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野の虹と春田の虹と空に合ふ    水原秋桜子

 時雨虹 冬の虹 秋の虹 二重虹 虹の橋 虹の根 春の虹

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
B面のままの一生虹おぼろ 間島道子 京鹿子 200103  
消ゆることなき円虹の輪の中に 稲畑汀子 ホトトギス 200106 悼 柏井幸子様
いつどこで誰とだったか虹を見た 山本純子 船団 200106  
虹きれて夕田に鷺の声つまる 渡辺友七 あを 200106  
虹消えてゆく消えてゆく誰もゐず 稲畑汀子 ホトトギス 200107  
片虹や三十年目の友来る 大平保子 いろり 200107  
虹見上げ消え去るまでの児等の声 桑原敏枝 いろり 200107  
逝きてなほ自在なる父虹立てり 能村研三 200107  
野の虹に任す夕べの彩競べ 菊池和子 京鹿子 200107  
途中から虹にのりつぐ湖西線 井上菜摘子 京鹿子 200107  
虹消えぬ台紙を択びをるうちに 松本康司 銀化 200107  
宿題は大空へ虹懸くること 平野隆志 銀化 200107  
いろヶ浜虹のこぼせる小貝拾ふ 神蔵器 風土 200108  
あぢさゐの色虹となる雨後の径 渡邉友七 あを 200108  
アロハ虹かけて女神の火口岬 品川鈴子 ぐろっけ 200108  
振りかはる虹島と島むすぶ橋 中本柑風 馬酔木 200109  
虹が立つ魔法の水を撒きにけり 村田美穂子 百鳥 200109  
故郷へのホバークラフト虹くぐる 佐藤真次 200109  
虹たちて開業近き道の駅 川瀬里江 俳句通信 200109  
湾曲の列車後尾に架かる虹 能村研三 200109  
さも天に行けるかに虹黄を濃ゆく 蔵持柚 銀化 200109  
円虹のあらば美瑛の地で見たし 小澤克己 遠嶺 200110  
おわかれは虹の下より高架下 井上菜摘子 京鹿子 200110  
虹の輪を抜けたるところ父のさと 有本恵美子 200110  
夕暮れて消えゆく虹の早さかな 柴田美佐子 いろり 200110  
虹かかる前山青の清清し 中川濱子 ぐろっけ 200110  
王朝の末路はかなし邸の虹 菅谷弘子 雨月 200111  
虹立てばよしさなくとも踊ろふよ 市場基巳 200111  
畳に立つ僧打たれる水に虹たてて 坂本木耳 海程 200112  
虹のごと野の花々の埋め尽くす 中田芳子 ぐろっけ 200112  
月の虹観むナターシャもカチューシャも 千代田葛彦 馬醉木 200201  
虹に謝す転移は無しと知らされて 辰巳比呂史 200202  
抽出しの奧より虹をあぶり出す 梶浦玲良子 波小舟 200205  
寒の虹大涌谷をひと跨ぎ 松本文一郎 六花 200206  
虹かとおもふ眼薬の一しづく 竹内弘子 あを 200206  
水祭人の間に虹かかる TIN AUN MOE あを 200207  
虹立つやなくせし傘と人の数 暮岸江 銀化 200207  
水の香や淡き虹立つ畔の径 的池遙 百鳥 200208  
円虹や未来囲ひに遠嶺あり 小澤克己 遠嶺 200208  
夕虹の嶺々を仰ぎて妻に謝す 小澤克己 遠嶺 200208  
水門の虹「月を射る」モニュメント 三崎由紀子 遠嶺 200208  
かの人は虹に住む人待ちぼうけ 藤井基史 帆船 200208  
松幽く虹の控へ處いづこなる 中原道夫 銀化 200208 虹の松原
せつせつと小滝も虹を架けにけり 大島雄作 200208  
大き虹見たる言葉の瑞々し 森岡正作 200208  
日照り雨虹をくぐりて嫁が来る 東珠生 京鹿子 200208  
六月の虹立ちにける象の谷 栗栖恵通子 200208  
東京に虹の空ありすぐに消ゆ 宮原みさを 花月亭 200208  
夕虹を仰ぐ一周忌が近し 山田弘子 円虹 200209  
虹消えて君亡き月日あるばかり 山田弘子 円虹 200209  
虹の脚電車は淀を渡りけり 小田道知 円虹 200209  
消えてゆく虹いつまでも見てをりぬ 進青亀 円虹 200209  
虹消えてゆくまで虹を見てゐたり 塩川雄三 築港 200209  
夕虹や峰のひとつに目の照りて 朝妻力 雲の峰 200209 東吉野)
雨やむと夕虹たてり山かけて 吉田眞弓 雨月 200209  
円周の四分の一虹立てり 松本文一郎 六花 200209  
滝壺にかかりて消えし小さき虹 栢森定男 あを 200209  
勅額の山門高く虹かかる 高橋すゝむ 春耕 200209  
夕虹の雨きらきらと降らしけり 長沼三津夫 200209  
沖虹の下一帆の影白し 小澤克己 遠嶺 200210  
幼帝の御座船ありし沖に虹 密門令子 雨月 200210  
みんなみの虹流れ来し壜の中 栗栖恵通子 200210  
返されしひとことをもて虹歪む 田口傳右ヱ門 銀化 200210  
虹出ると回覧板の届けらる 田口傳右ヱ門 銀化 200210  
夕空となりゆく虹の仕舞はるる 田口傳右ヱ門 銀化 200210  
遠くより虹は見るもの惜しむもの 青野れい子 200210  
赤がちの虹を立ち上げ地球病む 伊藤玉枝 ホトトギス 200211  
虹の脚地球に杭を打ち込める 伊藤玉枝 ホトトギス 200211  
海を統べたる虹の輪に歪みなし 伊藤玉枝 ホトトギス 200211  
君と虹渡りたる日のこと今も 北川一深 ホトトギス 200211  
君と虹より落ちし日のこと今も 北川一深 ホトトギス 200211  
虹消えて二人に戻りたる心 北川一深 ホトトギス 200211  
みづうみの大空濡れて虹の立つ 粟津松彩子 ホトトギス 200211  
虹の黄の淡けれどあきらかにあり 粟津松彩子 ホトトギス 200211  
忽然と虹忽然と街ありぬ 小川修平 ホトトギス 200211  
虹消えて遊び足らざる思ひかな 小川修平 ホトトギス 200211  
さう思ひ見れば次第に虹彩に 広川良子 ホトトギス 200211  
夕虹も吾も過客の記念館 広川良子 ホトトギス 200211  
虹消えて仰臥漫録胸ぬちに 広川良子 ホトトギス 200211  
天帝の虹のフープを回しをり 竹下陶子 ホトトギス 200211  
大虹の半円を海呑みこめる 竹下陶子 ホトトギス 200211  
病床に虹立つと聞く消ゆと聞く 吉富不言洞 ホトトギス 200211  
虹立つと妻は少女の如く呼ぶ 吉富不言洞 ホトトギス 200211  
虹立つや大河が海となる空に 吉富不言洞 ホトトギス 200211  
失つてをらぬときめき虹を見る 鈴木南子 ホトトギス 200211  
儚さは初恋に似て虹消ゆる 鈴木南子 ホトトギス 200211  
虹立てり大地の景をみな消して 成末知歌子 ホトトギス 200211  
夕虹やあした天気になーあれ 成末知歌子 ホトトギス 200211  
クルーズの旅のとどめを飾る虹 多田羅初美 ホトトギス 200211  
濡れてゐる万物跨ぎ虹の脚 堤剣城 ホトトギス 200211  
虹の脚二駅までは捉へしに 堤剣城 ホトトギス 200211  
まほろばの山高からず虹かかる 阪野悦子 ホトトギス 200211  
虹消えて君亡き月日あるばか 山田弘子 ホトトギス 200211  
虹立つや漢は下戸と化してをり 永田哲心 遠嶺 200211  
虹仰ぐ卒寿の叔母の健やかに 伊東省子 百鳥 200211  
観覧車虹より高く回りけり 長谷川守可 百鳥 200211  
虹の岸少女両手をふつてをり 中野京子 200211 虹 3 →

 

2019年7月11日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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