若 葉 6      98句

病院に母を置きざり夕若葉    八木林之助

若葉  椎若葉  樟若葉  蔦若葉  若葉(植物名入り)  若葉冷

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
食堂が夫のアトリエ窓若葉 芦川まり 八千草 200311  
二千余通糸底で折る窓若葉 芦川まり 八千草 200311  
辻地蔵前だれに浴ぶ若葉雨 石積知恵子 ぐろっけ 200311  
崖残し捨身ケ嶽といふ若葉 上崎暮潮 ホトトギス 200312  
加賀鳶の名前の由来樟若葉 上田みつ子 帆船 200312  
産土の盛んなりける楠若葉 北嶋美都里 西の峰 200401  
帆に遠く富士にも遠く若葉摘 鷹羽狩行 200402  
萩若葉病みていよいよ命美し 岡本眸 200403  
立山の峨々と若葉の裾を曳く 稲畑汀子 ホトトギス 200405  
日を散らす風の若葉となりにけり 稲畑汀子 ホトトギス 200405  
風若葉よりほぐれゆく緑かな 稲畑汀子 ホトトギス 200405  
又一樹庭の若葉に加はりぬ 稲畑汀子 ホトトギス 200405  
青葉若葉北鎌倉の駅小さし 福井隆子 つぎつぎと 200405  
繰り言に答は尽きて樟若葉 長谷川鮎 ぐろっけ 200405  
楠若葉径のはるがに川一縷 森本純子 200406  
若葉雨血のつながらぬ叔母見舞ふ 山田六甲 六花 200406  
茨若葉先鋸に蜘蛛の糸 辻恵美子 栴檀 200406  
楷若葉子らの素読の声揃ふ 朝妻力 雲の峰 200406  
三猿に艶めく日差し樟若葉 木下節子 雲の峰 200406  
空蒼き高取城址若葉風 渡辺周子 雲の峰 200406  
曇日のしづけさのあり庭若葉 阿部ひろし 酸漿 200406  
朝日さす若葉祭の若葉なり 阿部ひろし 酸漿 200406  
若葉風赤子隠居のやうに坐す 東亜未 あを 200406  
庭若葉朝の水仕のひと区切り 岡本眸 200406  
若葉風原稿一気に仕上げたる 杉山みゆき 百鳥 200407  
若葉風青銅の馬駈けてゐる 松本欣子 百鳥 200407  
若葉寒ブローチの位置変へてみる 畑純子 築港 200407  
若葉風入れて都心へ駆く列車 森田久枝 築港 200407  
鬼の茶釜若葉へ煙上げにけり 阿部ひろし 酸漿 200407  
観世音若葉の光まとひけり 中島伊智子 酸漿 200407  
ふと何の木の香か流れ若葉山 永見博子 酸漿 200407  
渓声に若葉ゆれをり千鳥の木 永見博子 酸漿 200407  
学生の行交ふ道よ樟若葉 東口博美 酸漿 200407  
若葉風まづ降り立ちしヘルシンキ 山田孝枝 酸漿 200407  
鍬使ふ夫に山より若葉風 井関祥子 酸漿 200407  
海の名を分つ岬や草若葉 金山千鳥 酸漿 200407  
夕風呂の窓にひしめく若葉色 小林幸子 酸漿 200407  
木遣歌若葉の谷を流れ来る 増田八重 酸漿 200407  
樟若葉医院の庭に聖母像 苑実耶 200407  
弘法の文字うすれをり蔦若葉 谷村幸子 200407  
樟若葉禅寺上へと堂を組む 豊田都峰 京鹿子 200407  
七千を三百で勝利城若葉 白鳥義岳 帆船 200407  
若葉風交通整理笛響く 村尾キヌ 帆船 200407  
入江には真珠筏や島若葉 浅村正子 帆船 200407  
自画像の佳作入選椎若葉 山崎悠二 帆船 200407  
若葉風オープン記念のお好み焼 杉山喜代子 帆船 200407  
木犀の若葉蔭さすうなじかな 辻恵美子 栴檀 200407  
濡れ縁を明るく濡らし若葉雨 長沼紫紅 200407  
若葉風母馬仔馬吹かれをり 水田清子 200407  
安房の海臨むキャンパス若葉風 水田清子 200407  
若葉光あふれて今朝の授乳室 千坂美津恵 200407  
塗り替へし門扉明るき若葉雨 名取袿子 200407  
忌籠りの盆地ぐるりと若葉山 迫田克子 河鹿 200407  
楷若葉孔子の国の風そよぐ 神蔵器 風土 200407  
撫でてより坐る木椅子や若葉風 志水千代子 雲の峰 200407  
算学の神てふ宮居樟若葉 志水芳秀 雲の峰 200407  
楷若葉孔子祀れる赤き門 立脇操 雲の峰 200407  
戦艦に弾痕あまた若葉寒 田中重子 雲の峰 200407  
町なかにみささぎ一つ樟若葉 前阪洋子 雲の峰 200407  
地固めの蛸石に吹く若葉風 中野薫 雲の峰 200407  
若葉風峠に小さき文学碑 原田伸夫 雲の峰 200407  
図書館の窓開け放つ若葉どき 原田伸夫 雲の峰 200407  
川魚の魚籠に敷きたる芦若葉 酒井十八歩 草の花 200407  
薙刀の構へして見す若葉風 田原陽子 200407  
若葉雨緑に濡れし硝子窓 栢森定男 風よ 200407  
風にゆれ若葉ひかりの粒となる 栢森定男 風よ 200407  
割戸てふ若葉のしるき二つ峰 今瀬剛一 対岸 200407  
若葉山三つは見えて狸穴 今瀬剛一 対岸 200407  
落つる瀧両側若葉そよぎけり 石川敬子 対岸 200407  
窓若葉ラジオを友にジャムを煮る 府川房江 遠嶺 200408  
若葉風野鳥コーラス続く道 山田怜子 遠嶺 200408  
若葉風眼下に街を収めけり 浜田はるみ 遠嶺 200408  
湧水の源のぞく谷若葉 飛山ますみ 遠嶺 200408  
赤ワイン若葉月夜のソナタかな 津田礼乃 遠嶺 200408  
樫若葉小学校へ応援に 数長藤代 200408  
若葉風返答に眉描きながら 伊藤早苗 200408  
こめかみに銃口のある若葉かな 八田春木 百鳥 200408  
椎若葉手話の二人の楽しさう 中島瑞枝 百鳥 200408  
若葉風テーブルクロス替へにけり 藤井智恵子 百鳥 200408  
納経の朱印まばゆき若葉風 羽田岳水 馬醉木 200408  
一瀑へ青葉若葉のいろは坂 植松昌子 馬醉木 200408  
病衣縫ふ窓の若葉に眼をほぐし 窪田粧子 馬醉木 200408  
甌穴にくぐもる水音歯朶若葉 木村仁美 馬醉木 200408  
加減よき石に亀ゐる若葉かな 大山里 200408  
胸にしむ友のやさしさ若葉雨 近藤きくえ 200408  
ふるさとの駅ふるさとの若葉の香 山田暢子 風土 200408  
若葉風番所の鎧瓦にも 中村洋子 風土 200408  
若葉してわが晩学に孔子の木 潮伸子 風土 200408  
正雪紺屋にメールボツクス若葉風 間島あきら 風土 200408  
修験者の足駄の高し樫若葉 若山実 雲の峰 200408  
青緑若葉が雨に濡れ光る 上岡末喜 築港 200408  
干し物に若葉の匂ひ畳み込む 大森玲子 築港 200408  
若葉風樹樹のざわめき聞きゐたり 大森玲子 築港 200408  
片道は歩いてみたし谷若葉 柏木昭子 築港 200408  
大湖石の十二支飾る楠若葉 二宮きみ枝 200408  
楠若葉虎丘の古塔支ふがごと 二宮きみ枝 200408  
青葉若葉や夫の背を見失ふ 北村和子 草の花 200408  
楠若葉鼻すぢとほる転校生 松下幸恵 六花 200408 若葉 7→

 

2014年5月1日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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