若 葉 12   100句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
若葉風ことば捨てれば軽からむ 竹貫示虹 京鹿子 200905  
夜もすがら雨を鳴らせる若葉かな ことり 六花 200905  
浮彫の不動明王若葉風 坂上香菜 200906  
若葉照る国宝寺の匠技 池田加寿子 200906  
風渡るとき若葉揺れやまざりし 稲畑汀子 ホトトギス 200906  
じやんけんぽん石蹴り縄跳び若葉風 松葉よし江 200906  
一の滝若葉こぼるる日の射せり 阿部ひろし 酸漿 200906  
若葉闇不思議童子の立ち在す 阿部ひろし 酸漿 200906  
画眉鳥も高尾の若葉称へをり 阿部ひろし 酸漿 200906  
われも又「チェンジ」の年や若葉季 桂敦子 200907  
着信の「死もまた愉し」若葉騒 石寒太 炎環 200907  
若葉風つばさ濡れたる紙の鶴 榎本慶子 炎環 200907  
若葉風端にわれ居る生態系 三井つう 炎環 200907  
犬抱いてリフトに乗りし若葉山 吉田悦花 炎環 200907  
日に包まれて総立ちの街若葉 布川直幸 200907 笠間市友部町
若葉に雨や飯粒で封をして 荒井千佐代 200907  
渓若葉滝となりたき水逸り 渡辺昭 200907  
若葉風素手もて払ふ句碑の塵 岩永はるみ 春燈 200907  
若葉雨人のあとゆくこころあり 山尾玉藻 火星 200907  
若葉風震災前の地図持つて 大山文子 火星 200907  
若葉風つれて越えゆく分水嶺 豊田都峰 京鹿子 200907  
荒行の生みし聖や寺若葉 豊田都峰 京鹿子 200907  
若葉して風に力のありにけり 近藤節子 200907  
朝の日にかがよふ雨余の若葉かな 八木岡博江 酸漿 200907  
窓若葉雨も三日となりにけり 和智秀子 酸漿 200907  
庭若葉犬の散歩の友が寄り 杉本敏子 酸漿 200907  
濃き淡き若葉ゆらげり高尾山 冨田君代 酸漿 200907  
見上ぐれば若葉温るる中にをり 山崎澄子 酸漿 200907  
参道の若葉に映えて句碑並ぶ 掛江淳司 酸漿 200907  
窓をみな開けて若葉の小学校 片野美代子 酸漿 200907  
吾生きて若葉の雨を聴く窓辺 宮入河童 200908  
平和なる国の兵舎や若葉風 塩路隆子 200908  
蒲生野に若葉の風や相聞歌 池田加寿子 200908  
山鳩の声の寂しや若葉どき 杉本綾 200908  
鈍色の甍を包む若葉風 川崎利子 200908  
ぴくぴくと鯉の洗ひや若葉風 五十嵐勉 200908  
自転車の補助輪はづし若葉風 岡垣佳子 遠嶺 200908  
十能の古りし木の柄や若葉風 片岡啓子 遠嶺 200908  
さざめきは若葉の中の塒より 近藤紀子 200908  
息合はせ漕ぐタンデムや若葉風 藤原はる美 200908  
一輛の鬼太郎列車若葉風 鹿島釣人 炎環 200908  
若葉して連休前の生欠伸 大原貴彦 炎環 200908  
若葉風伎芸天女に立ちつくす 助口弘子 火星 200908  
若葉風幼の乗れる一輪車 海上俊臣 酸漿 200908  
浄心門若葉仰ぎつくぐりけり 大内恵 酸漿 200908  
若葉風遊女の塚に供華さはに 石井邦子 酸漿 200908  
いつの間に二人となりし若葉道 石井邦子 酸漿 200908  
友の家に画眉鳥鳴けり庭若葉 石井邦子 酸漿 200908  
雨上り若葉輝く朝の庭 富永レイ子 酸漿 200908  
若葉寒妹の起居に妣見たり 守屋井蛙 酸漿 200908  
若葉晴村社に能を舞ふ米寿 改正節夫 ぐろっけ 200908  
乳母車より嬰を抱き上ぐ若葉風 中谷葉留 風土 200908  
夕若葉指の太きは母ゆずり 金井裕子 風土 200908  
若葉風牛若丸の産湯碑に 丸山佳子 京鹿子 200908  
緋絨の武者あらはれよ里若葉 高橋道子 200908  
補聴器をゆつくりはづす風若葉 荒木甫 200908  
若葉風太郎次郎は大学生 竹下昌子 200908  
ケルトの水脈めぐる旅路や若葉風 平野加代子 春燈 200908  
目薬に若葉映して注しにけり 片山博介 春燈 200908  
山寺へ一歩一歩や若葉の香 松永紫浪 200908  
牛の声若葉揺らして届きけり 黒部祐子 200908  
若葉より青葉に移る山の色 内山芳子 雨月 200908  
用の無き電話娘にして若葉寒 内山芳子 雨月 200908  
電池替へ時計始動す窓若葉 山口まつを 雨月 200908  
養老の名に落つ水や谿若葉 西村操 雨月 200908  
若葉風さら地となりぬ生家あと 金子つとむ ろんど 200908  
慰靈堂燭とあらがふ若葉光 佐藤喜孝 あを 200908  
水渡り風は若葉を鳴らしをり 佐藤喜孝 あを 200908  
大山へ真向ふ風車里若葉 辰巳比呂史 200909  
中世ヘタイムスリップ城若葉 田中敬 200909  
寄り添ひし彫塑の鶴や若葉雨 山口裕子 万象 200909  
海陸ミカと唱へし習字若葉風 生方義紹 春燈 200909  
若葉して青葉して味噌汁二杯 陽山道子 船団 200909  
神鈴の二つを揺らし若葉風 加藤克 200909  
パンダナの少年艶めく若葉雨 鎌倉喜久恵 あを 200909  
若葉風木々のてつぺん過ぎゆけり 松本文一郎 六花 200909  
部員らで衣裳制作窓若葉 島内美佳 ぐろっけ 200909  
岳麓の若葉の風ヘバスを降り 川口利夫 ホトトギス 200910  
若葉してらふそく能を待つ古刹 川口利夫 ホトトギス 200910  
散髪を終へし帰りの若葉道 浅井青陽子 ホトトギス 200910  
修二会済み再び訪へる若葉季 中里カヨ 酸漿 200910  
リフト行く青葉若葉に囲まれつ 中里カヨ 酸漿 200910  
磐梯の若葉の香こそ濁りなし 水谷洋子 十進法 200911  
百態の新緑百態の若葉かな 柿沼盟子 風土 200911  
画眉鳥の訪れのあり庭若葉 田中きよ子 酸漿 200911  
なりひら寺傘にはづみし若葉風 村田冨美子 京鹿子 201001  
若葉風小さき用をこしらへて 坂場章子 201002  
若葉風父訪ふためのモノレール 坂場章子 201002  
職を退く節目迎へぬ若葉風 森清尭 末黒野 201004  
稲城野の空持ち上げて里若葉 稲畑廣太郎 ホトトギス 201005  
若葉風鳥語も染まりゆきにけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 201005  
アスファルト宥めて若葉雨となる 稲畑廣太郎 ホトトギス 201005  
文京区千代田区繋ぐ若葉風 稲畑廣太郎 ホトトギス 201005  
若葉して第二の故郷とぞ思ふ 稲畑廣太郎 ホトトギス 201005  
若葉風王朝装束身にまとひ 林日圓 京鹿子 201005  
安産鈴授く若葉に八咫烏 品川鈴子 ぐろっけ 201005  
箱庭の若木が競ふ若葉かな 秋田建三 201005  
峠路の残花若葉に呑み込まれ 中島玉五郎 201006  
やはらかき土のこぼるる若葉摘み 秋葉貞子 やぶれ傘 201006  
若葉光書斎の窓に溢れ来る 大橋敦子 雨月 201006 若葉 →13

 

2014年5月8日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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