蔦若葉  49句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
高窓を一つ残して蔦若葉 邑橋淑子 遠嶺 199809  
石垣の古りし名城蔦若葉 稲畑廣太郎 ホトトギス 199904  
元禄の蔵の梁蔦若葉 林友次郎 遠嶺 199908  
いつも見て今日は窓開く蔦若葉 岡本眸 199908  
教会に油光りの蔦若葉 笹家栄子 200007  
地下鉄の3号出口蔦若葉 中原幸子 遠くの山 200010  
蔦若葉長き名さげてゆく露人 塩見恵介 船団 200111  
蔦若葉体重計を据ゑてあり 山田六甲 六花 200206  
蔦若葉神殿までのゆるき坂 祐森彌香 遠嶺 200207  
蔦若葉坂の端まで日の流れ 公山礼子 200207  
蔦若葉美術館ただ閑散と 杉本美智江 雨月 200307  
質蔵をまるごと包み蔦若葉 泰江安仁 百鳥 200308  
蔦若葉きりんの舌の届かざる 井村健一 百鳥 200309  
弘法の文字うすれをり蔦若葉 谷村幸子 200407  
待たさるるはいつも我なり蔦若葉 あさなが捷 200505  
鋼もて編みたる一書蔦若葉 小澤克己 遠嶺 200507 句集『雪舟』
皇子受難の河内王朝蔦若葉 松崎鉄之介 200507  
大いなる熔岩を虜に蔦若葉 松山正江 河鹿 200508  
美術館出でて眩しき蔦若葉 川崎光一郎 京鹿子 200508  
倒木を母の木とせり蔦若葉 吉田陽代 200607  
蔦若葉二胡の演奏始まりぬ 今井松子 遠嶺 200708  
蔦若葉物置小屋を囲ひたる 上原口チヱ ぐろっけ 200710  
くれなゐの竜宮門や蔦若葉 工藤はるみ 風土 200805  
この家は昭和の匂ひ蔦若葉 田中藤穂 あを 200806  
生涯に三十の像蔦若葉 水原春郎 馬醉木 200808 碌山館
強まりし師弟の絆蔦若葉 川口襄 遠嶺 200809  
岩肌にいのち萌やせる蔦若葉 宮崎左智子 200906  
蔦若葉ケーブルカーの窓を過ぐ 青木陽子 酸漿 200907  
拡がるに一途でありし蔦若葉 山下美典 ホトトギス 200909  
湖面より風逆巻けり蔦若葉 青山正英 201007  
終日をショパン聴きをり蔦若葉 田中藤穂 あを 201007  
蔦若葉隣の家を覆ひたる 田崎京子 万象 201009  
演壇の水よく減りて蔦若葉 林昭太郎 201107  
蔦若葉いまだランプの喫茶店 丸井巴水 京鹿子 201107  
蔦若葉ト音記号のカフェの椅子 岡本尚子 風土 201208  
コンテナ庫がんじがらめに蔦若葉 村田とくみ ぐろっけ 201209  
手を合す塔婆にまきつく蔦若葉 森岡陽子 かさね 201306  
街灯に艶なす蔦の若葉かな 四條進 201306  
窓閉ざす洋風館の蔦若葉 笠井清佑 201307  
銃痕のひとつを隠す蔦若葉 和田照海 京鹿子 201409  
板書してランチメニューや蔦若葉 生田恵美子 風土 201409  
蔦若葉独りの生活音のなく 田中藤穂 あを 201507  
尖塔に雲流れゆく蔦若葉 石本百合子 馬醉木 201508  
玻璃戸より漏るるミサ曲蔦若葉 野坂民子 馬醉木 201508  
碌山の心を繋ぐ蔦若葉 林八重子 馬醉木 201509  
階の疵を隠せり蔦若葉 上野紫泉 京鹿子 201608  
万太郎ゆかりの蕎麦屋蔦若葉 大沢美智子 201707  
今むかし煉瓦館の蔦若葉 村田あを衣 京鹿子 201709  
蔦若葉パスタの店は準備中 小巻若菜 六花 201810  

 

2019年5月13日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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