出目金       48句

金魚  金魚掬い  金魚玉  金魚鉢  金魚田

金魚売  出目金  蘭鋳   琉金

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
逐ひつめて得し一匹の出目金魚 岡部玄治 199807  
父は出目金母はらんちゆう大都会 坂本敏子 京鹿子 199912  
出目金の一匹まじる涼しさよ 山尾玉藻 火星 200009  
出目金やふたつの目玉相寄らず 深澤鱶 火星 200010  
胃が痛い出目金二匹飼っている 小枝恵美子 船団 200102  
いやなのさいやいやいやと出目金魚 武井康隆 船団 200102  
出目金の何を見むとて目の出しか 大橋麻沙子 雨月 200108  
出目金をデッドボールのごと掬う 村山半信 海程 200111  
見開きし出目金のまま死せりけり 深澤鱶 火星 200111  
喜怒淡き母に出目金ひるがへる 風間史子 200308  
出目金の目配り出入り多き部屋 加藤峰子 200308  
啖呵売アセチレン灯出目金魚 鎌倉喜久恵 あを 200309  
水替へて出目金の鰭長くなる 清水公治 200311  
出目金のすくひこぼれし一尾にて 石脇みはる 200509  
出目金を大きく育て眼鏡店 菊地光子 200509  
琉金誉む黒出目金を頂戴す 森理和 あを 200607  
犬小屋に飼つてみたいな黒出目金 森理和 あを 200609  
胸鰭の赤子這ふやう黒出目金 森理和 あを 200609  
急がずに騒ぎもせずに黒出目金 森理和 あを 200609  
出目金の退屈したる清夜かな 荒川清司 遠嶺 200609  
流し目の黒出目金を購へり 島田山流 春燈 200609  
出目金の墨染の衣を掬ひけり 小山徳夫 遠嶺 200610  
出目金の奈落を見たる目なりけり 田辺博充 200610  
と、思ったらもう出目金のうごき出す 中原幸子 以上、西陣から 200705  
出目金のフリルを掬ふ童子かな 大澤君子 遠嶺 200708  
食卓が見え出目金のひらひらす 中山純子 万象 200710  
吐きし泡なべてこはして出目金魚 戸田和子 200710  
出目金に黒・白・朱のまだらあり 浮田胤子 ぐろっけ 200712  
出目金にわが潭心を見透かさる 川口襄 遠嶺 200811  
出目金に教育ママの怒号かな 大原貴彦 炎環 200908  
出目金の槽のうちから浮世呵呵 川井秀夫 ろんど 200909  
出目金に東京行の荷札かな 有本恵美子 ろんど 200909  
黒出目金ばかり掬ひし親子連れ 堤節子 ぐろっけ 200912  
団欒へ出目金しっ尾ふりてけり 定梶じょう あを柳 201010  
出目金を提げし幼児のえくぼかな 宮崎左智子 201010  
縁日の二尾の出目金秋に入る 森理和 あを 201011  
真夜中の出目金の泡大と小 宮崎高根 201110  
出目金に足す一カップ半の水 風間史子 201110  
心ひとつに出目金を掬ひをる 久保東海司 201210  
出目金のぶつかりあひて岐れけり 浅井青二 雨月 201310  
腹這ひで描く出目金の長睡毛 石田静 201310  
出目金のふるさとはここ出荷待つ 宮田香 201410  
出目金に真昼の秘密覗かるる 田岡千章 201412  
フリルつけ出目金となり人界へ 阪倉孝子 201508  
出目金と目が合ひはつと後退り 吉田政江 201509  
出目金に見つめられ待つ理髪店 大島寛治 雨月 201510  
出目金の目絵手紙へと跳びだせり 上野紫泉 京鹿子 201610  
子供会出目金ばかり追はれゐる 秋千晴 201611  

 

2019年7月31日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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