若 葉 5      98句

水晶の念珠に映る若葉かな    川端茅舍

若葉  椎若葉  樟若葉  蔦若葉  若葉(植物名入り)  若葉冷

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
おびんづるさま若葉雨降る軒の下 阿部ひろし 酸漿 200306  
句帳手に明治の森の若葉行く 谷合青洋 酸漿 200306  
若葉して風の饒舌始まれり 林敬子 酸漿 200306  
御典医でありし構へや樟若葉 朝妻力 雲の峯 200306  
この瑞のあさみどりこそ萩若葉 大橋敦子 雨月 200306 萩の寺
若葉寒テラスの椅子に雨残る 赤座典子 あを 200306  
若葉浸しの眼に眺むなり青松島 林翔 200307  
壺の碑の文字けぶらへる若葉風 能村研三 200307  
若葉して杜の都は青づくし 佐山文子 200307  
谷若葉滝となりたき水急ぐ 渡辺昭 200307  
山若葉うしろ髪引く「力」まだ 丸山佳子 京鹿子 200307  
村塾の後光と若葉青葉山 豊田都峰 京鹿子 200307  
若葉山指月と名づけ水城趾 豊田都峰 京鹿子 200307  
若葉して親王塚のふくらみぬ 小田ひろ 円虹 200307
蔦若葉美術館ただ閑散と 杉本美智江 雨月 200307  
若葉風新入部員募集中 櫻井恭比古 帆船 200307  
大親指撫でて白樺若葉なり 阿部ひろし 酸漿 200307  
山若葉鳴くうぐひすはひとり者 伊藤一枝 酸漿 200307  
若葉風浮ぶボートを揺しをり 田家展子 酸漿 200307  
画眉鳥の若葉の森に声高し 田家展子 酸漿 200307  
チェンバロや若葉の森の音楽堂 川合八重子 酸漿 200307  
小社を見むと上りぬ若葉風 村田さだ子 酸漿 200307  
上堂の衣映えをり若葉雨 小島三恵 酸漿 200307  
弾みたる足音続きぬ蘆若葉 大谷茂 遠嶺 200307  
うらうらと若葉のこぼす日差しかな 柴田由乃 風土 200307  
対岸をSLの行く谿若葉 吉成美代子 あを 200307  
城山の天守若葉の盛りあがる 上岡末喜 築港 200307  
奈良町の三猿揺るる若葉風 浦松静子 築港 200307  
ブルドーザー爪の錆つき草若葉 岡田有峰 築港 200307  
詣で来て朝市のぞく若葉寺 小林美恵子 築港 200307  
若葉濃くルソーの世界かと思ふ 川口弘子 築港 200307  
修行僧歩幅きつちり若葉風 海老原信男 築港 200307  
目を閉ぢて若葉の精気浴びゐたり 美波治恒 築港 200307  
雨なれば雨に輝き樟若葉 吉川ハマ子 築港 200307  
複式となりしクラスや若葉風 森脇恵香 雲の峯 200307  
樟若葉命名絵馬に午下の風 阿波谷和子 雲の峯 200307  
礼砲に残る煙や若葉風 川瀬さとゑ 雲の峯 200307  
児はすでに手を振る仕草若葉風 黒崎よし江 雲の峯 200307  
この径を行けば蛇石谷若葉 長沼紫紅 200307  
森若葉沼あれば日の深く差し 真塩実 200307  
若葉風しばらく顔に甘えさす 梅森スミ子 200307  
見覚えは楠若葉のみ様変わり 品川鈴子 ぐろっけ 200307  
尨犬の鼻ぬれぬれと草若葉 竹下昭子 ぐろっけ 200307  
囲はれて神馬は蒼し楠若葉 遠野萌 200308  
刑務所の煉瓦の塀や樟若葉 芳賀雅子 遠嶺 200308  
珈琲の匂ふ館や若葉風 小阪喜美子 遠嶺 200308  
若葉光甲冑武士の勢揃ひ 三崎由紀子 遠嶺 200308  
若葉雨納屋を覗けば三輪車 小林恵子 遠嶺 200308  
史の人の像若返る若葉照り 岩崎憲二 京鹿子 200308  
若葉山百の思ひ出親子句碑 岩崎憲二 京鹿子 200308  
若葉雨茅葺宮に農耕絵馬 土田祈久男 200308  
長く組むジーパンの足若葉風 諸橋廣子 対岸 200308  
隧道の口塞ぐほど山若葉 鈴木一明 築港 200308  
小布施ゆく若葉の下に一茶の碑 寺尾とよ子 築港 200308  
御饌の櫃柏若葉をもておほふ 米倉よしお 雲の峯 200308  
若葉光ふるき銘酒の樽ひとつ 忽那保 雲の峯 200308  
吉報のメールで届く楠若葉 中谷喜美子 六花 200308  
美術館外は若葉の美術館 延川笙子 六花 200308  
二千年の時はめぐりぬ楠若葉 延川笙子 六花 200308  
ブロンズに若葉の風の美術館 延川五十昭 六花 200308  
鹿の子餅土ふみしめて楠若葉 延川五十昭 六花 200308  
病床の鏡に映る若葉かな 泰江安仁 百鳥 200308  
質蔵をまるごと包み蔦若葉 泰江安仁 百鳥 200308  
谿若葉いよいよ白き河原石 八木玲子 百鳥 200308  
山毛欅若葉はじけるやうに晴れにけり 植松安子 200308  
若葉寒いま海光に鳩翔たせ 松原ふみ子 200308  
膝を撫すことの一日若葉寒 坂田圭 200308  
再入院若葉横目に救急車 八木紀子 ぐろっけ 200308  
芦若葉泥の乾きし湾処かな 山村桂子 遠嶺 200309  
階多き月居山頂若葉風 山下美絵子 遠嶺 200309  
天下布武に美濃事始城若葉 間島あきら 風土 200309  
奔流を跨ぐ倒れ木若葉噴き 江木紀子 雨月 200309  
遠景の嶺々描く画帳若葉翳 井上三千女 200309  
我が母校建替る日や雨若葉 延川五十昭 六花 200309  
蔦若葉きりんの舌の届かざる 井村健一 百鳥 200309  
若葉へとキリンの舌の濃紫 徳永真司 百鳥 200309  
参道の夫婦杉葛若葉して 宮村操 築港 200309  
長椅子は何時も誰かが楠若葉 宮村操 築港 200309  
旧羅典神学校も若葉かげ 井上信子 200309  
がら空きの電車若葉の雨つづく 伊藤早苗 200309  
ふるさとを喜ぶ友や若葉風 丸田安子 酸漿 200309  
羊歯生ふる橅の古木の若葉かな 夏目満子 酸漿 200309  
雷伸の真つ赤な鳥居椎若葉 高橋千美 京鹿子 200309  
学生に紛れ歩めり栃若葉 坂田富佐雄 200309  
夫の忌の机辺翳なす窓若葉 香月公恵 200309  
楠若葉猫の寝ている行者道 川合まさお ぐろっけ 200309  
樹々若葉女人高野の塔包み 林とみお ぐろっけ 200309  
新人もエプロンつけて若葉風 島内美佳 ぐろっけ 200309  
神木のいま樟若葉樟落葉 嶋田一歩 ホトトギス 200310  
風若葉映して水の中揺るる 嶋田一歩 ホトトギス 200310  
若葉雨頭上明るき鳥のこゑ 三間菜々絵 遠嶺 200310  
赤げらのまのあたりとぶ橅若葉 加地芳女 雨月 200310  
岩抱く根の橅大樹若葉せり 加地芳女 雨月 200310  
胴に入る竹刀の音や楠若葉 柴田佐知子 200310  
不破の関強運の皇子に若葉光 山田をがたま 京鹿子 200311  
不破の関飛鳥へ続く若葉径 山田をがたま 京鹿子 200311  
橡若葉仰ぎ美穂女の忌なりけり 山田弘子 ホトトギス 200311  
産安社の閉ざされており若葉風 芦川まり 八千草 200311 若葉6→

 

2014年4月30日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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