春生 万象 201302
橋立やしぐれにかなふ松のいろ 大山文子 火星 201302
鹿の絵の道路標識しぐれけり 中尾安一 火星 201302
ガイドのこゑ聞きつつ濡るるしぐれかな 米田文彦 かさね 201302
一呼吸遅れし返事夕しぐれ 池田華甲 201302
奥嵯峨の時雨に煙る小倉山 田中浅子 201303
駅一つ迷ひし道の冬時雨 遠田澄子 馬醉木 201303
手を握る別れの際に時雨かな 羽賀恭子 201303
カルボナーラの卵のとろみ夕時雨 藤原若菜 春燈 201303
また少し時雨れて隠す塔の先 大文字孝一 春燈 201303
時雨るるやいつとき白き物まじり 野村鞆枝 京鹿子 201303
日照雨とも時雨とも濡れ見性寺 大竹淑子 風土 201303
傘握り会ひに行きたし夕時雨 江島照美 201303
沖遠く明かり残して片時雨 竹田ひろ子 ろんど 201303
時雨あと千本鳥居薄日射す 三橋早苗 ぐろっけ 201303
遠州の庭の石橋京時雨 中村紘 ぐろっけ 201303
小夜時雨月命日の妣話題 植田雅代 ぐろっけ 201303
甥姪も老の語らひ通夜時雨る 西田敏之 ぐろっけ 201303
時雨どき鐘楼のなか俊乗堂 木本蓚 ぐろっけ 201303
搬出の絵を載せてをり夕時雨 瀬島洒望 やぶれ傘 201303
沖に早や日の色戻るしぐれかな 浅木ノヱ 春燈 201303
句会への出足そがれぬ朝しぐれ 小川玉泉 末黒野 201303
しぐれゐる音に馴染みて酒を酌む 久保東海司 201303
人恋ひの暮らしも長く夕時雨 赤川誓城 ホトトギス 201304
白山を日溜として時雨空 藤浦昭代 ホトトギス 201304
時雨るるや土の乾きに足らざるも 志方章子 六花 201304
白砂を染めて駆け去る片時雨 仙頭宗峰 万象 201304
老人が落ちる時雨がさっと去る 坪内稔典 船団 201304
夕時雨行き交ふ人の背の硬く 外山生子 末黒野 201304
朝時雨鳥居の紙垂の真新し 渡邊孝彦 やぶれ傘 201304
時雨雲被くが虚子の遠山か 岩田公次 ホトトギス 201305
北国の傘手放せぬ時雨癖 稲岡長 ホトトギス 201305
島唄の三味しみじみと小夜時雨 大木さつき ホトトギス 201305
神宮の時雨てをるや緋の袴 土居通子 ろんど 201305
富士見えて箱根しぐれと人の言ふ 嶋田一歩 ホトトギス 201305
夕しぐれことこと鍋のかくし味 鈴鹿百合子 猫贔屓 201305
胃の中は時雨て居たりと言ふ診断 松田都青 京鹿子 201306
小夜時雨赤いスクラップ帳たたむ 陽山道子 船団 201306
いく戦火浴びし古刹や夕しぐれ 竹下陶子 ホトトギス 201306
しぐれ白むつみは黒き日傘かな 大久保白村 ホトトギス 201310
摂津発ち三河時雨に降り立ちぬ 稲畑廣太郎 ホトトギス 201311
駅で買ひ宿に失せたる時雨傘 稲畑廣太郎 ホトトギス 201311
女将の名律さんといふ時雨宿 稲畑廣太郎 ホトトギス 201311
訃報來る時雨の齢と思ひけり 竹貫示虹 京鹿子 201311
みちのくの旅をおもへば時雨かな 島谷征良 風土 201311
灯台の灯の筋濡らし時雨けり 布川直幸 201311
再生の湯とや月山霧しぐれ 宮内とし子 201311
朝時雨駅までの徒歩断念す 稲畑廣太郎 ホトトギス 201312
東京の時雨おどろく年忘 秋水原櫻子 馬醉木 201312
嵯峨しぐれ遠き日の影濃くもして 豊田都峰 京鹿子 201312
小夜しぐれねむりつがむと目をとづる 丸山佳子 京鹿子 201312
山の端に青空のある時雨かな 白石正躬 やぶれ傘 201401
日を置きで北山時雨となりにけり 間島あきら 風土 201401
時雨るるや傘からひらとラブレター 石塚涼 船団 201401
時雨→ 8      

 

2020年12月29日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。