村時雨    20句

春時雨  秋時雨  初時雨  時雨  青時雨 青葉時雨

村時雨  片時雨  時雨雲  

作品
作者
掲載誌
掲載年月
良寛を指さす童村しぐれ 小山徳夫 遠嶺 200002
もののふの能面古りし村時雨 斉藤由美子 ぐろっけ 200211
野ざらしの菩薩と分かつ村しぐれ 土生逸磨 河鹿 200401
霊峰は消えずに在す村時雨 赤羽正行 遠嶺 200403
真っ直ぐな径の遠さよ村時雨 金國久子 遠嶺 200403
村時雨影あるものを濡らしけり 若林花枝 200404
墾道を扶りて去りし村時雨 佐藤山人 200803
長沼の一茶十哲村しぐれ 斉藤道正 遠嶺 200903
城郭の道へめぐれる村時雨 栗田武三 ぐろっけ 200903
村時雨降りたる後の鐘の声 菊谷潔 六花 201001
村時雨放課めチャイム谺して 松本三千夫 末黒野 201404
知らぬ人傘に入れと村時雨 北村道子 京鹿子 201502
杉戸絵に残る胡粉や村時雨 市村明代 馬醉木 201502
村しぐれ水ごつごつと樋走る 加藤峰子 201603
村時雨仁王の貌の緩まざる 谷口一献 六花 201705
夕暮の筑波の里や村時雨 小池桃代 末黒野 201903
野仏に今日いく度の村時雨 佐藤淑子 雨月 202001
野仏の彫りの浅さや村時雨 尾崎千代一 末黒野 202002
木道の進む他なき村しぐれ 三輪温子 雨月 202002
遠ざかるバスの尾灯や村時雨 岡野里子 末黒野 202203

 

2022年11月21日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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