若 葉 8      97句

若葉して手のひらほどの山の寺    夏目漱石

若葉  椎若葉  樟若葉  蔦若葉  若葉(植物名入り)  若葉冷

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
城跡へ道一筋や若葉風 村田さだ子 酸漿 200508  
浦安の舞の麗し楠若葉 中村廣子 酸漿 200508  
胸倉へひびくお神楽若葉光 中島正夫 対岸 200508  
山若葉まぶしと神輿先導す 中島正夫 対岸 200508  
三週間振りの出勤若葉風 馬場順子 対岸 200508  
若葉光踏み石跳んでみたくなり 松永晃芳 百鳥 200508  
若葉雨どの葉も滴止めをり 河合大拙 百鳥 200508  
釣銭に鱗の混じる若葉寒 柿澤喜三郎 百鳥 200508  
地に座して写生する子や若葉風 柿澤喜三郎 百鳥 200508  
英世離郷の決意の柱に若葉照る 佐藤喜代子 200508  
若葉風下肢痺れたる母は亡し 堀井乃武子 ぐろっけ 200508  
若葉風あなた私が好きですか 堀井乃武子 ぐろっけ 200508  
神苑の若葉翳りに軍馬の碑 三枝邦光 ぐろっけ 200508  
饅頭のほどよき塩味里若葉 三枝邦光 ぐろっけ 200508  
吟行のアクセル吹かす若葉道 大空純子 ぐろっけ 200508  
学園や日々に新たに樟若葉 河内桜人 京鹿子 200508  
美術館出でて眩しき蔦若葉 川崎光一郎 京鹿子 200508  
樟若葉声にして読む句碑の文字 青木暁子 築港 200508  
若葉風顔それぞれに百羅漢 青木暁子 築港 200508  
勅使門石庭に吹く若葉風 阪口久子 築港 200508  
枝道は二十歩ほどや若葉風 柿沼盟子 風土 200508  
魚掬う子らの手網に若葉光 延川五十昭 六花 200508  
大寺を要と守りて街若葉 岡本眸 200508  
瀬の音の若葉の風となりにけり 中元英雄 河鹿 200509  
ひかり合ふ森の先頭樟若葉 塙告冬 ホトトギス 200509  
降り出して音の明るき若葉雨 宮崎正 ホトトギス 200509  
樟若葉山を揺るがす血脈あり 宮澤さくら 遠嶺 200509  
夢さめて八十路の息吹若葉彩 豊田作二 遠嶺 200509  
若葉して天文台はどのあたり 高村洋子 遠嶺 200509  
ひともとに集ふ眼や楠若葉 石山惠子 遠嶺 200509  
とりどりの若葉光りのカフェテラス 赤池英津子 遠嶺 200509  
口笛のつきぬけてゆく楢若葉 内田稔 遠嶺 200509  
石庭の波は木洩れ日若葉風 石川笙児 200509  
木箱積み上げしステージ樟若葉 藤井智恵子 百鳥 200509  
連綿と社家の家格や樟若葉 東野鈴子 雨月 200509  
若葉して水の匂へり結びの地 遠藤三鈴 栴檀 200509  
切株に盛りあがりたる桑若葉 原口洋子 栴檀 200509  
端近かが何より友の庭若葉 丸山冬鳳 京鹿子 200509  
江戸切子若葉の翳を満たしけり 河内桜人 京鹿子 200509  
根来寺どこまで寺領樟若葉 宮原利代 ぐろっけ 200509  
若葉風ふり返る道かがやけり 山元志津香 八千草 200509 「祝・平成十七年春の叙勲双光旭日賞」次兄田村栄治氏
日のさせる楓若葉を見上げけり 大内恵 酸漿 200509  
山の口若葉まつりの獅子舞へり 清水和子 酸漿 200509  
大樟の若葉の茂る古刹かな 増田久子 酸漿 200509  
五月の風蕗の若葉の崖を吹く 瀧春一 菜園 200509 山野抄
飼はれたる鳥は睡りて椎若葉 木内憲子 200509  
命得し眼に明るさの〓若葉 吉村ひさ志 ホトトギス 200510  
被災地はまだ荒々し若葉雨 安原葉 ホトトギス 200510  
倒木は朽ちゆき葎若葉かな 山田弘子 ホトトギス 200510  
渓よりの若葉風あり摩耶詣 浅井青陽子 ホトトギス 200510  
峰寺の風の小夜曲萩若葉 岡井しげ女 春燈 200510  
客寄せは隠居の闘犬城若葉 松井洋子 ぐろっけ 200510  
大学の門は大きく若葉風 浅田光喜 対岸 200510  
病葉に添ひて若葉の流れゆく 河合大拙 百鳥 200510  
若葉燃ゆ命の重さ量りたし わかやぎすずめ 六花 200510  
解凍の魚に日付け若葉風 高橋あゆみ 200510  
師を恋へば天に日を透く朴若葉 田所節子 涼しき嵩 200511  
若葉光千尋の谷埋めつくす 守屋井蛙 酸漿 200511  
百花園萩のトンネル今若葉 松尾緑富 ホトトギス 200512  
雪解水あふれ若葉の最上川 小松鈴子 酸漿 200512  
舟歌の声よく通る若葉風 小松鈴子 酸漿 200512  
日々増ゆる若葉にもらふエネルギー 松村響子 四葩 200601  
転読の千の経典若葉風 水野加代 万象 200603  
若葉風トランペットの音連れて 稲畑廣太郎 ホトトギス 200605  
若葉より若葉へ渡る水の音 稲畑汀子 ホトトギス 200605  
放談も淋しくなりぬ若葉雨 稲畑汀子 ホトトギス 200605 悼辻本斐山様
峰若葉光残して雨上る 稲畑汀子 ホトトギス 200605  
計画は着々にして若葉晴 稲畑汀子 ホトトギス 200605  
滞在の若葉に溺れをりし日々 稲畑汀子 ホトトギス 200605  
朝靄を貫く大路楠若葉 水原春郎 馬醉木 200605  
源流に若葉透かしの深空あり 竹貫示虹 京鹿子 200605  
若葉雨来るべきものとはいづれ来る 出口誠 六花 200605  
おびんづるさま余所見なさらず若葉晴 阿部ひろし 酸漿 200605  
若葉の日弘法さまのお顔にも 阿部ひろし 酸漿 200605  
高尾けふ若葉祭の若みどり 阿部ひろし 酸漿 200605  
庭石にふりさざめくや若葉影 瀧春一 常念 200606 松本在百P氏宅
いくたびか茶にもてなされ夕若葉 瀧春一 常念 200606 松本在百P氏宅
湯の宿のいらへなかりし若葉風 瀧春一 常念 200606 白骨温泉
夕若葉火山灰よなのしぐれの幾わたり 瀧春一 常念 200606 はからずも淺間山の爆發に遇ふ
牧水の書の心直ぐなり萩若葉 瀧春一 常念 200606 小諸懐古園
馬醉木若葉鬱金櫻と照り匂ふ 瀧春一 常念 200606 葉櫻吉野
雨の磴畏み蹈むや楠若葉 瀧春一 常念 200606 葉櫻吉野――塔尾御陵
濃淡のさざめく若葉うち仰ぎ 瀧春一 常念 200606  
窓若葉「われに老ゆな」と言ふごとし 林翔 200606  
浮雲や朽舟覆ふ蘆若葉 田島勝彦 遠嶺 200606  
来し方を若葉の風に浄めけり 村田菊子 遠嶺 200606  
銀杏若葉街道の空つき抜けて 伊藤希眸 京鹿子 200606  
琴の音に香聞くビルの窓若葉 品川鈴子 ぐろっけ 200606  
若葉してまた蟠る梅古木 阿部ひろし 酸漿 200606  
大師像若葉ぐもりの日影あり 阿部ひろし 酸漿 200606  
おびんづるさま若葉曇の帽深し 阿部ひろし 酸漿 200606  
地に降りし鳩の歩めり若葉光 阿部ひろし 酸漿 200606  
淡き日のよしとて行けり若葉道 阿部ひろし 酸漿 200606  
谷若葉谷をちこちを定かにす 阿部ひろし 酸漿 200606  
水木いま若葉のために枝を延べ 阿部ひろし 酸漿 200606  
高尾けふ若葉ぐもりに鳴く斑鳩 阿部ひろし 酸漿 200606  
草若葉荻の中なる雉の声 菊地恵子 酸漿 200606 若葉 9

 

2014年5月3日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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