冬至南瓜      70句

鼻で割り冬至南瓜を象の喰ぶ    塩川みと

冬至  冬至粥  冬至湯  冬至南瓜  冬至梅  柚子湯  冬至柚子

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
ピントコナ亭主の冬至南瓜かな 児玉硝子 ヒッポ千番地 199905  
実篤展見て来て冬至南瓜煮る 山戸深雪 遠嶺 200004  
冬至南瓜スープに仕立て正餐に 三嶋八千穂 ぐろっけ 200004  
煮くづれて今年の冬至南瓜なる 宮津昭彦 200102  
貰ひたる冬至南瓜をいかにせむ 成重佐伊子 俳句通信 200102  
座り良き冬至南瓜を選びけり 営麻幸子 俳句通信 200102  
牛どちと分つ冬至の南瓜かな 香川はじめ 春耕 200102  
姿良き南瓜冬至に残しけり 小泉豊流 酸漿 200111  
栃餅に並べて冬至南瓜売る 春田淳子 春耕 200202  
仏壇に冬至南瓜の湯気あがる 小林螢二 春耕 200202  
道すがら冬至南瓜を求めけり 柳堀喜久江 春耕 200202  
大聖冬至南瓜を煮てゐたる 石脇みはる 200203  
冬至まで残す南瓜を据ゑにけり 宮本道子 酸漿 200203  
動かない冬至南瓜切る包丁 岡野峯代 ぐろっけ 200204  
冬至まで息つめてゐし南瓜かな 鷹羽狩行 200301  
トンガより来たる南瓜食ぶ冬至 五島富佐子 雨月 200301  
中七の冬至南瓜の動かざる 土井田晩聖 銀化 200301  
はしなくも冬至南瓜を斎の膳 堀内一郎 あを 200301  
四半分の冬至南瓜を山積みに 佐藤章恵 雲の峰 200302  
一人居に馴れて冬至の南瓜煮る 小泉豊流 酸漿 200302  
切り売りの冬至南瓜が店頭に 塩川雄三 築港 200402  
小さきもの選りて冬至の南瓜煮る 井関祥子 酸漿 200402  
冬至南瓜むかしは子供多かりき 吉田明 200403  
割れば肉分厚き冬至南瓜かな 鷹羽狩行 200501  
身をのせて冬至の南瓜切る夕ベ 三村武子 酸漿 200503  
戦後とはいつまで冬至南瓜割る 松原ふみ子 200503  
忌籠りの切つてまつかな冬至南瓜 淵脇護 河鹿 200503  
冬至南瓜海を渡って店頭に 上原口チヱ ぐろっけ 200504  
冬至南瓜いつもこの時笑ひごゑ 雨村敏子 200603  
買ひ忘れ来しは冬至のかぼちゃなり 博多永楽 雨月 200603  
老の身よ冬至南瓜に舌鼓 村越化石 200702  
冬至南瓜転がしておく庫裏の土間 三澤治子 万象 200703  
従兄弟煮に冬至南瓜の加はれる 宮津昭彦 200703  
鉈割りの南瓜を入るる冬至粥 本多佑子 200803  
はからずも旅先で買ふ冬至南瓜 小林恵子 遠嶺 200808  
小商人の冬至南瓜売り捌く 瀬川公馨 200902  
冬至南瓜厨は静かに片付いて 小林朱夏 200902  
ぶさいくな冬至南瓜飾りけり 戸田春月 火星 200903  
ほどほどの頑固さ冬至南瓜かな 鷹羽狩行 200912  
血を殖やすため食ふ冬至南瓜かな 神蔵器 風土 200912  
自転車に冬至南瓜が鎮座して 芝宮須磨子 あを 201002  
一品は冬至南瓜の小鉢かな 山口キミコ 201003  
凸凹の冬至南瓜の面がまへ 石脇みはる 201003  
赤道を越え来し冬至南瓜かな 岩下芳子 201003  
行き過ぎて冬至南瓜を煮る匂 波田美智子 火星 201003  
堂守に届きて冬至南瓜かな コ田千鶴子 馬醉木 201102  
いとこ煮の冬至南瓜デイケアに 長谷川としゑ ぐろっけ 201102  
でこぼこに生きたる冬至南瓜かな 石脇みはる 201103  
里からの冬至南瓜の大きかり 先崎きくよ 酸漿 201103  
気合込め冬至南瓜に刃を入るる 野村由美 201104  
腰入れて冬至南瓜に刃を立てり 蓮尾みどり ぐろっけ 201203  
四半分の冬至南瓜を炊きにけり 長久保郁子 かさね 201303  
冬至南瓜小鉢に添へし夕餉かな 鈴木撫足 春燈 201303  
冬至南瓜威張りて座せる厨かな 大文字孝一 春燈 201303  
冬至南瓜胃のなき夫にやはらかく 川上恵子 雨月 201303  
力込め冬至南瓜を切りにけり 中山静枝 201402  
冬至南瓜メキシコ産でありにけり 横田初美 春燈 201402  
運が付くと冬至南瓜を煮てをりぬ 小澤菜美 201403  
鉈で割る冬至南瓜の固きこと 井上あき子 ぐろっけ 201403  
うかれ出て冬至南瓜ころがれる 雨村敏子 201403  
冬至南瓜シンデレラ馬車の選にもれ 茂木なつ 春燈 201502  
買ひ置きの冬至南瓜に刃を入れる 久世孝雄 やぶれ傘 201504  
薬膳や冬至南瓜の添へられし 鈴木静恵 花こぶし 201508  
ま二つに冬至南瓜日の色す 橋本順子 201603  
尻撫でて冬至南瓜選びをる 前田美恵子 201603  
奥の間に冬至南瓜と骨箱と 中田禎子 201603  
ぞんざいに冬至南瓜の転がさる 正谷民夫 末黒野 201604  
山伏の定宿冬至南瓜出て 中島陽華 201604  
冬至南瓜楽しき齢でありにける 中貞子 201702  
鉈割りの冬至南瓜が種とばす 小松敏郎 万象 201704  
冬至南瓜小言納めの甘さかな 鈴鹿呂仁 京鹿子 201802  
冬至南瓜のこる命を載せて切る 壺井久子 馬醉木 201803  

 

2019年12月21日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。