若葉 14     140句

若葉  柿落葉  椎若葉  樟若葉  蔦若葉  若葉(植物名入り)  若葉冷

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
世界中からがんばれ日本若葉風 楠原幹子 201107  
新たなるスタート青葉若葉かな 楠原幹子 201107 祝 京葉支部
新生の息吹きここより若葉どき 北川英子 201107 祝 京葉支部
何をもて胸を飾らむ窓若葉 栃内和江 201107  
微睡めば夢に色あり若葉風 七田文子 201107  
リハビリの満身包む若葉風 山田をがたま 京鹿子 201107  
風若葉木簡にきくたつきごと 豊田都峰 京鹿子 201107  
若葉冷え外人墓地に汽笛の音 大西八洲雄 万象 201107  
鈍行に見下ろす眼下谷若葉 田中清子 雨月 201107  
合格の胴上げ囃す若葉風 田中清子 雨月 201107  
隠元の蔓を導く若葉風 長田秋男 酸漿 201107  
庭先の若葉とりどり夜明をり 長田秋男 酸漿 201107  
巫のときにはや足若葉風 佐藤喜孝 あを 201107  
若葉風ビニール傘が街を行く 芝宮須磨子 あを 201107  
幼子の髪に流るる若葉風 山荘慶子 あを 201107  
書き終へて出さないことに若葉の夜 篠田純子 あを 201107  
癌病棟すつぽり青葉若葉かな 瀬島洒望 やぶれ傘 201108  
タンカーのごとき雲あり若葉風 高柳正幸 やぶれ傘 201108  
若葉窓の書道教室チャイム鳴り 杉本綾 201108  
若葉風木々に詫びつつ刈り込みす 山崎里美 201108  
朝倉の秘伝蘭麝酒若葉冷 鈴木照子 201108 一乗谷
山の雨その滴々の若葉色 坂根宏子 201108  
喪籠のいつか若葉の庭となり 木下ふみ子 馬醉木 201108  
ゴスペルの震はす玻璃や若葉光 野坂民子 馬醉木 201108  
画廊出て若葉の中のカフェテラス 山多暢子 風土 201108  
板壁に向きて座禅や若葉光 山路紀子 風土 201108  
水ぐるま青葉若葉の風弾き 田中佐知子 風土 201108  
舟曳きの径を残せし保津若葉 西村雪園 風土 201108  
生かされし右眼左眼若葉かな 橋本リエ 春燈 201108  
風来るや若葉のうねり山動く 林和子 201108  
お末社に賽を投ぜむ谷若葉 安武晨子 201108  
踏切が撥ねて若葉の街つなぐ 野口喜久子 ぐろっけ 201108  
欧風の厩舎ギャラリー窓若葉 大西和子 ぐろっけ 201108  
運転の初心者マーク若葉騒 木野裕美 ぐろっけ 201108  
詰襟の身について来し若葉風 木野裕美 ぐろっけ 201108  
水張りを待つ田の上を若葉風 柳澤宗正 万象 201108  
若葉風長谷の仏は猫背なる 荻野充子 万象 201108  
そぼ降るに命あふるる若葉かな 原田達夫 201108  
河馬らしく鼻浮ばせて若葉雨 原田達夫 201108  
若葉風海に突き出たレストラン 笠井敦子 201108  
徳高き帝の御陵若葉雨 大橋晄 雨月 201108  
若葉して仏は指を反らします 岸本久栄 雨月 201108  
玉砂利を踏みて御陵の若葉風 近藤豊子 雨月 201108  
曽根崎の路地を抜けゆく若葉風 奈辺慶子 雨月 201108  
合掌を解けば目に沁む宮若葉 川端郷思 雨月 201108  
神鹿の瞳に映り山若葉 小川玉泉 末黒野 201108  
加護坊は自衛隊通信の基地山若葉 菅野蒔子 末黒野 201108  
雨上り若葉目に染む白馬村 中野久雄 末黒野 201108  
鋲飾りの単車風切り山若葉 大内由紀 末黒野 201108  
若葉風葉裏返して流れ行く 小寺ふく子 六花 201108  
渓若葉川底の石ゆらぎたる 平居澪子 六花 201108  
職を退き詩吟入門若葉かな 長崎桂子 あを柳 201108  
手びさしの白き灯台若葉風 岩永はるみ 春燈 201109  
白樺の若葉はるかに武甲山 小泉貴弘 春燈 201109  
ひよつとしていまが逝きどき若葉風 石田康明 春燈 201109  
若葉照り一揆の寺の鐘を撞く 大西八洲雄 万象 201109  
黙祷に始まる会議若葉冷 大村かし子 万象 201109  
雨だれの芯まで青き若葉かな 中村江利子 京鹿子 201109  
若葉光行き合ふ人も我が身にも 谷村幸子 201109  
若葉風自転車届く誕生日 中井光子 ぐろっけ 201109  
小さき幸四方の窓に若葉見ゆ 中井光子 ぐろっけ 201109  
若葉風日曜参観家庭科なり 中井光子 ぐろっけ 201109  
ハーレーが若葉街道まっしぐら 中井光子 ぐろっけ 201109  
杖持たず闊歩したいな若葉道 先山実子 ぐろっけ 201109  
ゲートボールの公園の若葉かな きくちきみえ やぶれ傘 201109  
草若葉お別れはまだしたくなく 三木その女 ホトトギス 201110  
三重の塔押し上ぐる若葉風 中沢三省 風土 201110  
仏堂の蝋燭揺らす若葉風 有本勝 ぐろっけ 201110  
高圧線の長きたるみや山若葉 丑久保勲 やぶれ傘 201110  
待ち合はす若葉明りのカフェテラス 貫井照子 やぶれ傘 201110  
知らぬ人話題は仔犬若葉径 神田惣介 京鹿子 201110  
点綴の若葉青葉の山遠し 小瀧洋子 ろんど 201202  
若葉冷逆縁の水くみにけり 松橋利雄 光陰 201203  
校庭に跳箱一つ若葉風 岩永はるみ 白雨 201203  
総持寺や胸に押し行く若葉風 岡井マスミ 末黒野 201204  
若葉より抜け出してゐる色もあり 稲畑汀子 ホトトギス 201205  
吉野より菓子が届きぬ若葉雨 井上信子 201205  
谷若葉五臓六腑はピンク色 鶴濱節子 始祖鳥 201206  
若葉して鎮守けやきに気を貰ふ 能村研三 201206  
家建ちて街生れたる若葉寒 細野恵久 ぐろっけ 201206  
机ろうプリーズハブサム若葉風 中原幸子 船団 201206  
敷島の天の浮石若葉冷 山田六甲 六花 201206  
単線のサイクル列車若葉風 池田加寿子 201207  
法灯の鳳凰眩し若葉どき 秦和子 201207  
マンションに表札はなし若葉風 森下康子 201207  
拉致浜の残る越後や若葉寒 坂上香菜 201207  
雨傘の色の氾濫若葉時 水原春郎 馬醉木 201207  
眼に染むる青葉若葉の木陰道 松田利秋 かさね 201207  
風若葉一両電車の押しボタン 石田きよし 201207  
成せばなる一句生み出す若葉雨 仁平則子 201207  
若葉風孤立羅漢の顔弛む 曽根京子 春燈 201207  
山頂へ長き階段若葉風 史あかり ぐろっけ 201207  
ジュエリーの店より若葉輝けり 向江醇子 ぐろっけ 201207  
たちまちにおぼれぬ若葉の午後の渓 豊田都峰 京鹿子 201207  
仰ぎ行くいろはかえでの若葉道 丹生をだまき 京鹿子 201207  
リハビリ室に沖縄言葉若葉風 赤座典子 あを 201207  
船出する友へ乾杯若葉照る 田中藤穂 あを 201207  
通院の終りを告げし若葉かな 早崎泰江 あを 201207  
歩くこと己に課せり若葉風 早崎泰江 あを 201207  
木簡の個人情報若葉光 松岡和子 201208  
若葉風路上ライブの部活動 粟倉昌子 201208  
嬉々として老大木の若葉かな 高橋将夫 201208  
たましひ匂ふ若葉の風のゆらぎゐる 本多俊子 201208  
蕊積り錆色の道若葉雨 本郷宗祥 かさね 201208  
若葉風古地図にもある計りごと 宮内とし子 201208  
滝風のそのまま若葉風となり 南うみを 風土 201208  
若葉濃し日のあるうちの湯浴みかな 鈴木庸子 風土 201208  
若葉風金環蝕を零しけり 根岸善行 風土 201208  
眼に沁みる若葉の中の投句箱 塩千恵子 201208  
七七忌明けてひとりや若葉雨 中嶋昌子 春燈 201208  
地下出でし車中へ日矢の若葉色 岡井マスミ 末黒野 201208  
濡れ若葉後ろ髪引く江島墓 佐藤みらい ろんど 201208  
青葉若葉掛けはぎて森仕上げたる 入江節子 ろんど 201208  
七光なき身に受くる若葉光 田中一美 ろんど 201208  
若葉雨インカ展への石畳 足立良雄 201208  
若葉青葉勝てば勝手の戦記かな 豊田都峰 京鹿子 201208  
若葉陰真赤な小鳥カアジナル 水谷直子 京鹿子 201208  
母の間の若葉明りの刺繍糸 飯塚ゑ子 火星 201208  
名を知らぬ雑木若葉の美しき 紅谷芙美江 万象 201208  
ひひらぎの若葉の刺のすでに鋭き 佐藤喜仙 かさね 201209  
若葉風湾一望の丸太椅子 安藤久美子 やぶれ傘 201209  
美しきものに数へて茶の若葉 雨村敏子 201209  
苦も楽も胸に仕舞ひて若葉風 伊吹之博 京鹿子 201209  
若葉若葉をんなの後ろ眩れてをり 伊藤希眸 京鹿子 201209  
青葉若葉のまん中をゆく黒き人 高野春子 京鹿子 201209  
紫女の歌碑まこと雅びや若葉風 大橋晄 雨月 201209  
若葉風メモ魔とならん物忘れ 村田とくみ ぐろっけ 201209  
窓若葉話しことばで手紙書く 師岡洋子 ぐろっけ 201209  
水音の寄りまた離れ山若葉 中田のぶ子 ろんど 201209  
金環食この一瞬の闇若葉 鎌田悟朗 ろんど 201209  
勝沼や葡萄の棚に若葉風 小澤正信 201210  
日蝕の金環もゆる若葉かな 竹下陶子 ホトトギス 201211  
若葉して飯食うてこの地獄耳 中原幸子 船団 201212  
庭中が若葉一色風そよぐ 筒井八重子 六花 201212  
深吉野の若葉の風に呑まれけり 小原登志春 雨月 201301  
懐古園若葉をもるる日のやさし 大内佐奈枝 万象 201302  
われ歩くカヌーはすべる若葉風 陽山道子 おーい雲 201304  
梵鐘の余韻埋めゆく若葉風 稲畑廣太郎 ホトトギス 201305  
鋭角に若葉風来る交差点 稲畑廣太郎 ホトトギス 201305  
先づ若葉美しき辺りの庭案内 稲畑汀子 ホトトギス 201305 若葉→15

 

2014年5月15日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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