冬至梅       20句

咲くやこの今を春べと冬至梅    季吟

  冬至  冬至粥  冬至湯  冬至南瓜  冬至梅  柚子湯  冬至柚子

作品
作者
掲載誌
掲載年月
冬至梅無傷の空の果てしなし 遠方靉 遠嶺 200404
香を焚き織部の壺に冬至梅 加賀富美江 遠嶺 200405
冬至今日梅一輪の咲き初むる 小山ナオ子 酸漿 200503
父の餉の刻を正しく冬至梅 柴田佐知子 200505
晩年の荷は軽くして冬至梅 高尾幸子 遠嶺 200803
「看護婦さん」と呼ばれし朝や冬至梅 山崎ゆき子 炎環 200902
冬至梅仏の夫に見せにけり 久米憲子 春燈 200902
粋すぢに通じぬ洒落や冬至梅 小澤克己 遠嶺 200903
奥山に日向のうごく冬至梅 松本桂子 201003
息継ぐは夢接ぐことや冬至梅 小澤克己 遠嶺 201003
冬至梅蘂凛としておさむの忌 新江たか ろんど 201003
一葉の凛々しき眉や冬至梅 岩井泉樹 春燈 201003
ゆつくりと一服したき冬至梅 片山茂子 遠嶺 201004
一葉の遺品小ぶりや冬至梅 清水美子 春燈 201103
冬至梅自愛の睡りもう一日 菅谷たけし 201104
石段を登る畑や冬至梅 天野美登里 やぶれ傘 201203
香をはこぶ生絹の風や冬至梅 菊地光子 201303
本尊は閻魔大王冬至梅 橋添やよひ 風土 201501
寺庭の清らに一枝冬至梅 飛田典子 末黒野 201704
リハビリに励む句友や冬至梅 久留米修二 馬醉木 201802

 

2020年12月23日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。