作品 |
作者 |
掲載誌 |
掲載年月 |
隠れ潟真鴨と鈴と金黒と | 松崎鉄之介 | 濱 | 199902 |
小脇とは真鴨一羽の収めどこ | 華明日番 | 銀化 | 200004 |
たむろして浮ける真鴨に日の照りぬ | 市場基巳 | 槐 | 200103 |
雪裡川昼を真鴨の留守居役 | 松崎鉄之介 | 濱 | 200105 |
おほどかな真鴨の声や阿弥陀堂 | 蟇目良雨 | 春耕 | 200202 |
芦の角真鴨の波の来てゐたり | 市場基巳 | 槐 | 200206 |
白鳥の前を後ろを真鴨かな | 山野洋子 | 百鳥 | 200306 |
左右から同じ真鴨を見てゐたる | 高橋将夫 | 星の渦 | 200507 |
押麦に洒落者真鴨集まれり | 新倉舒子 | 濱 | 200703 |
羽搏いて湖ふるはせる真鴨かな | 水野加代 | 万象 | 200802 |
ウトナイ湖万の真鴨の丸みをり | 安部康子 | 万象 | 200903 |
糸垂るる人に寄り来る真鴨かな | 鎌田紀三男 | 酸漿 | 201102 |
陰を出て真鴨の色となりにけり | 細野恵久 | ぐろっけ | 201301 |
水ベりは帽子目深に真鴨かな | 佐藤凉宇子 | ろんど | 201303 |
真鴨ゐてどちらの顔も皆同じ | 秋川泉 | あを | 201504 |
すいすいと禁猟池の真鴨かな | 吉田悦子 | 空 | 201909 |
日の照らふ池に団居の真鴨かな | 森清信子 | 末黒野 | 202104 |
2021年12月27日 作成
「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。
「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。
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