若 葉 2      98句

昼寝して見せばや菴の若葉風    丈草

若葉  椎若葉  樟若葉  蔦若葉  若葉(植物名入り)  若葉冷

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
漆塗る刷毛が引き寄す若葉光 小川昭江 200007  
朝雲へリフト近づく若葉かな 阿部ひろし 酸漿 200007  
画眉鳥の声が占めけり若葉山 河内孝子 酸漿 200007  
稿終へて眼にしみとほる窓若葉 三輪慶子 ぐろっけ 200007  
参道の欅若葉を仰ぎたり 三輪慶子 ぐろっけ 200007  
尼御前の袱紗眩しき椎若葉 和田和子 馬醉木 200008  
若葉して嶺々は互ひに瞬きぬ 小澤克己 遠嶺 200008  
若葉朝日微塵に透しけり 宮田よりを 火星 200008  
中空に若葉の力鳥ゆがみ 宇田蓋男 海程 200008  
六甲の若葉を見たく染まりたく 宮地玲子 円虹 200008  
六甲の若葉にまみれゆく旅路 宮地玲子 円虹 200008  
悌をしづかに重ねゐる若葉 宮地玲子 円虹 200008  
六甲の若葉の風にゐるだけで 宮地玲子 円虹 200008  
若葉雨蛤御門に軒借りて 西田もとつぐ 俳句通信 200008  
七曲りして木曾谷の若葉風 高野清風 春耕 200008  
巫女舞の稽古はじめや楠若葉 堀井より子 春耕 200008  
六甲の嶺こそばゆき若葉風 鶴目鯛遊子 六花 200008  
遠き世の風音をきく楠若葉 水田清 200008  
木椅子おく若葉のかげのこまやかに 水田清 200008  
筆談の文字を正しく窓若葉 入野ゆき江 200008  
若葉寒辻芸人の帽の銭 安西可絵 200009  
いちまいの若葉となりて睡りたし 岩岡中正 ホトトギス 200009  
大欅若葉の下の老二人 波田美智子 火星 200009  
若葉風狐番する野鳥園 村瀬初実 春耕 200009  
若葉して金管楽器の一並び 柿原からす 船団 200009  
梓川風のテラスで若葉光 秋野火耕 船団 200009  
にこにこと山は若葉のかっぱ橋 秋野火耕 船団 200009  
つかみあひ諍ふ子等に若葉風 足利徹 ぐろっけ 200009  
ピアノ弾く音幼くて窓若葉 荒木治代 ぐろっけ 200009  
若葉風河馬の息つぎ待つ園児 恒成久美子 ぐろっけ 200009  
書庫は古き翳りに満ちて窓若葉 有動亨 馬醉木 200010  
大歯朶の若葉斑の子豚鳴く 中里カヨ 酸漿 200010  
等閑の賞味期限よ谷若葉 綾部あや 海程 200010  
御手植のいてふの古木若葉せる 大堀鶴侶 雨月 200010  
地下鉄の3号出口蔦若葉 中原幸子 遠くの山 200010  
若葉風背中見ていていいですか 中原幸子 遠くの山 200010  
道端の本の貸し借り樟若葉 中原幸子 遠くの山 200010  
青空の落とし穴をり山若葉 小林恵美子 船団 200010  
北からの着任便り若葉風 鶴濱節子 船団 200010  
血の宮の若葉明りの柩石 上崎暮潮 ホトトギス 200011  
日常やものみな足りて桐若葉 北原志満子 海程 200011  
机の前に座っておればみな若葉 立岩利夫 海程 200011  
天窓のように若葉の梢かな 水上博子 船団 200011  
あの言葉きっとやきもち楠若葉 三神あすか 船団 200011  
川面光るよ楠若葉光るよと思う 金子皆子 海程 200102  
獣らの闇ふくらみぬ若葉雨 宮嵜亀 船団 200102  
通学路楓若葉のシャワー浴び 朝倉晴美 船団 200102  
心臓は少し右寄り若葉風 児玉硝子 船団 200103  
嬰の足くびれて蹴れる若葉風 栢森定男 あを 200104  
熱き飯盛りて反りたる朴若葉 品川鈴子 船出 200104  
若葉雨尻艶やかに祭馬 西田もとつぐ 船団 200105  
影伸びてベンチ捉へし樟若葉 稲畑汀子 ホトトギス 200105  
抜け道は通行禁止郁子若葉 稲畑汀子 ホトトギス 200105  
窓高し桂若葉を映すとき 稲畑汀子 ホトトギス 200105  
若葉透け日の斑躍れば水光る 稲畑汀子 ホトトギス 200105  
地図に無きトンネル抜けて若葉道 稲畑廣太郎 ホトトギス 200105  
尉消えて若葉が闇をまとひそむ 朝妻力 俳句通信 200106  
まつすぐな若葉並木の昼休み 豊田都峰 京鹿子 200106  
この寺にこの若葉あり楽浄土 鈴鹿仁 京鹿子 200106  
メリーゴーランドの白馬が眩し若葉風 萩谷幸子 雨月 200106  
若葉から若葉へ雫常夜灯 森理和 あを 200106  
旧仮名の子らの作文若葉雨 山崎赤秋 春耕 200107  
飾られて若葉明りの平家琵琶 水原春郎 馬酔木 200107  
めとるなら気立て第一草若葉 牛田修嗣 200107  
庭若葉就中黐大樹かな 服部菰舟 雨月 200107  
若葉風鉄棒の足高く伸ぶ 森田ゆり 風土 200107  
若葉風少女が剣持ちて舞ふ 渡辺政子 俳句通信 200107  
里若葉時報につづくわらべ唄 阿波谷和子 俳句通信 200107  
若葉風ジーンズ似合ふ少女ゐて 柴田美佐子 いろり 200107  
若葉光大甕並ぶ土蔵前 横田和 春耕 200107  
春惜しむ若葉明りの弓道場 伯井茂 春耕 200107  
蚕の神の幣あたらしや若葉風 斉藤やす子 春耕 200107  
須磨寺の寺苑にありし若葉風 小田ひろ 円虹 200107  
公達の哀史をつつむ山若葉 小田ひろ 円虹 200107  
鳰亭へふたとせぶりや朴若葉 能村研三 200107  
若葉ごと汲む神水の力貰ふ 南敦子 200107  
膝の物はぎ取る平気若葉風 丸山佳子 京鹿子 200107  
千種川若葉の風の末広に 豊田都峰 京鹿子 200107  
若葉風一陣となり発つ城址 豊田都峰 京鹿子 200107  
誕生日若葉小紋を身に浴びる 村田冨美子 京鹿子 200107  
朴若葉蓋世の意氣高しとふ 中原道夫 銀化 200107  
副都心ビルを縫ひゆく若葉風 松本米子 あを 200107  
盛り上がる若葉前方後円も 中川濱子 ぐろっけ 200107  
どこからかショパンのワルツ若葉風 北畠明子 ぐろっけ 200107  
石段を雀がのぼる椎若葉 島玲子 風土 200108  
合歓若葉白秋塚に枝を延べて 石井邦子 酸漿 200108  
その朝の雫はじめは朴若葉 能村登四郎 200108  
陽の入りし柿の若葉のひんやりと 森賀まり 百鳥 200108  
石二つ積みて祀られ若葉風 薬師神和美 百鳥 200108  
童の姉が手を引く若葉風 柿澤喜三郎 百鳥 200108  
ウェディングベル谺して山若葉 大島寛治 雨月 200108  
大公望ならぶ濠端若葉風 山下功 春耕 200108  
雨に漏る落葉松若葉うつくしき 内田靖子 春耕 200108  
乙女等の胸元透けり若葉風 鷺谷浅子 遠嶺 200108  
若葉道年少組の手をつなぎ 叶多道子 遠嶺 200108  
詩の本に零るる若葉明りかな 土岐明子 遠嶺 200108  
ラケットを抱へる乙女夕若葉 土岐明子 遠嶺 200108  
若葉して木々のこぞりて囁けり 大久保恵美子 遠嶺 200108 若葉 3

 

2020年4月27日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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