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海底     35句

海底のごとくうつくしく末枯るる    山口青邨

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
海底にぼらの網おき十三夜 神蔵器 風土 199812  
海底の牧場河豚の眼力満つ 山田緑光 海程 199812  
海底の戦艦大和虫すだく 近藤千雅 船団 199912  
海底に蛸壺島に月明り 田中藤穂 水瓶座 200002  
海底につづく石段蜷の群 延広禎一 200005  
さくらちる海底写真のようにちる 村山半信 海程 200007  
夜の雪海底もかく音無けん 行方克巳 知音 200103  
海底に届く虹の根実習船 折原あきの 船団 200110  
海底にあまたの兵士盆の月 森田旅舟 200208  
海底の火山活動十三夜 須佐薫子 帆船 200210  
海底に魚眠りゐむ雁渡し 根岸善雄 馬醉木 200303  
去年今年海底にある大鳥居 三崎由紀子 遠嶺 200304  
この辺りむかし海底青き踏む 岩月優美子 200306  
麟麟草海底たりし証しの崖 松崎鉄之介 200308  
海底うなそこの巨刹にゐたるCなり 瀬川公馨 200312  
海底に鬼の足跡小鷹舞ふ 秋千晴 200312  
この辺りかつて海底雪野原 内山恵美子 200405  
流れつく海底に雛あまた立つ 柴田佐知子 200406  
海底のにごる真珠の五月かな 酒井十八歩 草の花 200408  
啓蟄や海底油田掘り下げる 有賀元子 八千草 200409  
海底を通る夜汽車や兜虫 須佐薫子 帆船 200409  
ふつふつと海底火山青葉潮 九万田一海 河鹿 200409  
稲光眼の無き魚は海底に 内藤ゑつ ゑつ 200411  
海底をのぞいてゐたる師走かな 谷口佳世子 200503  
海底へいまも散りゐるさくらかな 佐藤喜孝 あを 200503  
海底の過去を負ふ崖石蕗咲ける 小田司 馬醉木 200602  
海底に眠る戦艦淑気満つ 徳田正樹 河鹿 200604  
海底に魚の血めぐる涅槃西風 柴田佐知子 200605  
海底に山脈ありと楸邨忌 水野恒彦 200608  
海底に骨や青磁や十二月 柴田佐知子 200612  
海底に星のこぼれて小豆粥 小澤克己 遠嶺 200701  
海底の山脈尖る淑気かな 掛井広通 200704  
海底の〓(魚箴)(さより)の影を数へけり 泉田秋硯 200705  
猫族よ走れ海底火山噴く 中原幸子 以上、西陣から 200705  
海底に揺れてをりけり五月闇 ことり 六花 200706

 

2008年4月22日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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