椎若葉  46句

椎の木のところどころも若葉かな   夏目成美

若葉  椎若葉  樟若葉  蔦若葉  若葉(植物名入り)  若葉冷

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
椎若葉嬰抱く指輪はづしけり 堀井より子 春耕 199908  
尼御前の袱紗眩しき椎若葉 和田和子 馬醉木 200008  
石段を雀がのぼる椎若葉 島玲子 風土 200108  
川音に椎は若葉を盛りあぐる 岡本眸 200108  
椎若葉一枚ずつの光あり あたぎ和 船団 200110  
日毎日毎椎の若葉にちから充つ 鎌倉喜久恵 あを 200206  
椎若葉きのうの屋敷十二画 森理和 あを 200207  
終演のオペラ劇場椎若葉 西田もとつぐ 雲の峯 200207  
椎若葉洞に顔出す栗鼠二匹 大橋克巳 雲の峯 200207  
肩重くなる椎若葉楠青葉 加瀬美代子 200207  
葉ごもれに風の通ひ路椎若葉 鈴木喜久一 帆船 200208  
垣間見る小さき観音椎若葉 三嶋好子 雨月 200208  
をちこちの色堆き椎若葉 伊藤多恵子 火星 200209  
誓ひ合ふ瞳透きけり椎若葉 山田禮子 遠嶺 200209  
雷神の真つ赤な鳥居椎若葉 高橋千美 京鹿子 200309  
自画像の佳作入選椎若葉 山崎悠二 帆船 200407  
椎の抱く暗がり若葉日々に伸び 田中藤穂 あを 200407  
椎若葉手話の二人の楽しさう 中島瑞枝 百鳥 200408  
藩校の隣は母校椎若葉 村上和子 対岸 200408  
椎若葉抜けて太平洋の風 稲畑汀子 ホトトギス 200505  
車椅子に洋書の載れる椎若葉 水田清子 200507  
父祖眠る山ほこほこと椎若葉 有島夛美 河鹿 200508  
里山の一気変容椎若葉 杉本綾 200508  
飼はれたる鳥は睡りて椎若葉 木内憲子 200509  
一筋のひかり求めむ椎若葉 米須あや子 遠嶺 200608  
椎若葉やさしくなりぬ古墳道 早崎泰江 あを 200706  
透明な傘の向うの椎若葉 芝宮須磨子 あを 200708  
仏心に目潤みぬ椎若葉 小澤克己 遠嶺 200807  
椎若葉御百度石に鳴かぬ亀 安藤久美子 やぶれ傘 200809  
椎若葉まのあたりなる足湯かな 阿部ひろし 酸漿 200907  
弾みつけ石段登る椎若葉 芝宮須磨子 あを 200907  
霧雨に全山燃ゆる椎若葉 阿部文子 酸漿 200909  
山麓ことに明るき椎若葉 藤見佳楠子 201007  
男気のある花嫁や椎若葉 空音 六花 201106  
日のもるる隙なきまでに椎若葉 本多ちづ子 馬醉木 201108  
椎若葉耳聡くせる番鳩 岩永はるみ 白雨 201203  
風鐸に日ざし傾く椎若葉 酒井秀郎 返り花 201211  
髪切つて臨月の子や椎若葉 田嶋洋子 七線譜 201306  
境内の椎も若葉の頃ならむ 仙石君子 雨月 201306  
金色の陽を弾くごと椎若葉 池内とほる かさね 201307  
背のびして明るいはうへ椎若葉 石川かおり 福袋 201404  
亡き人のみんなやさしき椎若葉 辻美奈子 201807  
栗鼠の目のもの問ふごとし椎若葉 長谷川祥子 馬醉木 201809  
ゆく水のはたてのごとき椎若葉 佐藤喜孝 あを 201808  
むくむくと山膨らみぬ椎若葉 平野多聞 201908  
腕白に負けぬ眩しさ椎若葉 梅田武 末黒野 201909  

 

2020年5月11日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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