浪(藤波)      35句

藤浪  藤棚  藤の花  白藤   山藤   藤房   藤の実

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
藤浪のあとの川音鰻頭食う 藤田守啓 船団 199811  
藤波のゆるるにうつらうつらせり 松崎鉄之介 200008  
藤浪や頬尖りゆくジヨン・レノン 矢野千佳子 京鹿子 200108  
藤波や国学の士の仮寓跡 小山徳夫 遠嶺 200208  
藤波に群るる吾も亦虫なりし 渡辺輝子 200307  
夕風に藤浪立つる棚の下 内山定子 築港 200307  
藤浪の房長くして縺れなし 小林美恵子 築港 200307  
藤浪の触れあふ音に眼閉づ 川瀬さとゑ 雲の峯 200308  
藤浪や瞑想風に断たれける 水谷芳子 雨月 200407  
風鐸の揺れ藤浪をさそひける 水谷芳子 雨月 200407  
藤波の怒涛に小村揺れにけり 伊藤希眸 京鹿子 200408  
藤浪やまぢかに息する鯉の鰓 淵脇護 河鹿 200408  
人待つや藤浪に髪濡るるまで 北川英子 200506  
藤波に催眠術をかけらるる 中山フジ江 200508  
藤浪に縋らんと虻宙に待つ 瀧春一 瓦礫 200606  
藤浪のしじま暮色へ溶けゆけり 久保栞 200607  
川風に藤波の揺れほしいまま 杉山たかを 200707  
そよ風の藤波に音添ふ如し 石田嘉江 200707  
藤波のむかう異界の入り口 椿和枝 200708  
藤波に一会の膝よす舟下り 諸岡孝子 春燈 200801  
藤波にしばし揺らるる翅やすめ 丸井巴水 京鹿子 200808  
藤波の飛沫を胸にかんばせに 藤井寿江子 馬醉木 200907  
藤波に酔うて瀬音を遠ざける 近藤敏子 200907  
藤波や舞妓の抓み簪も 木村茂登子 あを 200907  
藤浪にかすかな音のありにけり 楠原幹子 201007  
藤波や土器かわらけ投げは湖に向き 古井公代 ぐろっけ 201108  
藤波や宇治の磧の雨の絲 コ田千鶴子 馬醉木 201207  
藤波の風の強きを疎んずか 大橋敦子 雨月 201306  
夕づくと藤波色を深めけり 長沼冨久子 馬醉木 201407  
藤波をしばし見つめて眠りけり 永田万年青 六花 201408  
藤波の山はたそがれ雨意きざす 上野紫泉 京鹿子 201408  
藤波のさゆらぎもなき山日和 三村純也 ホトトギス 201509  
藤波や雨はゆかりの色となり 岡野里子 末黒野 201608  
藤波や日本に古式立ち泳ぎ 田岡千章 201709  
藤波やゲートボールの堅き音 松尾龍之介 201809  

 

2019年5月9日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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