若葉(植物名入り) 1  253句

葎さへ若葉はやさし破れ家    松尾芭蕉

若葉  柿若葉  椎若葉  樟若葉  蔦若葉  若葉(植物名入り)  若葉冷

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
樫若葉浮世の風に未だ染まず 伊藤一歩 いろり 199906  
出番待つ闘牛吼ゆる栃若葉 島田万紀子 馬醉木 199909  
銀杏若葉はや銀杏形してをりぬ 小林清之介 風土 200007  
芭蕉若葉して白砂に星の砂 竹内悦子 200007  
参道の欅若葉を仰ぎたり 三輪慶子 ぐろっけ 200007  
大欅若葉の下の老二人 波田美智子 火星 200009  
御手植のいてふの古木若葉せる 大堀鶴侶 雨月 200010  
日常やものみな足りて桐若葉 北原志満子 海程 200011  
通学路楓若葉のシャワー浴び 朝倉晴美 船団 200102  
熱き飯盛りて反りたる朴若葉 品川鈴子 船出 200104  
抜け道は通行禁止郁子若葉 稲畑汀子 ホトトギス 200105  
栃若葉雨の止み間に川渡る 上條幸子 あを 200106  
鳰亭へふたとせぶりや朴若葉 能村研三 200107  
朴若葉蓋世の意氣高しとふ 中原道夫 銀化 200107  
合歓若葉白秋塚に枝を延べて 石井邦子 酸漿 200108  
その朝の雫はじめは朴若葉 能村登四郎 200108  
雨に漏る落葉松若葉うつくしき 内田靖子 春耕 200108  
楓若葉吹かれて千手観世音 岡田透子 200108  
橅若葉何に交じってても奏う 小堀葵 海程 200111  
吉郎少年のぼる山梨若葉かな 神蔵器 風土 200207  
日さす中若葉を翳す千鳥の木 久保田ヤスエ 酸漿 200207  
おほきにと師の声聞こゆ橡若葉 ほりもとちか 円虹 200208  
句碑と句碑つなぐ葉桜萩若葉 ほりもとちか 円虹 200208  
山毛榛若葉夜明けを映す湖のいろ 深田雅敏 200208  
目に染みる欅若葉を仰ぎゆく 小黒加支 酸漿 200208  
羊歯若葉曲水の宴の庭今も 三村禮子 酸漿 200208  
雨後の庭明るくなりし羊歯若葉 山荘慶子 あを 200208  
重なりて影を濃くせり朴若葉 小松誠一 200209  
啄木鳥の打音が覚ます羊歯若葉 渡辺立男 馬醉木 200209  
音立てて雨を歓ぶ樫若葉 高橋たか子 馬醉木 200209  
渓深くなだれて葡萄若葉かな 中村克久 雲の峰 200209  
籠もり居て引越準備樫若葉 恩塚典子 ぐろっけ 200209  
鳥ひそむごとくに風の栃若葉 岡本眸 200210  
隣より声のつつ抜け萩若葉 稲畑汀子 ホトトギス 200304  
まだ風の素通り萩の若葉かな 稲畑汀子 ホトトギス 200304  
風渡るとき大欅若葉かな 稲畑汀子 ホトトギス 200305  
この瑞のあさみどりこそ萩若葉 大橋敦子 雨月 200306 萩の寺
大親指撫でて白樺若葉なり 阿部ひろし 酸漿 200307  
弾みたる足音続きぬ蘆若葉 大谷茂 遠嶺 200307  
御饌の櫃柏若葉をもておほふ 米倉よしお 雲の峯 200308  
山毛欅若葉はじけるやうに晴れにけり 植松安子 200308  
芦若葉泥の乾きし湾処かな 山村桂子 遠嶺 200309  
参道の夫婦杉葛若葉して 宮村操 築港 200309  
羊歯生ふる橅の古木の若葉かな 夏目満子 酸漿 200309  
学生に紛れ歩めり栃若葉 坂田富佐雄 200309  
赤げらのまのあたりとぶ橅若葉 加地芳女 雨月 200310  
岩抱く根の橅大樹若葉せり 加地芳女 雨月 200310  
橡若葉仰ぎ美穂女の忌なりけり 山田弘子 ホトトギス 200311  
萩若葉病みていよいよ命美し 岡本眸 200403  
茨若葉先鋸に蜘蛛の糸 辻恵美子 栴檀 200406  
楷若葉子らの素読の声揃ふ 朝妻力 雲の峰 200406  
木犀の若葉蔭さすうなじかな 辻恵美子 栴檀 200407  
橅林の若葉にしみる走り雨 早崎泰江 あを 200407  
楷若葉孔子の国の風そよぐ 神蔵器 風土 200407  
楷若葉孔子祀れる赤き門 立脇操 雲の峰 200407  
川魚の魚籠に敷きたる芦若葉 酒井十八歩 草の花 200407  
樫若葉小学校へ応援に 数長藤代 200408  
甌穴にくぐもる水音歯朶若葉 木村仁美 馬醉木 200408  
修験者の足駄の高し樫若葉 若山実 雲の峰 200408  
楓若葉胸を張つてもたかが墓碑 今瀬剛一 対岸 200408  
熊よけの音を立てよと山毛欅若葉 橘澄男 山景 200408  
潮入りの欅若葉の川淀み 松山直美 火星 200409  
欅若葉雨滴の青き大手門 牧長幸子 対岸 200409  
萩若葉夫の骨ある山にかな 浜口高子 火星 200505  
くさぐさの母の想ひ出萩若葉 水田清子 200505  
光りつつ雨降りつぐや葦若葉 三崎由紀子 遠嶺 200506  
若葉して銀杏大樹の高きかな 五十嵐美穂 帆船 200507  
梅古木若葉となりて戦ぎをり 増田八重 酸漿 200507  
口笛のつきぬけてゆく楢若葉 内田稔 遠嶺 200509  
切株に盛りあがりたる桑若葉 原口洋子 栴檀 200509  
日のさせる楓若葉を見上げけり 大内恵 酸漿 200509  
五月の風蕗の若葉の崖を吹く 瀧春一 菜園 200509 山野抄
命得し眼に明るさの橅若葉 吉村ひさ志 ホトトギス 200510  
峰寺の風の小夜曲萩若葉 岡井しげ女 春燈 200510  
師を恋へば天に日を透く朴若葉 田所節子 涼しき嵩 200511  
百花園萩のトンネル今若葉 松尾緑富 ホトトギス 200512  
師を恋へば天に日を透く朴若葉 田所節子 200601  
牧水の書の心直ぐなり萩若葉 瀧春一 常念 200606 小諸懐古園
馬醉木若葉鬱金櫻と照り匂ふ 瀧春一 常念 200606 葉櫻吉野
浮雲や朽舟覆ふ蘆若葉 田島勝彦 遠嶺 200606  
銀杏若葉街道の空つき抜けて 伊藤希眸 京鹿子 200606  
若葉してまた蟠る梅古木 阿部ひろし 酸漿 200606  
水木いま若葉のために枝を延べ 阿部ひろし 酸漿 200606  
石榴若葉日々に薄るる深緋色 赤座典子 あを 200606  
方丈を吹きぬくる風楷若葉 水原春郎 馬醉木 200607 足利学校
双手に朝日いただくかたち朴若葉 吉田陽代 200607  
雨ふれば雨もなつかし橡若葉 中村恭子 200607  
雀らの日がな遊ぶか梅若葉 林佳枝 酸漿 200607  
芽の解けて八手の若葉踊るごと 山村修 酸漿 200607  
晴天や楓若葉の風あふれ 池田いつ子 酸漿 200607  
眼科通ひ銀杏若葉の香を聞けり 小黒加支 酸漿 200607  
銀杏若葉逆光浴びて天を突く 野崎昭子 四葩 200607  
「静の草屋」畳に風うつ萩若葉 神蔵器 風土 200608 藤村居
月の暈ほのむらさきに朴若葉 藤岡紫水 京鹿子 200608  
木蓮の若葉の頃をよしとせん 苑田ひろまさ 200609  
橡若葉伸び伸び花はいつのこと 稲畑汀子 ホトトギス 200705  
日矢飛んで一点白き栃若葉 岡本眸 200706  
Pを照らす夕日に染みぬ朴若葉 瀧春一 200706 与P
香に立ちてゆふべの門の樫若葉 瀧春一 200706  
飛梅の若葉へ天満宮の朱 布川直幸 200707 太宰府
撫牛の頭ばかりひかり梅若葉 布川直幸 200707 太宰府
歯朶若葉寺へ八丁七曲り 岩下芳子 200707  
蘆若葉思慮とは無粋なりしとも 小沢克巳 遠嶺 200707  
橅若葉美人林の名の如し 望月洋子 200707  
歯朶若葉底の見えざる車井戸 青山悠 200707  
観音よりの風そよそよと萩若葉 大橋敦子 雨月 200707  
辛夷はや一夜に若葉生れけり 小島三恵 酸漿 200707  
やはらかな産毛をまとひ樫若葉 竹内弘子 あを 200707  
向学に燃えし日ありぬ蘆若葉 川口襄 遠嶺 200708  
絵にしたきやうな館の葛若葉 大塚和子 遠嶺 200708  
記念樹の橡の若葉の頼もしき 森脇貞子 雨月 200708  
萩若葉寺苑ひろらに見ゆるかな 出口賀律子 雨月 200708  
水奔るところ風生れ歯朶若葉 灘秀子 200708  
泣き声や桜若葉と置き去りに 篠田純子 あを 200708  
透きとほるすずかけ若葉昼下り 芝宮須磨子 あを 200708  
池の端に母恋ふわらべ葛若葉 次井義泰 200709 鏡池
萩若葉勢ひ春秋巡るかな 桑田永子 ホトトギス 200710  
雨こぼし櫻若葉のほぐれけり 川口崇子 万象 200710  
そよろそろ風の平和な萩若葉 丸山冬鳳 京鹿子 200711  
水の上を水さばしれり荻若葉 加藤みき 200806  
上溝桜若葉のなかに花白し 阿部ひろし 酸漿 200806  
山毛欅若葉広がる天に朝日影 川原典子 酸漿 200807  
上り坂を駆ける馬車馬橡若葉 丑久保勲 やぶれ傘 200807 ウイーン
大銀杏若葉の地下の遺影かな 数長藤代 200808  
空近きほど細やかに銀杏若葉 内藤恵子 万象 200808  
樅若葉茶室へさそふ陰陽石 和田照海 京鹿子 200808  
橅若葉叫ぶほいさあ牛の勢子 荒木常子 200809  
鈴懸の若葉やさしや黒ビール 大坪景章 万象 200809  
もうこんな時間になつて朴若葉 伊藤白潮 200810 『夢幻能」
槻若葉朝の宮司の常着なる 野沢しの武 風土 200901  
栗若葉吾に戦時の少年期 野沢しの武 風土 200901  
空林を彩るほどに楢若葉 瀧春一 深林 200901  
朝の日の空にをどるよ橅若葉 阿部ひろし 酸漿 200906  
水の辺にいろ広げたる櫨若葉 澤井玲子 200907  
ロッジへの道どこまでも楢若葉 吉成美代子 あを 200907  
養老の粗き岩肌歯朶若葉 中根健 200908  
屋久島や千年杉に若葉あり 伊賀則夫 200908  
直線の欅並木の若葉かな 山口まつを 雨月 200908  
世論きく大き耳欲し羊歯若葉 田中藤穂 あを 200908  
上高地行く手行く手の歯朶若葉 倉谷ます美 万象 200909  
いろはもみぢ若葉のレース揺らしけり 坂本幸子 酸漿 200909  
町を見る橅の若葉の間(あわい)より 藤井美晴 やぶれ傘 200910  
すずかけの若葉に午後の日差しかな 藤井美晴 やぶれ傘 200910  
近きほどよく揺れ楓若葉かな 成田美代 200910  
湿原の風の自在に芦若葉 岡野里子 末黒野 201004  
二十年前も大樹や槻若葉 服部早苗 201007 二十年余の職を辞して
静かなる風に立ちたる萩若葉 東芳子 酸漿 201007  
長き坂槐若葉に休みけり 大坪景章 万象 201008  
やうやくに影もつ樗若葉かな 岩崎眉乃 万象 201008  
かし若葉祠に石の祀られて 萵木篤子 ぐろっけ 201008  
虚子虚吼の句碑に暫しを萩若葉 小原登志春 雨月 201008  
山背吹き霧にけぶれる橅若葉 夏目満子 酸奬 201008  
朴若葉メールに心弾みつつ 立原誠子 酸奬 201008  
倒れたる後の若葉や大銀杏 田崎京子 万象 201009  
万歩計万歩を越えて橅若葉 柴田久子 風土 201009  
山独活の大葉若葉の柔らかし 武智恭子 ぐろっけ 201009  
楷樹若葉古址燧道の風を梳き 田中貞雄 ろんど 201009 金沢文庫称名寺
朴若葉かなかな句碑に日をこぽし 大内恵 酸奬 201009  
見上げたる目薬の木の若葉かな 大内恵 酸奬 201009  
栴檀の若葉の蔭を浴しをり 山田六甲 六花 201105  
半纏木若葉そだつよ夜明空 阿部ひろし 酸漿 201106  
翻る黒は僧なり橡若葉 宮井知英 201107  
古井戸の滑車は外れ萩若葉 天野美登里 やぶれ傘 201107  
梛若葉添へて賜る詣で餅 山本とく江 万象 201107  
梧桐の若葉を俄雨打てる 金森教子 雨月 201107  
樅若葉枝先に日を集めをり 飯田角子 酸漿 201107  
欅若葉の長きトンネル目映かり 赤座典子 あを 201107  
若葉して少し太りし椿かな 新妻奎子 万象 201108  
白樺の若葉はるかに武甲山 小泉貴弘 春燈 201109  
鰡の子の分かれては寄る葦若葉 黒田秋子 万象 201109  
羊歯若葉ウェストン碑に山ガール 鈴木照子 201110  
蹲踞に影置く楓若葉かな 貫井照子 やぶれ傘 201110  
風の棲みはじめしマロニエの若葉 稲畑汀子 ホトトギス 201205  
マロニエの若葉に紛れ易き花穂 稲畑汀子 ホトトギス 201205  
橡若葉狭庭を覆ひはじめけり 稲畑汀子 ホトトギス 201205  
若葉とも青葉ともマロニエ大樹 稲畑汀子 ホトトギス 201205  
寄植の欅盆栽なる若葉 山田六甲 六花 201205  
銀杏若葉の校庭の遍羅犬が追ふ 柳本渓光 万華鏡 201206  
葦若葉すいすい泳ぐ小亀かな 和田郁子 201207  
槻若葉天にむかつて輝けり 吉田啓悟 かさね 201207  
羊歯若葉分けつつ上るケーブルカー 海村禮子 春燈 201207  
仰ぎ行くいろはかえでの若葉道 丹生をだまき 京鹿子 201207  
マロニエの若葉の下で水を飲む 篠田純子 あを 201207  
プラタナス若葉萌え出で雨に光る 坂上じゅん かさね 201208  
焼け銀杏と呼ばれてゐしが若葉なり 吉田政江 201208  
水音の豊か天城の橅若葉 小松昭子 風土 201208  
肌裂きつ古木となんぬ椨若葉 藤原若菜 春燈 201208  
萌えたてる楓の若葉鳶の笛 荒井貞子 末黒野 201208  
ゆりの樹の若葉おほらか快復期 河村啓花 ろんど 201208  
家籠り椿若葉の眩しかり 濱田ヒチヱ ぐろっけ 201208  
藪肉桂の若葉匂へりくもりぞら 渡邉美保 火星 201208  
ひひらぎの若葉の刺のすでに鋭き 佐藤喜仙 かさね 201209  
美しきものに数へて茶の若葉 雨村敏子 201209  
木洩れ日もやさし若葉の大欅 井手浩堂 万象 201209  
金環蝕玻璃戸に映り椋若葉 宮原悦子 雨月 201209  
象谷の水はきはきと歯朶若葉 師岡洋子 ぐろっけ 201209  
勝沼や葡萄の棚に若葉風 小澤正信 201210  
雨粒の八つ手若葉を打ちにけり 丑久保勲 やぶれ傘 201210  
梅の実が若葉の陰に見えかくれ 筒井八重子 六花 201212  
爪ほどの若葉を競ふ公孫樹かな 大橋晄 雨月 201305  
槻若葉右近の城下町にして 豊田都峰 京鹿子 201306  
来た道は引返されず樫若葉 伊東和子 201307  
山小屋の窓に触れたり朴若葉 江見悦子 万象 201310  
樟若葉輝く方へ出棺す 藤井美晴 やぶれ傘 201405  
松若葉否と腹には力いれ 吉弘恭子 あを 201405  
木魚に弾き出さるる萩若葉 丸井巴水 京鹿子 201405  
柿若葉日々色変りゆきにけり 筒井八重子 六花 201406  
朴若葉触るる二階に住み慣れて 能村研三 201406  
暮の春惜しむがごとく柿若葉 筒井八重子 六花 201406  
片思いエレキテヶテヶ柿若葉 平井奇散人 船団 201406  
餌台も麒麟の高さ楠若葉 秋千晴 201406  
青空の光の中の柿若葉 岩下芳子 201407  
樟若葉雲を払はむ勢ひかな 大橋晄 雨月 201407  
柿若葉俎干して明日香村 宮濱安子 201407  
柿若葉二上山を天空に 太田昌子 馬醉木 201407  
柿若葉嫁に言ふこと習ふこと 城台洋子 馬醉木 201407  
柿若葉いざ鎌倉の往還路 小島禾汀 春燈 201407  
山占めて楓若葉の寺領かな 長谷川翠 馬醉木 201407  
菊若葉はやくも虫の来てゐたる 志方章子 六花 201407  
五千石の故郷恋し柿若葉 大西よしき ろんど 201408  
古き葉に萌黄を重ね樟若葉 小川玉泉 末黒野 201408  
切り貼りの障子の庫裡や柿若葉 高橋明 末黒野 201408  
樟若葉百万石の武者の練り 井口淳子 201408  
矍鑠と信長塀や楠若葉 北村淳子 ろんど 201408  
柿若葉吹かれ眩しさ撒き散らす 原田達夫 201408  
柿若葉重なりて尚透きとほる 本多俊子 201408  
樟若葉修復なりし公民館 林典子 雨月 201408  
農耕車優先道路柿若葉 赤座典子 あを 201408  
匂やかにいのちの燃ゆる樟若葉 寺田すず江 201408  
みどり濃き槻の若葉に励まさる 窪田佳津子 雨月 201408  
意を秘むるがにキャンパスの槻若葉 窪田佳津子 雨月 201408  
雨の日は雨の眩しさ柿若葉 後藤マツエ 201408  
誕生月ことなく過ぎし柿若葉 近藤紀子 201409  
千年へもう一息の楠若葉 仙頭宗峰 万象 201409  
柿若葉今日からずっと一緒だね たかはしすなお 201409  
縦のもの横に繁らせ柿若葉 鴨下昭 201409  
反抗のおぼろな記憶柿若葉 辻水音 201409  
朴若葉友を弔ひ高野去る 福島せいぎ 万象 201409  
銃痕のひとつを隠す蔦若葉 和田照海 京鹿子 201409  
楪の若葉におしやれ鵯の来て 大坪景章 万象 201409  
板書してランチメニューや蔦若葉 生田恵美子 風土 201409  
藤若葉のそよぎて日矢を揺らしけり 青木由芙 末黒野 201409  
点描めく桂若葉や湖の紺 森清堯 末黒野 201409  
雨音は楠若葉より響き初む 田尻勝子 六花 201409  
折つて嗅ぐ男の匂ひ樟若葉 鳳蛮華 201410  
樫若葉ぽつりぽつりと雨の来て 黒木東吾 やぶれ傘 201410  
箒目をあたらしくせり楠若葉 苑実耶 201410  
交信の胎児の心音柿若葉 吉武千束 太古のこゑ 201411  
嘘泣きの知恵も育ちぬ柿若葉 吉武千束 太古のこゑ 201411  
銀杏若葉幹に回しし注連古び 野沢しの武 風土 201412  
柿若葉嫁に言ふこと習ふこと 城台洋子 馬醉木 201501  
白樺の若葉つぎつぎ抜け大地 稲畑汀子 ホトトギス 201505 若葉(植物名入り)→2

 

2016年5月16日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。