望月(望の月 望の夜 望下り)2         23句

名月  明月  満月  月今宵  良夜  望月  小望月  雨月

作品
作者
掲載誌
掲載年月
ニュージーランド一日遅き望の月 赤座典子 あを 201811
一湾を隅なく照らす望の月 吉田順子 201812
寝てしまひ見ずじまひなる望の月 佐津のぼる 六花 201812
五七五に宿る詩魂や望の月 植村蘇星 京鹿子 201901
薄雲の先に明るし望の月 齋藤朋子 やぶれ傘 201902
絶巓の影置く湖や望の月 碇天牛 雨月 201911
福助の出窓に褪せて望の月 辻水音 202001
黒々と鎮守の杜や望の月 石黒興平 末黒野 202001
望月の残花の枝に掛かりけり 高橋まき子 風土 202007
望の月義賊の墓の文字現るる 善野行 聖五月 202010
望月や口に含みし明石焼き 泉一九 やぶれ傘 202101
笛一管須磨にのこしぬ望の月 深川淑枝 202102
望の夜習ひ損ねしハーモニカ 山田正子 202105
黒々と蝦夷富士せまる望の夜 林いづみ 風土 202112
寺垣の大樹を透けて望の月 菅野日出子 末黒野 202201
望くだり月下美人のうなじかな 升田ヤス子 六花 202212
空紺紙月金泥や望の月 岡野里子 末黒野 202302
望月 →1

 

2023年9月24日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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