若 葉 10      95句

をちこちに滝の音聞く若ばかな    蕪村

若葉  椎若葉  樟若葉  蔦若葉  若葉(植物名入り)  若葉冷

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
椎若葉やさしくなりぬ古墳道 早崎泰江 あを 200706  
日矢飛んで一点白き栃若葉 岡本眸 200706  
谿若葉斯かる早Pの石魚小屋 瀧春一 200706  
Pを照らす夕日に染みぬ朴若葉 瀧春一 200706 与P
香に立ちてゆふべの門の樫若葉 瀧春一 200706  
籠り居のひと日もおはる夕若葉 瀧春一 200706  
糞船に朝はポプラの若葉風 瀧春一 200706  
若葉照り素十の句碑の黒御影 田中芳夫 200707  
江戸を見し塔古りにけり若葉風 久本久美子 春燈 200707  
落人村のかづら橋揺る若葉風 向井芳子 春燈 200707  
山若葉渓青葉越え南行す 豊田都峰 京鹿子 200707  
飛梅の若葉へ天満宮の朱 布川直幸 200707 太宰府
撫牛の頭ばかりひかり梅若葉 布川直幸 200707 太宰府
若葉光沖の潮目のほどけたり 大山文子 火星 200707  
歯朶若葉寺へ八丁七曲り 岩下芳子 200707  
改修の若葉沈めの五重塔 能村研三 200707 中山法華経寺五重塔
窓若葉黒鍵のみのピアノ曲 栗原公子 200707  
モーツァルトを流す搾乳若葉風 吉武千束 200707  
蘆若葉思慮とは無粋なりしとも 小沢克巳 遠嶺 200707  
〓(木無)若葉美人林の名の如し 望月洋子 200707  
若葉風風林火山の旗にじやれ 折橋綾子 200707 川中島古戦場
花嫁に白髪一筋若葉風 高久清美 200707  
入院にいらぬ口紅若葉風 宮崎高根 200707  
遅刻とは若者のもの楠若葉 高橋道子 200707  
歯朶若葉底の見えざる車井戸 青山悠 200707  
露座仏を反り身で仰ぐ山若葉 齋部千里 ぐろっけ 200707  
若葉風を滑らせてゐる湖面かな ことり 六花 200707  
観音よりの風そよそよと萩若葉 大橋敦子 雨月 200707  
稚児の持つ綿菓子ゆがみ若葉風 石垣幸子 雨月 200707  
坊さまもリフトで下る若葉かな 大西まりゑ 酸漿 200707  
馬事公苑青葉若葉に光あり 瀬沼利雄 酸漿 200707  
若葉中名残の桑の一樹かな 小平恒子 酸漿 200707  
僧形と若葉のリフトにすれちがふ 荻原麗子 酸漿 200707  
辛夷はや一夜に若葉生れけり 小島三恵 酸漿 200707  
日を得ては白炎なせり若葉光 岡本眸 200707  
若葉寒この浜に拉致ありしとは 刈米育子 200708  
AB型今日は大吉若葉風 森下康子 200708  
急ぎ来て改札ピタパと若葉風 増田久美子 200708  
差し交はす樹々のトンネル若葉風 北川隆子 200708  
山若葉静寂を染めてをりにけり 塙告冬 ホトトギス 200708  
枝ごとに若葉は重し道標 鈴木朋魚 200708  
小諸いま若葉若葉の日なりけり 宇田喜美栄 200708  
若葉騒遊具の綱の逞ましき 木下もと子 200708  
理事長氏不意にあらはる若葉光 木下もと子 200708  
緊張に合はせる呼吸若葉風 倉持梨恵 200708  
御神体は若葉の山よ大鳥居 佐々木新 春燈 200708  
神紋の穀の若葉に雨しとど 佐々木新 春燈 200708  
若葉雨十六本の御柱 佐々木新 春燈 200708  
若葉雨下諏訪宿は坂の町 佐々木新 春燈 200708  
賜はりし歳時記を読む窓若葉 長谷仁子 春燈 200708  
目処挺子の左右に張られ若葉山 小澤克己 遠嶺 200708  
向学に燃えし日ありぬ蘆若葉 川口襄 遠嶺 200708  
蔦若葉二胡の演奏始まりぬ 今井松子 遠嶺 200708  
絵にしたきやうな館の葛若葉 大塚和子 遠嶺 200708  
八十の早起き若葉に手がとどく 中山純子 万象 200708  
師の句碑の白絹煽つ若葉風 中島知恵子 雨月 200708  
記念樹の橡の若葉の頼もしき 森脇貞子 雨月 200708  
萩若葉寺苑ひろらに見ゆるかな 出口賀律子 雨月 200708  
大仏の肩越しに燃ゆ若葉かな 東野鈴子 雨月 200708  
風流傘かざす舎人に若葉風 岩崎可代子 ぐろっけ 200708  
御料馬のひと声啼いて若葉光 永塚尚代 ぐろっけ 200708  
若葉光湖心の島へ手漕舟 内山けい子 200708  
水奔るところ風生れ歯朶若葉 灘秀子 200708  
溜めきれぬ光は撥ねて里若葉 湯川雅 ホトトギス 200709  
池の端に母恋ふわらべ葛若葉 次井義泰 200709 鏡池
修道院のぶだう若葉の眩しかり 亀田やす子 万象 200709  
霊水の若葉にそまる須磨なりし 谷村幸子 200709  
創建の巨柱展示す若葉照り 山田をがたま 京鹿子 200709  
快眠の朝の噴煙樟若葉 清水幸治 200709  
森中に海のさざ波若葉風 飛山ますみ 遠嶺 200709  
ふるさとのにほひ立ちけり若葉雨 鳥居恭宏 遠嶺 200709  
一斉に標高上ぐる山若葉 吉武千束 200709  
楠若葉鎮座の神も歌いだす 大空純子 ぐろっけ 200709  
移ろへる雲の影濃し若葉山 岡田章子 ぐろっけ 200709  
若葉風誤嚥予防に舌体操 中井光子 ぐろっけ 200709  
木漏日の行手誘ふ若葉道 大山妙子 酸漿 200709  
細やかな若葉の中に棗咲く 大山妙子 酸漿 200709  
若葉光享けてすつくと力塚 佐藤いね子 馬醉木 200710  
共に齢とる愉しさよ庭若葉 山田弘子 ホトトギス 200710  
萩若葉勢ひ春秋巡るかな 桑田永子 ホトトギス 200710  
雨こぼし櫻若葉のほぐれけり 川口崇子 万象 200710  
日本の道百選の若葉風 田村芳陽 200710  
蔦若葉物置小屋を囲ひたる 上原口チヱ ぐろっけ 200710  
若葉雨静けさにただひたりをり 宇佐美ゆき 酸漿 200710  
若葉風寄り道ばかりしてひとり 陽山道子 船団 200710  
日差し来て若葉萌えたつ小城下に 浅井青陽子 ホトトギス 200711  
近づけば山美しき若葉かな 高倉恵美子 200711  
そよろそろ風の平和な萩若葉 丸山冬鳳 京鹿子 200711  
森若葉切絵のごとき影を踏み 大川冨美子 ぐろっけ 200711  
菜二三料ると起てり夕若葉 真保喜代子 200801  
朝弥撒の鐘の鳴るなり島若葉 寺本妙子 200802  
幾年を若葉摘みける小笊かな 中貞子 200804  
若葉山べろっともそっと牛の舌 坪内稔典 坪内稔典句集U 200804  
若葉風子規虚子の町見下して 稲畑廣太郎 ホトトギス 200805  
丸ビルの外壁伝ふ若葉風 稲畑廣太郎 ホトトギス 200805 若葉 →11

 

2014年5月5日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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